筆者が現在使用中のスマホはSIMフリーのHUAWEI端末で、買い替えてからまだ1年ちょっとしか経っていません。それなのに先日、GoogleがHUAWEIとの取引を停止したというではないですか!
AndroidがGoogleに切られて存在できるとは思えず、「私のスマホは使えなくなるの?」と心配でたまりません。今回は、Googleから切られてしまったHUAWEIスマホは使えなくなるのか?アップデートなど今後どうなるのか?についてです。
HUAWEIのスマホでGoogleはもう使えない?
GoogleあってこそのAndroid
Android端末をお使いの方なら実感されていると思いますが、AndroidとGoogleは切っても切れない仲、というよりGoogleあってこそのAndroidです。まさしく太陽と月、アメリカと日本のような関係がGoogleとAndroid。
Googleのアカウントひとつでさまざまなサービスが利用できる便利さは重宝だし、GmailやChromeのほかフォトやマップ、ドライブ、YouTubeなどほぼGoogleに依存して生きている筆者のような状態の方は、たくさんおられるでしょう。
Androidはオープンソースだから大丈夫のはず
スマホを買い替えてまだ1年ちょっとしか経っていない筆者としては、かねてからのHUAWEI騒動が気になっていました。ところが今回、ついにGoogleはHUAWEIと縁を切ることになってしまったのです。
AndroidはオープンソースのスマホOSだし、すでにユーザーの手に渡っている端末でアップデートできなくなることはないはずでは?と思いつつも、やはり心配です。
HUAWEIのスマホはアップデートできなくなる?
アメリカはHUAWEIを締め出す気
いくら端末本体が達者でも、OSのアップデートやサポートが終了してしまうと安心してスマホを使うことはできません。筆者の端末もそのような運命をたどることになるのでしょうか?
筆者が4年半ほど前にはじめて手にした頃のHUAWEIは、まだ「中華スマホ」と揶揄されていたレベルでしたが、まさかこんなに短期間で堂々の世界第2位のスマートフォンシェアを有するまでになろうとは驚きです。
アメリカは本気でHUAWEIの締め出しを目論んでいるようだから、Googleも従わないわけにはいかなかったのでしょう。
HUAWEIは「大丈夫」といっているが…
Google社のアナウンスを受けて、HUAWEIは「すでに販売済み及び販売中の端末についての使用・セキュリティアップデート・アフターサービスなどに影響しない」といっています。
つまり、少なくともすでにユーザーが手にしている端末については、これまでどおり使用できるということのようです。
Googleは既存端末のサポートはするらしい
GoogleはHUAWEIとの取り引き停止にともない、今後HUAWEIが発売する新規端末ではAndroidの更新ができなくなるほか、Google PlayやGmailなどGoogleのサービスも利用できなくなるといっています。
一方、既存の端末については、今後もGoogle PlayやGoogle Play Protectによるセキュリティ保護システムは機能するそうです。
しかし、いずれHUAWEIの端末はAndroidの最新版にアクセスできなくなるというウワサもあります。
そうなると、すでに手元にあるAndroidであってもOSのアップデートはできず、古いバージョンのまま使い続けるしかないことになるかもしれません。
HUAWEIのスマホは今後どうなる?
P10 liteはAndroid 8のままになるかも
現在Androidの最新バージョンはQですが、P10やP10 PlusではAndroid9に更新が完了しているようです。
筆者のP10 liteは6月までの更新ロードマップに入っていないようで、流れ的にはAndroid 8のままになりそうです。
どのみち端末が古くなると、スマホ自体がアップデートに対応できなくなるわけで、先代のG6-L22は4.3のまま今も頑張っているのだから、どうにかなるのではないかとも思います。
8月19日まで既存端末は安泰
Googleによれば、すでに販売されているHUAWEIの端末については、2019年8月19日までサポートを延長するとのこと。
つまり今後3ヶ月ほどは、手持ちの端末もAndroidの更新やセキュリティパッチなどを受けられる見込みです。
延長期間終了後、OSは放置されたとしてもアプリのアップデートは継続するそうなので、Gmailなどのアプリは大丈夫でしょう。
とはいえ、おおもとのOSが心許ない状態でスマホを使い続けて問題はないのか、気掛かりです。
キャリアでのHUAWEIの発売は延期
キャリアでは、2019年夏モデルにラインナップされていたモデルの発売延期や予約停止をしており、IIJやUQなどのでも同様の対応がなされています。
アメリカのHUAWEIへの「おしおき」がどの程度のものか把握できるまで、うかつなことはできないということでしょう。
実際のところ、HUAWEIを叩いているアメリカの方も無傷というわけにはいきません。しかしそれでもやるのだから、「早期解決」は望み薄のようです。
HUAWEIから早めに乗り換えた方が安心かも
Googleアプリが使えないAndroidはありえるか?
アメリカに首根っこを押さえられることを良しとしないなら、HUAWEIはこの先自前のOSで独自路線を歩むことになると思われます。
しかし、独自OS搭載のHUAWEIスマホでGoogleアプリが使えるはずはないでしょう。
AndroidユーザーでGoogleアプリが使えなくても構わないという人はめったにいないと思われるので、独自OS搭載のHUAWEI端末はあまり売れないと予想されます。
幸か不幸かスマホの寿命は3年程度と短命です。筆者のP10 liteはあと2年足らずで買い替え適齢期を迎えるので、それまで何とかしのぎつつ、次回は国産スマホを購入することにします。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【国産】です。
安さに釣られて中国産スマホに手を染めた筆者でしたが、今回のことで国産に回帰することにしました。カミツキガメと同じく外来種は危険みたいです。
※今日はボタモチ、半分追加…
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