鞆の浦はこじんまりした港町ですが、見どころいっぱいの観光スポットです。グルメでは鯛がよく知られ「鞆の浦といえば鯛」といわれるほどなので、ランチで鯛料理をいただけるとうれしいですね。また車で訪れた場合に気になるのは、鞆の浦エリアの駐車場です。
今回は、鞆の浦観光で気軽に立ち寄れるランチにおすすめのお店と、駐車場の情報についてです。
鞆の浦観光でおすすめランチ
鯛茶漬けはぜひとも
鞆の浦は美味しい魚料理が食べられるところですが、特に鯛が有名です。
鞆の浦総合おみやげセンターが教えくれたおすすめのお店は「鞆の浦魚処 鯛亭」と「活魚料理 鯛めし 千とせ」。今回は千とせさんを訪れ、鯛茶漬け御膳と鯛そうめんをいただきました(ともに税抜き1,300円)。
鯛茶漬けはコマ醤油を絡めた鯛のお造りをご飯にのせて、熱いお出しを掛けるものです。身のしまったお造りに熱いお出しを掛けると湯引きしたようなぷりっぷりの食感になり、実に美味、
鯛そうめんは、ど~んと乗っかった鯛の頭が豪華な一品。別添えの鯛の出しがよくきいたタレと共にいただきます。
筆者の住む兵庫県には、揚げた鯛が入ったものと鯛の兜煮が入ったものとの2パターンの鯛そうめんがありますが、これらとはまた趣が異なる滋味深いものでした。
なお、千とせさんには駐車場が併設されています。TEL:084-982-3165・火曜定休(祝日の場合は木曜)。
見た目はタダの白飯!うずみごはんとは
聞くところによると、福山にはうずみごはんという郷土料理があるそうです。江戸時代の倹約政治にこっそりと逆らって、贅沢な具材をご飯に埋めて食べたのが始まりなのだとか。
お店によって埋まっているものは異なり、何が出てくるかは食べてのお楽しみ。鞆の浦でうずみごはんが食べられるのは「御舟宿いろは(TEL:084-982-1920・火曜定休)」と「季節料理 衣笠(TEL:084-983-5330・水曜定休)」の二箇所です。
「御舟宿いろは」のうずみ重膳(税込み1,850円)は鯛そぼろと旬の海の幸が埋まっています。一方「季節料理 衣笠」の鯛うずみ(税込み1,080円)は、鯛の切り身+鰹と昆布の出汁でいただくものです。共に駐車場があります。
鞆の浦の駐車場は空いている?
エリアに駐車場は4ヶ所
鞆の浦に駐車場は4ヶ所ありますが、収容台数は多くありません。また、鞆の浦の町なかは道幅の狭いところが多いので、できれば軽自動車での走行をおすすめします。地図と各駐車場の詳細を掲載しておきましょう。
鞆の浦第1駐車場
利用時間 |
24時間年中無休 |
駐車台数 |
35台 |
料金 |
8:00~17:00/30分毎100円 17:00〜8:00/1時間毎100円 夜間最大料金1,000円 |
鞆の浦第2駐車場
利用時間 |
24時間年中無休 |
駐車台数 |
20台 |
料金 |
8:00~17:00/30分毎100円 17:00〜8:00/1時間毎100円 夜間最大料金1,000円 |
鞆の浦駐車場
利用時間 |
24時間年中無休 |
駐車台数 |
25台 |
料金 |
8:00~22:00/30分毎100円 22:00〜8:00/2時間毎100円 |
広島県営鞆町鍛冶駐車場
利用時間 |
24時間年中無休 |
駐車台数 |
230台 |
料金 |
8:00~22:00/ 4時間まで1時間毎150円 4時間を超え7時間まで1時間毎100円 7時間を超える場合1,000円 22:00〜8:00/1時間毎100円 |
筆者が利用したのは鞆の浦駐車場ですが、前の道は一方通行でかなり細いうえ交通量は多くなっています。駐車場への出入口もタイトですが、3ナンバーの車が普通に入っていました。
なお、駐車場の空き情報は広島県ホームページの「鞆の浦周辺 公営駐車場情報ページ」で確認できます。
イベント開催時はバスがおすすめ
マップをご覧になるとお分かりの通り、収容台数が最も多い広島県営鞆町鍛冶駐車場は鞆の浦の町から少し離れています。観光に便利な町なかの駐車場は、合わせて80台と手狭です。
各駐車場とも、花火大会などの大型イベントの際にはすぐに満車となってしまいます。当日は各地に臨時駐車場が設けられますが、地理に明るくないと分かりづらく交通規制もあるため、バスを利用されたほうが無難でしょう。
なお、2018年3月21日(水・祝)~11月25日(日)の土・日・祝日には定期観光バスとして、JR福山駅から午前9時に日本最古クラスのボンネットバスが走ります。詳細はトモテツバスのホームページでご確認ください。
お帰りはグリーンラインがイチオシ
鞆の浦観光のシメには美しい夕日を
大きなイベントがなければ、やはり車が便利です。そして、お帰りはぜひともグリーンライン(県道251号線)をご利用ください。
グリーンラインは水呑町洗谷から鞆町後地まで約14kmのドライブコースです。瀬戸内の多島美や四国山脈を満喫できますが、脇見運転にはご注意を。熊ヶ峰から眺める夕暮れの尾道水道は特に美しく、車を停めて撮影スポットとしてもおすすめです。
なお、グリーンラインは残念ながら二輪車では通行できません。また、23時から翌5時までは自動車も通行禁止となっているのでご注意ください。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【幸】です。
食いしん坊の筆者は、美味しいものに目がありません。特に海鮮が大好きで、ロクに泳げなくても海の幸をいただける幸せをおいしさと共に噛みしめているのです。
※今日はボタモチ、2個追加!
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