社会生活

土俵の女人禁制は時代錯誤の男尊女卑 伝統と人命どちらが重い?

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土俵で市長が倒れたのに為す術もなかった男性たちの間に割って入り、心肺蘇生を施した天晴な女性に対して称賛の声があがりました。一方、この女性に対して土俵を降りるよう促したアナウンスがあり、非難の声が寄せられました。

この一件で「女人禁制は時代錯誤の男尊女卑ではないのか」という議論が再燃しそうです。はたして女人禁制は差別なのか、相撲は昔から女人禁制なのか、その辺りについて探ってみましょう。

土俵の女人禁制は時代錯誤?

まずは女性が土俵に上がった問題のシーンをご覧ください。

動画の46秒辺りから女性に対して土俵から降りるように促すアナウンスが連呼されています。これを受けて非難の声がネットに寄せられました。

その後、日本相撲協会の八角理事長は「行司が動転して呼びかけたもの」コメント、不適切であったことを謝罪しました。

倒れた多々見市長はくも膜下出血と診断され、術後の容体は安定しているものの1ヶ月の安静と入院が必要だとのことです。命に別状がなかったのは、心肺停止に陥った市長に対して女性が適切な処置を行ったからにほかなりません。

★心肺停止からの蘇生は1分1秒を争う!

土俵の女人禁制は男尊女卑?

土俵に女性はタブー

相撲はスポーツではなく神事であるため女人禁制となっており、これまでも土俵に上がって表彰しようとした女性官房長官や女性知事の願いが退けられた経緯があります。これを受けて当時も男尊女卑ではないかという批判が多く寄せられました。

しかし、表彰は名代として男性を使えばすむことなのだから、この辺りまでは目くじらを立てるほどのことではないのでは?宝塚歌劇団に男性が入るなんてありえないのと同じようなことですね。

しかし人命が掛かっている緊急事態に、救助活動を行っている女性に対して土俵を降りるように促したことに非難が集まるのは当然のことでしょう。

わんぱく相撲も決勝戦は女人禁制

わんぱく相撲の地方予選で優勝した女の子が、国技館で行われる決勝戦に出場できないという「事件」がありました。

決勝に出られないのなら、はじめから女の子を出場させなければいいように思いますが、地方大会はでは女の子の出場も認めているのだそうです。主査側としては、女の子が優勝することは想定外だったのかもしれません。

土俵の女人禁制は伝統?

土俵は昔から女人禁制だった?

そもそも土俵は昔から女人禁制だったのかというと、そうではなかったようです。

『日本書紀』には、宮中の女官が相撲をとったのが始まりと記されています。また、戦前まで女相撲の興行もあったのだとか。

このように、かつては女性が土俵に上がって相撲をとることは禁止されていなかったのです。

なぜ女性だとダメなの?

なぜ女性がダメなのかというと、神道では血は「けがれ」とされており、生理がある女性をタブー視するようになったのだそうです。

でもそれなら元大関・千代大海の断髪式で、当時67歳のお母さんが土俵に上がれなかったのは不思議です(すでに閉経しているはず)。

おそらく女性を退けるようになったそもそもの理由は、女性がいると男性の煩悩や甘えが増長されて修行に専念できなくなるからではないか?と、筆者はにらんでいるのですが…。

伝統は大事かもしれないけれど

伝統は世に連れて

伝統は守る人がいなくなれば消えてゆくものです。伝統を守るために個人の自由意思が犠牲になることもあったでしょう。しかし、人命により重い伝統は現代社会では認められないものです。

これまでにも日本相撲協会はいろいろと問題提議?をしてくれていますが、今回の一件は相撲界だけに留まらない問題提議になるのではと思います。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【理不尽】です。

何でもかんでも理屈に合わなければ認めないというのもどうかと思いますが、「ダメなものはダメ」で押し通す理不尽は通りにくい世の中になってきたようです。

※今日はボタモチ、1個追加!

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プロフィール

若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
そんなボタモチたちを集めたのがこのブログです。稔り多い人生を祝う「祝活」を目指す日々が、ボタモチとなって棚の上に積み上がり、いつかナイスなタイミングで落ちてくるかも?

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