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認知症予防に人付き合いと趣味は必須?苦手なら対処法は?

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人間関係

認知症予防に対する研究はさまざまな方面から行われ、栄養・運動・脳トレ関連などでは多くの商品が販売されてもいます。

しかし、もっと効果の高いものとして「人付き合い」と「趣味」が強く推奨されているのです。ひとりでいるのが好きな方や、これといった趣味がない方にとっては、気になる話ですね。

今回は、人付き合いが苦手な方や趣味がない方へ向けての認知症予防についてです。

認知症予防に人付き合いと趣味は必須?

認知症予防には「人付き合い」と「趣味」が効果的

認知症を予防する方法として、食事や運動以外にも「生活を楽しむ活動」と「人との交流」が効果的ということで、高齢者向けの交流の場がさまざまに設けられています。

筆者の仕事もそのひとつで、たくさんの高齢者の方々が集われているのですが、参加されているのは圧倒的に女性が多いのです。

無趣味で孤独な男性が危ない?

「人付き合いが苦手」「趣味がない」という方は男性に多くみられ、このような方々は家にひとりでこもりがちになることが多いようです。

家にこもりがちだと認知症の発症率が高くなるという調査結果もあります。

筆者のところにも、旦那さんに趣味を持たせられないものかと奥さんが相談に来られたり、地域のお世話役の方が、奥さんに先立たれた男性を連れてこられたりしています。

人付き合いが苦手な場合の対処法

苦手なことは苦痛なだけ

「人付き合いが苦手」という方に対して、よくある大勢の方を対象としたイベントなどでは、残念ながら力が及びません。

ひとりで静かに過ごしていたいという方にとっては、大勢の人が集まっているところに身を置くことだけでも、苦痛が大きいからです。

人との交流のメリットは?

人との交流が認知症予防として勧められるのは、さまざまなメリットがあるからで、他人とのかかわりは脳にたくさんの刺激を与えてくれます。

相手のことを考えながら自分の行動を決めるという双方向的な思考や、いろいろな人の考えに触れることで新しいモノの見方を獲得でき、感情や感性が豊かになってゆくのです。

少しずつ無理なくできることから

人付き合いが苦手な方には、ひとりで気軽に始められることからスタートしてほしいと思います。

いきなり大勢の人とではなく、少数の人となら無理なくお付き合いできるのでは?趣味を通して心安くなった方となら、少しずつ交流を深めてゆけるかもしれませんね。

間接的なコミュニケーションでもOK

人付き合いが苦手でもコミュニケーションは可能です。例えば読書は作者との対話でもあります。

また、DVD鑑賞も単に受身で見るのではなく、登場人物の感情のひだを読み取ったり共感したりすることができれば、コミュニケーションの効果は得られるのです。

人付き合いが苦手なら、間接的なコミュニケーションから始めてみてはいかがでしょうか?

認知症予防には趣味を!

人付き合いが苦手な男性におすすめしたい趣味は、料理と詰め将棋です。

どちらもひとりで気軽に始められるにもかかわらず奥が深いものなので、きっとハマってしまいますよ。

料理にチャレンジしてみよう

実は料理は男性向き

かつては『男子厨房に入らず』などと言われていましたが、プロの料理人はほとんどが男性です。つまり、男性は料理に向いているということ。

料理はとてもクリエイティブな作業です。五感を大いに刺激してくれるため、脳トレ効果がとても高いものなのです。

自分で料理をするようになると、食事への関心が高くなり健康的な食生活を送ることができるようにもなります。いいことずくめですね。

鯖のカレー煮はいかが?

料理などしたことがないという方でも簡単にできる鯖のカレー煮のレシピをご紹介しましょう。

認知症予防に効果が高いといわれている、鯖・玉ねぎ・カレー粉を使っています。

【材料】

鯖水煮缶・玉ねぎ・カレー粉・しょうゆ

【作り方】

  1. 玉ねぎを食べやすい大きさに切ります。
  2. 鍋に切った玉ねぎと鯖水煮缶(汁ごと)を入れます。
  3. カレー粉大さじ1杯をふりかけ、しょう油を少し加えます。
  4. フタをして玉ねぎが好みの加減になるまで加熱すればできあがり。

これができれば、島耕作シリーズでおなじみの漫画家・弘兼憲史氏のレシピ本にチャレンジしてみては?

【簡単にできるレシピ本!『弘兼流 60歳からの楽々男メシ』】

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地域の料理教室に参加してみよう

各自治体では、男性向けの料理教室が催されています。地域の広報やホームページで募集されているので、一度参加してみてはいかがでしょうか?

集まっているのは料理に関心がある方ばかりだし、男性限定だから参加しやすいと思います。

楽しければ何度か参加してみてください。自然に顔見知りが増えて、言葉を交わせる仲間が見つかるでしょう。

詰め将棋ならひとりでできる

将棋の相手を探すのは大変

将棋には相手が必要ですし、棋力が伯仲した相手でないとあまり楽しくありません。

しかし、それでなくても人付き合いが苦手な方が、適切な相手を見つけるのは難しいことではないかと思います。

おすすめは詰め将棋

そこでおすすめなのが詰め将棋。多くのプロ棋士が詰め将棋の本を出しているので、好きな棋士のものを選ぶとよいでしょう。

また、1手詰めの本もあるので、初心者の方やこれから将棋を始めてみようという方でも、楽しみながら腕を上げてゆくことができます。

【覚えたての初心者でも大丈夫!1手詰ハンドブック】

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1手詰ハンドブック [ 浦野真彦 ]
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マイペースで楽しめる詰め将棋

詰め将棋は出題者の意図を読みながら適切な手を探っていくものです。

目の前にリアルな対戦者はいませんが、出題された問題を解くことは、出題者との間接的な対話といえるのではないでしょうか?

ネット将棋と違い、自分のペースで楽しめることも大きな魅力ですね。

将棋を見に行こう

将棋を楽しめるようになったら、将棋まつりや対局イベントを見に行かれてはどうでしょうか?

日本将棋連盟のホームページには、各種イベント情報が掲載されていて、筆者の居住地の近くでも開催されていてます。

見るだけなら申込みなどは不要なので、気軽にふらっと立ち寄ってみることをおすすめします。

参考【将棋を始めようと思ったら】

人付き合いの苦手な男性の認知症予防・・・まとめ

楽しめることが一番

認知症予防はリハビリではありませんので、続けるためには楽しみながらやれることが重要なポイントとなります。

いくら効果があると言われても、楽しくないことを無理してやるのはストレスになって、かえってよくありません。

ひとりでできる楽しみを見つけることから、ぼちぼち始めてみませんか?

今日のボタモチ

今日のボタモチは【迂回】です。

苦手を克服するには多くのエネルギーが必要ですね。苦手にはガチで対決せずに、横手や裏手から回ったほうが効果的ではないかと思います。

※今日はボタモチ1個追加!

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プロフィール

若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
そんなボタモチたちを集めたのがこのブログです。稔り多い人生を祝う「祝活」を目指す日々が、ボタモチとなって棚の上に積み上がり、いつかナイスなタイミングで落ちてくるかも?

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