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富久錦の「ふく蔵」でランチ!加西の米で醸す蔵の木桶も見学

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富久錦は加西市三口町にある純米蔵で、地元の米を使った純米酒を社員さんたちが醸しています。フラグシップショップ「ふく蔵」2階のレストランも盛況で、すぐに売り切れてしまう「ふく蔵弁当」を今回、やっといただくことができました。開催中の蔵見学の様子も、合わせて紹介しましょう。

「ふく蔵」で人気のランチを

「ふく蔵」の建物はかつての仕込蔵

「ふく蔵」は、純米蔵「富久錦」のフラグシップショップです。建物はもともと仕込蔵だったそうですが、震災を機に改装。ショップ・ギャラリー&和食レストランとして生まれ変わりました。

▼かつて使われていた釜

▼往時がしのばれる立派な柱と梁

地元・播磨の食材を中心に、素材の味を活かした美味しい料理を提供しているレストランは盛況で、数量限定の「ふく蔵弁当」と「今月の季節限定膳」は、すぐに売り切れてしまいます。なお、夏季には期間限定で仕込み水のかき氷もあります。

▼人気の「ふく蔵弁当」

▼300円追加でデザートも

お弁当の内容は以下のとおりです。

  • 和風ローストビーフ
  • ポテトサラダ
  • 明石だことズッキーニのオーブン焼き
  • 夏野菜の揚げびたし
  • すき昆布の薬味和え
  • セロリときゅうりのごま酢みそがけ

お弁当には夏野菜がふんだんに取り入れられています。デザートは酒蔵らしく麹や熟成純米酒を使った自家製スイーツです。スイーツはショップでも購入できるので、お土産にぜひどうぞ。

レストランは予約優先ですが、当日席も確保してくれています。レストランの営業開始時間までに受付名簿に記名しておけばスムーズに入店できる確率が高くなります。

とはいえ12時ごろには満席になって長時間待たなければならないようで、やはり予約が確実でしょう。

試飲もできるショップでお酒選び

ふく蔵のお酒が販売されているショップでは、常時数種類のお酒が試飲できます。車で訪れて試飲できない残念な方には、お店の人が味わいやおすすめの温度帯など、詳しく教えてくれるのでぜひ尋ねてみてください。

純米原酒で作られたフルーティーな梅酒や柚子酒も試飲できますよ。なお、限定酒はいずれも販売量が少ないためすぐ売り切れてしまうので、早めに注文されることをおすすめします。

純米酒仕込みの梅酒を自分で作りたいなら

ギャラリーでの展示もぜひ見たい

1階奥のぎゃらりーでは、おしゃれな雑貨やアート作品の展示・販売が随時開催されています。筆者が訪れたときは、にじゆらの手ぬぐいや播州織ブランド「hatsutoki」のパラソルなどが並んでいました。

7月には木製雑貨の展示販売と、ガラスと鉄の作家さんと工房がコラボした展示が予定されていまる。

「富久錦」で蔵見学

富久錦は創業180年の小さな酒蔵

富久錦は、天保10年(1839年)に創業した純米蔵です。社員さんたちが加西産の米と蔵の井戸水を使い、伝統的な酒造りの技と現代的な手法を融合した酒造りを行っています。

果実のような風味の低アルコール酒「Fu.」や、グルメ誌でもよく取り上げられる新ブランド「純青」など、米の味わいを活かしたお酒が人気です。

日本酒は全て純米酒

富久錦の日本酒は全て純米酒です。地元加西市の契約農家さんとともに育てたお米を使い、手造りで丁寧に醸します。昔ながらの醸造法である生酛造りにも取り組みながら、時代に合ったスパークリング純米酒や低アルコール純米酒も開発しています。

ワイン党だった筆者が日本酒に開眼した最初のきっかけは、スパークリング酒でした。スパークリング酒や低アルコール酒は、これまで日本酒と縁がなかったという方にぜひおすすめです。

洗米からこだわる酒造り

純米酒は簡単にいうと、米・麹・水を発酵させてしぼったものですが、シンプルなものほど後からごまかしがききません。

そのため洗米にもこだわり、大切に育てた米を専用の洗米機を使って10kgずつ丁寧に洗っています。ご飯の味にこだわる人は米の研ぎ方にも注意を払っていますが、それと同じみたいです。

大正時代の木桶が復活

かつて日本酒は大きな木桶で醸されていましたが、戦後は衛生管理や温度調整がしやすいホーローやステンレス製のタンクが使われるようになっています。

富久錦でもホーローのタンクを使用していますが、2年前に大正時代に作られ戦前まで利用されていた大型の木桶を使って、高さ2m・直径1.7m・容量3,000リットルの桶2本を復活させました。

温度管理に手間が掛かるとのことですが、日本酒本来の造りへのアプローチとして、木樽での酒造りに今後も取り組んでいくそうです。

富久錦フラグシップショップ「ふく蔵」の詳細

  • 住所
    加西市三口町1048
  • TEL
    0790-48-2005
  • アクセス
    ・北条鉄道「法華口駅」から約2km
    ・駐車場50台あり
  • 営業時間
    ・ショップ・ギャラリー:10:00~18:00
    ・レストラン
      ランチ:11:30~15:00(最終入店13:30)
      カフェ:13:30~17:00(最終入店16:00)
  • 蔵見学
    毎月 第2土曜日/第4日曜日の10:30より30分程度(無料・要予約)

富久錦の「ふく蔵」でおいしいランチとお酒を

丁寧に醸された地酒もぜひ

女性に人気の「ふく蔵」のランチですが、お酒の肴にもぴったりです。

富久錦では日本酒らしい米の味わいを求める方も、今風のフレッシュな味わいがお好みの方も満足できるお酒を造っています。アクセス抜群とは言い難い立地ですが、それでも一度足を運ぶ価値はありますよ。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【限定】です。

入手困難な数量限定品や期間限定品と聞けば、購買意欲は高まります。いつでもどこでも手に入ることも「豊かさ」ですが、それとは違った満足感が得られるからでしょうか。

※今日はボタモチ、2個追加!

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若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
そんなボタモチたちを集めたのがこのブログです。稔り多い人生を祝う「祝活」を目指す日々が、ボタモチとなって棚の上に積み上がり、いつかナイスなタイミングで落ちてくるかも?

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