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兵庫陶芸美術館で楽焼絵付とお抹茶体験!虚空蔵のランチやアクセスも

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先日兵庫陶芸美術館で行われたワークショップ、「楽焼絵付とお抹茶体験」に参加しました。自分で絵付した楽焼茶碗でお抹茶をいただくというユニークなイベントで、定員の3倍近い応募があったそうです。

今回はイベントのレポートと、生パスタが人気のレストラン「虚空蔵」のランチやアクセスも紹介します。

兵庫陶芸美術館の楽焼絵付体験レポート

絵付以外はおまかせだから初心者でもOK

兵庫陶芸美術館では、さまざまなワークショップを開催しています。今回の「楽焼絵付とお抹茶体験」では素焼きの茶碗があらかじめ用意されており、焼成も陶芸の専門家がやってくれという初心者向けのものでした。

陶芸の心得がなくても楽しめるうえお抹茶もいただけるとあって、定員16名のところ40名近くの応募があったそうです。めでたく当選した筆者は、連れの2人とともに意気揚々と参加しました。

楽焼絵付は釉薬を使った本格派

最近は、楽焼絵付体験ができるイベントがあちこちで開催されるようになりました。

全くの初心者でも楽しめるようにと、扱いやすいマーカーや筆ペンで絵付するスタイルが多いようですが、兵庫陶芸美術館のワークショップ「楽焼絵付とお抹茶体験」では、楽焼用の釉薬を筆で塗るという本格派です。

マーカーや筆ペンでの絵付けでは塗った色に近い色に焼き上がります。けれども釉薬を使った絵付けは塗ったときの色のように焼き上がらず、イメージ通りに仕上げるのはなかなか難しいものです。

塗りが薄いと色が出ず、かといって厚塗りしすぎると流れてしまいます。描いたはずの線が焼くと消えてしまったりする反面、思いもよらない素敵な色合いに仕上がったりすることもあり、陶芸の奥深さを垣間見たように思えました。

▼仕上がりの色が連想できるのは黒だけ

それなりに味が出る焼き上がり

筆者は白地に織部で丸を3つ描き、その中にそれぞれ書体を変えた「寿」の文字を入れてみました。ところが焼き上がると文字はひとつしか残っておらず、あとのふたつは流れてしまったようです。

流れた部分の色はとてもいい感じに仕上がっていたし、茶碗の正面がよくわかるようになったしで、よかったのかも?と思うことにしましょう。

▼楽焼窯で焼成中の楽焼茶碗

開館15周年記念特別展をギャラリートークとともに鑑賞

お昼休みのあと、開館15周年記念特別展「TAMBA NOW⁺ 2020」を学芸員のギャラリートーク付きで鑑賞。年代で丹波焼の作家を区分しての展示は、世代ごとの傾向や特徴が表れた構成となっていました。

平成29年に日本六古窯のひとつとして日本遺産に認定された丹波焼ですが、はじまりは平安末期ごろで、窯の中で焼く間に降りかかる薪の灰が溶けた自然釉の萌黄色が特徴でした。

その後、鉄分の多い化粧土による赤茶色の実用品を経て、栗皮釉や石黒釉などをほどこした焼き物が生み出されました。

さらには白い化粧土に彩色を加えるなど多彩な技法を取り入れた焼き物も作られるようになり、現在に至っています。

▼進化を続ける丹波焼

お抹茶は気軽な立礼で

お抹茶体験は敷地内にある茶室「玄庵」で行われ、形式は椅子に座っての立礼でした。

好きな作家さんの茶碗と自分で絵付した茶碗で2回、篠山の人気和菓子店「諏訪園」から取り寄せたお菓子付きで、お抹茶をいただきます。

自分で絵付したオリジナルの茶碗で気軽にお抹茶を楽しんでほしいというコンセプトで企画したそうで、簡単な作法から抹茶の点て方まで丁寧にレクチャーしてもらえました。

▼自作の茶碗でいただくお抹茶は格別

併設レストラン「虚空蔵」は生パスタが人気

兵庫陶芸美術館の「虚空蔵」は、もっちりした食感の生パスタが人気のレストランです。

自前の畑で採れた無農薬の野菜を使った多彩なメニューがそろっていますが、ランチなら選べるトースト・生パスタ・ドリンクに前菜とデザートがセットになった「虚空蔵ランチ」がおすすめ。個性的な丹波焼の器も楽しめます。

▼虚空蔵ランチの前菜

▼生パスタはシーフードトマトソースをチョイス

なお、美術館の周辺にもレストランやカフェなどの飲食店がありますが、車がなければアクセスしづらいところが多いようです。

兵庫陶芸美術館のアクセスと詳細

アクセスは車が便利

兵庫陶芸美術館へのアクセスは、車が便利です。

舞鶴若狭自動車道の三田西ICより約15分/丹南篠山口ICより約20分、中国自動車道の滝野社ICより国道372号を東へ約30分、阪神方面からなら国道176号の三田市四ツ辻信号を左折約15分で到着、駐車場は無料です。

本数は少なめですが、公共交通機関も利用できます。JR福知山線「相野」駅から神姫グリーンバス「兵庫陶芸美術館」「こんだ薬師温泉」「清水寺」行きに乗車すれば、約15分で兵庫陶芸美術館前に到着します。

兵庫陶芸美術館の詳細

  • 住所:丹波篠山市今田町上立杭4
  • 電話:079-597-3961(受付時間10:00~17:00)
  • 開館時間:10:00~18:00
    ※GW期間と夏季は時間延長、いずれも入館は閉館の30分前まで。
  • 休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)・年末年始(12/31-1/1)

兵庫陶芸美術館で陶芸の魅力にふれてみて

楽焼絵付体験で自分だけの茶碗ができた

焼き物を思い通りに仕上げることはプロでも難しいものらしく、初心者の楽焼が不如意な仕上がりとなることは無理からぬことのようです。

ところがだんだんと、いびつなところも悪くはないような気がしてきて、これがオンリーワンの力というものでしょうか?

兵庫陶芸美術館では、企画展示にあわせてさまざまなワークショップを開催しており、陶芸の魅力を広く発信しています。のどかな陶芸の里で、アートな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

▼なんと来館記念スタンプまで焼き物

今日のボタモチ

今日のボタモチは「まさか」です。

計算機のおかげで、事前にさまざまなシミュレーションを行えるようになりました。しかし想定外の世界はまだまだあるようで、「まさか」からは逃げおおせるものではないのかもしれません。

※今日はボタモチ、1個追加!

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プロフィール

若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
そんなボタモチたちを集めたのがこのブログです。稔り多い人生を祝う「祝活」を目指す日々が、ボタモチとなって棚の上に積み上がり、いつかナイスなタイミングで落ちてくるかも?

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