昨年の節分に、「もうやめにしよう」のメッセージで話題となったヤマダストアー。商圏エリアに住んでいながら、これまでヤマダストアーの恵方巻を食べたことがなかった筆者ですが、本日遅まきながら恵方巻を買い求めに朝イチでヤマダストアーまで走りました。
ヤマダストアーの恵方巻きは種類がすごい!
どれにしようか悩む恵方巻きのラインナップ
ちょうど9時にヤマダストアー阿弥陀店に到着し、お店の方に恵方巻きの売り場を尋ねたところ、「惣菜コーナーや鮮魚コーナーに設けています。」と教えてくれました。売り場に着いて驚いたのは、そのラインナップの豊富さ!15種類以上はあったでしょうか。
昨年はお昼で完売したローストビーフ巻や王道の恵方巻のほか、海鮮巻や和牛巻き、さらには中巻きのバイキングもあり、どれにしようかとかなり悩みました。
▼悩んだ末のお昼用2本
▼そして夜用、丸かぶり用に中巻きも
ヤマダストアーの恵方巻きは売り切れ御免
チラシのメッセージにもあるように、ヤマダストアーの巻寿司は工場生産ではなく、ほとんどを店内で巻いているため、生産量に限りがあります。また地方発送は行っていないため、お店に出向いて直接商品を購入するしかありません。
お客様へ
大変申し訳ございませんが、ヤマダストアーの巻寿司の全国発送は商品の特性上お断りしています。
昨年の反響で、ご興味をもたれた全国の方からも多数お問合せを頂いておりますが、ヤマダストアーの巻寿司はすべて店内製造につき、生産量にも限りがございます。何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。ヤマダストアー株式会社
11時半に出掛けた友人からのレポートでは、駐車場に入る車が列をなしていて、すでに売り切れた商品もあるとのこと。車の方は二人以上で出掛け、駐車を待たずに一人が買いに走られることをおすすめします。
普段のヤマダストアー
早々に売り切れても気にしない?
筆者は月に3回ほどヤマダストアーで買い物をしていますが、夕方5時頃に行くとすでに売り切れてなくなっているものが結構あります。つまり恵方巻だけを売り惜しみしている訳ではなく、売れ残りを出さないことが会社の基本姿勢のようです。
売り切れで商機を逃してしまったとしても、売れ残りを廃棄しないことのほうを重視しているということで、ヤマダストアーでお目当ての商品を確実に入手したいときには、午前中に出掛けることがポイントです。
ちょっと高いけど納得の品質
筆者宅の近くには全国展開のスーパーマーケットがあります。価格的にはヤマダストアーのほうがやや高めになっていますが、商品は良質なものがそろっており、お値段以上の価値があります。
恵方巻でもシャリ飯にはアミノ酸等不使用の兵庫県産米が使用されていて、ネギトロのマグロにもグリシンや調整剤は使用されていません。安全でおいしいものを提供するためには、それなりのコストが必要なのです。
ヤマダストアーは地元密着のスーパー
ヤマダストアーは兵庫県内で8店舗が展開されていますが、姫路に6店舗、加古川と高砂に各1店舗となっているため、実際には播磨地方の沿岸部の中ほどエリアに限定されています。
ヤマダストアーでは地産地消をモットーに、地元の食材をふんだんに取り扱っていますが、2017年には不漁だったいかなごの販売を取りやめました。資源の永続性を考えた経営を行っているヤマダストアーは、かなり異端的なお店でもあります。
おいしい恵方巻きをこれからもずっと
ヤマダストアーは今までにないお店
本来日本人は、ものごとをもっと長くて広い目で見ていたような気がします。ご先祖や子孫に思いを馳せ、商売も「三方良し」のような共存共栄的な考えに基づいて行われていました。ところがミレニアム以降は年々近視眼的になり、自分が今よければあとのことはどうでもいいというような風潮となっています。
それで世の中がよくなっていれば問題はないのですが、どうみても悪くなっているように思えるのです。今こそ長くて広い目を持ち、これからもみんながおいしい恵方巻きを食べられる世の中を維持していってほしいと思います。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【共存共栄】です。
一人勝ちに永続性はなく、人間社会に住んでいる以上勝ち逃げもできません。オンリーワンがロンリーワンになってしまってから気付いても遅いのでは?
※今日はボタモチ、2個追加!
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