国宝・世界文化遺産の姫路城は「八方正面」と言われる、どこから見ても美しいビジュアル系なお城です。四季折々のよさがありますがやはり桜の時期は格別で、桜色に煙る幻想的な美しさは必見。今年の桜は早く、姫路では3月31日に満開となりました。
今回は満開の桜のなかを散策して見つけた、入場料のいらない撮影スポットや見頃とお花見ポイント、ライトアップ情報などをご紹介しましょう。
姫路城と桜の撮影スポット
姫路城はどこから見てもそれぞれにいいのですが、お花見の頃は大勢の人が歩いているのでのんびり撮影ポイントを探すのは難しいと思います。
そこで、比較的位置取りが簡単で見栄えのする写真が撮れるスポットをご紹介しましょう。
《桜門橋西側の内堀》
石垣沿いの桜が美しいスポット、和船がのんびり巡っています。
《千姫ぼたん園手前の女坂》
千姫ぼたん園の手前にある女坂は絶好の撮影ポイントですが、お城に入場する人たちは気づかすに素通りしがちです。
《石垣と狭間を見上げる》
マニア向け?石垣と狭間が主役になる撮影ポイントです。
《人気の赤い橋とのコラボ》
姫路動物園内にある赤い橋の名前は「城見橋」。橋の上からもお城がよく見えますが、橋を取り込んだ写真を撮るにはこちらからどうぞ。
《城見台公園》
結婚式の前撮り中?この辺は意外と観光客が少ない穴場です。台の上に登ってお城を背景に記念撮影などいかが?
夕映えの姫路城
お城に向かう人が多いためか、この当たりも比較的人が少なくなっています。夕映えの姫路城を撮りたいならぜひこちらへ。
《イーグレひめじ屋上展望台》
天守周辺だけでなく翼を広げたような姫路城の全景を取りたいならココから。障害物ゼロの超おすすめスポットです。
姫路城の桜 見頃とお花見スポット
姫路城周辺のお花見イベントが4月初旬に設定されているように、例年桜の見頃は4月に入ってからですが、今年は早く咲いてしまってもう散り始めています。
自然を相手のことなので仕方ありません。気を取り直して写真撮影の合間でもお花見が楽しめる、桜が美しく見える散策ポイントをご紹介しましょう。
《お堀に映り込む桜が美しい》
お堀に映り込む桜がとても美しいスポットです。
《芝生の上でひと休み》
東御屋敷跡公園の桜並木は見応え充分で、芝生のうえでお昼を頂きながらお城も見えるおすすめのポイントです。
《姫山公園沿いの内堀》
桜がもう散ってしまっていました…例年なら堀に沿って桜色の帯が見られるスポットです。
《輝く桜と水面》
お堀の水面で反射した陽の光が桜を照らしています。
《中堀沿いの散策路》
この辺りまで来る観光客はほとんどいないようです。静かに桜を愛でたい方におすすめ。
姫路城と桜 ライトアップの時期は?
2018年に開催される姫路城のライトアップをご紹介します。今年は桜があまり残っていないかも…。
姫路城夜桜会
普段は入ることのできない夜の西の丸庭園が無料開放され、ライトアップされた夜桜と姫路城の幻想的な風景を楽しめます。
4月3日(火)~8日(日)18~21時(入城は20時30分まで:無料)
好古園夜桜会
お庭が大変美しい好古園。日暮れとともにライトアップされ、さらに魅力が増した景色が見られます。
4月6日(金)~8日(日)9~20時(ライトアップは日暮れから・入園は19時30分まで)
入園料:大人(18歳以上)300円/小人(小・中学生、高校生)150円
なお、併設のレストラン「活水軒」では夜桜会の期間のみ特別料理「さくら御膳」(税込み2,570円)が頂けます。
1日20食限定・3日前までに要予約、夜のみの料理で7日はすでに完売だそうです。営業は19時30分まで(オーダーストップ19時)お問い合わせはTEL:079-289-4131まで。
姫路城と桜は被写体として最高
あなただけのスポットを見つけてほしい
筆者おすすめの撮影&お花見スポットをご紹介しましたが、これ以外にも姫路城周辺には絶景スポットがいっぱいです。
ぜひ、実際に姫路城周辺を歩いてあなただけのお気に入りスポットを見つけていただければと思います。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【桃源郷】です。
咲いているのは桜ですが、色が似ているからいい?こちらは毎年訪れることができるはずのところです。元姫路市民として、幕末~明治・前の戦争の危機をかいくぐってお城を遺して下さった人たちには感謝しかありません。
※今日はボタモチ、1個追加!
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