スタンディングデスクが注目され、さまざまなタイプが販売されていますが、いざ買おうと思ったときに、まず気になるのはどんなことでしょうか?
今回は買ってしまってから後悔しないために、外せない選び方のポイントや自作でお試しする方法のほか、スタンディングデスクで快適に仕事ができる、重宝なグッズなどを紹介します。
スタンディングデスクの選び方
スタンディングデスクは「高さ」が重要
スタンディングデスクの高さを決める基準は、立って腕を下ろしたときの肘の高さが目安です。
肘を90度曲げて、デスクに置いたキーボードを楽に操作できれば、ちょうど良い高さということになります。続いて目の高さとモニターの上辺が同じくらいになればベストです。
スタンディングデスクを選定する場合は、まず肘の高さを基準にして高さを決めて、次に目の高さにモニターの上辺が来るように調整するという手順になります。
上置き型のスタンディングデスクが手軽
スタンディングデスクを選ぶなら、無断階で高さを調整できるものが一番です。ただし値段がそこそこ高いので、普通の机に乗せて高さを調節できるローテーブルタイプのものも検討したいところ。
操作が簡単なため、座って仕事をしたい時にはすぐに元に戻せるところもメリットです。
スタンディングデスクを自作してお試しする方法
手持ちの机に台を乗せるだけで完成
実際にスタンディングデスクを買う前に手持ちの机で自作して、スタンディングデスクの「お試し」をしてみましょう。
机の上にコンテナや段ボールなどを乗せて高さを調節して、そのうえにPCを置けば簡易スタンディングデスクが出来上がります。
その他、引き出し式の衣装ケースを重ねて使えば、収納場所も増えるので一石二鳥です。ちなみに筆者は、手持ちのコンテナを2つ重ねて机に乗せて38cm高くしています。
立ち仕事がどうしても合わないという人もいるため、スタンディングデスクを買ってしまう前に自作して、お試しされることをおすすめします。
机の足に下駄を履かせても
さほど重くない机をお使いの方なら、机の足の下にブロックなどを履かせて高くするという手もあります。
机の上にモノを積み上げて高くするより、スッキリして見えるところがメリットですが、元の高さに戻すのは少しばかり面倒かもしれません。
ノートパソコンでは厳しいかも
PCのキーボードの高さとモニターの高さは個別に調整する必要があります。キーボードは肘の高さ辺りがちょうど良いのですが、モニターが目の高さより低くなれば猫背かストレートネックになってしまうからです。
ノートパソコンの場合、モニターだけを高くすることができないため、スタンディングデスクでの使用は難しいかもしれません。
ノートパソコンを愛用している筆者は、キーボードの高さを少し高めの100cmに設定し、加えて冷却器を使ってPCの後方を5cm持ち上げることで調整していますが、本当はあと5cmほどモニターを高くしたいところなのです。
可能であれば、モニターとキーボードが分離したPCをおすすめします。ノートパソコンに外付けのキーボードを接続して対応する場合は、ノートパソコンスタンドを併用すればOKです。
スタンディングデスクで重宝するグッズ
疲労軽減マットがあればとても楽
立って仕事をしていると思いのほか足が疲れますが、この問題にはよい解決方法があります。
製造業の現場で導入されている疲労軽減マットを使用すれば、体重が軽くなったように思えるほど足に掛かる負担を軽減することができるのです。
長時間の立ち仕事で心配される静脈瘤や足底腱膜炎足への対策にもなります。疲れるからとスタンディングデスクをあきらめる前に、疲労軽減マットを試してみてはいかがでしょう。
椅子を買うならスタンディングチェアがおすすめ
スタンディングデスクを導入したからといって、ずっと立っている必要はありません。
本当は、ワンタッチで立位と座位に合わせて高さを変えられるデスクがあればよいのですが、大掛かりになります。
そこで発想を転換して座面の高い椅子を用意しておけば、疲れたときに座ることができるわけです。
バーによくあるカウンターチェアでも構いませんが、おすすめはアウトドア用のスタンディングチェアです。
軽くて場所を取らないこともメリットですが、どっかりとお尻に体重を乗せてしまわないためか、腰に掛かる負担が少ないように感じられます。
スタンディングデスクは手持ちの机で自作できそう
「高さ」さえ合えばとりあえずはOK
スタンディングデスクで大切なポイントは、高さが使う人に合っているかどうかです。
無断階で調節できるデスクなら最高ですが、モニターとキーボードはそれぞれに高さを合わせなければないため、別途台などを追加して調節する必要があります。
それならいっそのこと、手持ちのコンテナなどを利用して「自作」してしまったほうが早いかもしれません。
スタンディングデスクの購入は、自作で試してみてからにされることをおすすめします。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【機能】です。
わざわざ電気ドリルを買わなくても、穴さえ開けられたらそれでOKです。ほしいのはモノなのか、あるいは機能なのかをよく考えると、所有しなければならないモノはそんなにないのかもしれません。
※今日はボタモチ、1個追加!
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