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鞆の浦の観光スポットと5月に必見のイベントを紹介!

投稿日:2018年4月3日 更新日:

弁天島

鞆の浦はこじんまりした町ですが、見どころがいっぱいあります。通年楽しめるスポットからよそでは見られないユニークなイベントまで、一年中楽しめるのです。

また鞆の浦は知る人ぞ知る坂本龍馬ゆかりの地で、明治150年にあたる今年は特に注目を集める予感が…。今回は鞆の浦観光でおすすめのスポットと、5月に行われる必見のイベントをご紹介しましょう。

鞆の浦観光でおすすめのスポットは?

鞆の浦はJR福山駅から南へ14kmのところにあります。瀬戸内海国立公園を代表する景勝地で、穏やかな海に浮かぶ島々がとても美しい町です。

出発前にパンフレットを入手

鞆の浦へ出向く前に、福山観光コンベンション協会のホームページから観光資料をダウンロードしておくことをおすすめします。

ご自宅のプリンターがA4サイズまでなら、次にご紹介する観光案内所で現物も入手した方がよいでしょう。

観光のスタートはここから

鞆の浦観光のスタートに当たり、ぜひ立ち寄りたいのが鞆の浦総合おみやげセンター(ともてつバスセンター)。ここではマップや案内をもらったり、お店の方から耳寄りな情報を仕入れたりすることができます。

また、鞆の浦のお土産が数多くそろっていて、イートインコーナーも併設されています。

このマップは超おすすめ 表面は4つ折り状態でも見やすいレイアウト

裏面は分かりやすいイラストマップ(赤マークはお店の人が書きこんでくれたもの)

オールシーズンOKな歴史探訪コース

現在の鞆の浦は静かな漁港となっていますが古くは潮待ちの港として栄え、物流の中心が海運だった時代には大変な賑わいをみせていたのです。

東西の交通の要衝で商船だけでなく朝鮮通信使や琉球使節、オランダ商館長なども立ち寄る国際都市でした。頼山陽や坂本龍馬、三条実美など幕末ゆかりの人物も鞆の浦を訪れています。

町にはこんな看板も

龍馬談判跡(旧魚屋萬蔵宅・御舟宿いろは)

1867年にいろは丸が紀州藩の軍艦・明光丸と衝突して沈没した「いろは丸事件」のあと、事後処理のため海援隊と紀州藩の談判が何度か行われました、その場所のひとつがここ旧魚屋萬蔵宅で、現在はカフェレストラン兼宿屋となっています。

2001年までは呉服店が営まれていましたが老朽化が激しくなったため改装され、2004年に御舟宿いろはとして生まれ変わりました。

改修にあたっては、映画『崖の上のポニョ』の構想のため鞆の浦に滞在していた宮崎駿監督のイメージ画が使用されたのだそうで、2階の色ガラスが入った窓がとてもユニークです。

鞆七卿落遺跡(太田家住宅)

禁門の変で長州藩とともに都を追われた三条実美ら七卿が鞆の浦に投錨した際の宿所が太田家住宅で、旧保命酒屋の中村屋です。

2階建ての本宅と7棟の蔵からなる建物はいずれも国の重要文化財に指定されていて、三条実美が泊まった部屋や直筆の書などを見学できます。

三条実美は保命酒が気に入ったらしく「世にならす 鞆の港の竹の葉(保命酒)を かくて誉むるも めづらしの世や」という歌を遺しています。

★保命酒はどこで手に入る?

いろは丸展示館

いろは丸展示館は、国登録有形文化財となっている「大蔵」と呼ばれる江戸時代築の蔵を利用した施設です。

日本で最初の海難審判事故といわれる「いろは丸事件」で沈没したいろは丸の引き上げ物などが、沈没状況を再現したジオラマとともに展示されており、2階に再現された坂本龍馬の隠れ部屋にはリアルな龍馬人形が鎮座しています。

現在いろは丸を模した「平成いろは丸」が、鞆の浦と仙酔島を結ぶ市営渡船として運航しています。

常夜灯

いろは丸展示館のすぐそばにある常夜灯は、鞆の浦のシンボル。安政6年(1859年)年に造られ高さは5m、基礎石からの高さは10mもある江戸時代の石造りの常夜燈では日本最大級のもので、鞆の浦に上陸した龍馬も見たことでしょう。

江戸時代の港湾施設には「常夜燈」「雁木」「波止」「焚場」「船番所」の5つが備えられていましたが、現在すべてそろって遺っているのは唯一鞆港だけとなっています。

龍馬交渉場(對潮楼)

對潮楼は福禅寺の客殿で、ここでもいろは丸事件の賠償交渉が行われました。江戸時代の元禄年間(1690年頃)に造られたもので、福山藩の迎賓館としても使われ朝鮮通信使も訪れています。

座敷から眺める風景は素晴らしく、通信使の高官は「日東第一形勝(朝鮮より東で一番美しい景勝地)」と賞賛し、洪景海による「対潮楼」の書が遺されています。

なお、對潮楼に保管されていた「日東第一形勝」と「対潮楼」の額字を含む「朝鮮通信使に関する記録」6点は平成29年1にユネスコ記憶遺産に登録されました。

「日東第一形勝」と「対潮楼」の額字

まち散策だけでも楽しめる

鞆の浦のレトロな町並みを眺めながらの散策は、時間がゆっくりと流れるように感じられます。

レトロ過ぎるカフェ

時代劇に出てきそうなお家

タイムスリップしたみたい

町の中のポニョ?手作りの噴水です

人気の高い5月の必見イベント

鞆の浦にはユニークなイベントがたくさんありますが、今回は毎年5月に開催されている人気イベントをご紹介しましょう。

鞆の浦観光鯛網

鞆の浦はおいしい魚が味わえるところですが、ことに鯛が有名で「鞆の浦といえば鯛」といわれています。

鞆の浦に浮かぶ仙酔島・田の浦で毎年5月に開催されている人気イベント「鞆の浦観光鯛網」は、ここでしか見られないもので、観光資源にしたのは鞆の浦出身の森下仁丹創業者・森下博氏だそうです。

鯛網は鞆の浦で380年前に考案された伝統漁法で、2015年に福山市指定無形民族文化財となりました。船団を組んで鯛を追い込む勇壮な鯛網を観光船から見ることができ、引き上げられたピチピチの鯛はその場で購入できます。

2018年の開催は5月3日(木)~5月27日(日)で期間中は無休。開催時間は午前の部10:30~(日曜日・祝日のみ開催)・午後の部13:30~(開催期間中毎日開催)で、所要時間は約1時間40分です。

雨天決行ですが、荒天候時には中止することもあります。詳しくは、福山観光コンベンション協会(TEL:084-926-2649)まで。

福山鞆の浦弁天島花火大会

花火大会は通常夏場に行われますが鞆の浦では5月に開催され、瀬戸内に初夏を告げる風物詩となっているのです。

弁天島から打ち上げられる花火に照らしだされた町並みは、江戸時代の風情をより一層醸し出し、打ち上げ前には、地元の方々による伝統芸能「アイヤ節」が披露され、お祭りを盛り上げてくれます。

水中花火や仕掛け花火などの凝った演出で約2000発もの花火が打ち上げられるほか対岸には夜店が軒を連ねる、たくさんの見物客で大賑わいのイベントです。

開催時期は5月の最終土曜日で参加無料。詳しくは、福山市観光課の福山鞆の浦弁天島花火大会実行委員会(TEL:084-928-1042)までお問い合わせください。

★おすすめのランチ&駐車場情報

鞆の浦で歴史探訪と伝統行事を楽しもう

鞆の浦は時間がゆったり流れる町

古い町並みが残る鞆の浦は、2007年に美しい日本の歴史的風土100選にも選ばれています。江戸時代の町絵図に描かれた街路がほぼ現存しているため、当時の町絵図を見ながらの街歩きが可能なのだそうです。

こんな町は全国的にも珍しく、鞆の浦を訪れた人たちが初めての町なのに懐かしさを感じるのは、自然なことなのかもしれません。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【温故】です。

故きを温ねる?温める?いずれにしても、多くの町で失われてしまったものが遺されていることを喜びたいものです。

※今日はボタモチ、1個追加!

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若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
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