野菜が高いから買えない!乗り切るための対策を紹介

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スーパーの野菜売り場に並ぶ野菜の値札を見て、ため息をつく日が続いています。猛暑の後遺症と台風のせいで、野菜の不作が続いているためです。そんな憂鬱な日々を乗り切るためのアイデアを紹介しましょう。お手本は「野菜がないならフルーツをお食べなさい」?

野菜が高いときは外食しよう

高い野菜を見てしおれていてもしかたありません。どの道食費は高くなるのだから、思い切って外食へGo!長崎ちゃんぽんや広島焼きなど、野菜率の高い品を注文して、ぜいたくしましょう。

その他、おいしい野菜料理を出してくれるお店を見つけておくのも手で、岸和田にある泉州野菜がおいしい「旬彩食堂 三粒に種」はおすすめです。メインディッシュが選べるランチ「三種御膳」は、八寸・ご飯・スープ・香の物付きで税込み¥1,650。

▼泉州野菜たっぷりの八寸

▼メインはレンコン饅頭をセレクト

野菜が高いときの代替品アイデア

青汁を飲む

青汁にはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富なうえ、価格も安定しています。筆者は青汁の苦みばしった味わいが好きなのですが、飲みづらく感じる方には野菜ジュースやトマトジュースでも。

野菜ジュースは種類がとても多いのですが、フルーツジュースに近いものから青汁に近いものまであります。野菜不足を補うために飲むのなら、やはり野菜率の高いものがおすすめです。

漬物を買う

野菜の高値が続いても、なぜかお漬物の価格は安定しています。店頭で賞味期限が近くなって赤札が貼られているのを見かけたら、速攻買いです。

浅漬けならサラダのようなシャキシャキ感が味わえてなおよし。酸っぱくなったキムチでも料理に使えば、おいしくいただけます。

乾物を食べる

乾物は量が少ないわりに値段が高いように思われますが、干す前のボリュームは相当のものです。切り干し大根や干ししいたけが代表的ですが、煮物に限定せずいろいろな料理に使って頂きたいと思います。

特に切り干し大根は加熱しなくても、水で戻すだけで食べられます。軽く水を絞って胡麻和えや酢の物に使えるので、とても手軽です。

海藻を食べる

乾物の仲間といえるものですが、海藻もおすすめです。海藻はビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な海の野菜で、味噌汁やスープのほか和え物や炒めものなど、使い道はいくらでもあります。

せっかく海に囲まれた国に住んでいるのだから、もっと積極的に海藻をいただきましょう。汁物や和え物のほか、煮物や炒めものにもどうぞ。

豆を食べる

豆も乾物の仲間ですが、ビタミンB群・ミネラル・食物繊維が豊富です。甘く煮るだけでなく、サラダやかき揚げにしたり、ご飯に炊き込んだりしでもおいしくいただけます。

豆はもどすのが面倒と思われがちですが、魔法瓶に入れて熱湯を注ぎ半日置くだけで簡単に戻ります。なお小豆は戻さずに使ってください。

芋を食べる

芋類は炭水化物がたくさん含まれていて、主食にしている国もあるほどです。けれどもビタミン・ミネラル・食物繊も豊富で、特に芋のビタミンCは加熱しても壊れにくい優等生で、量もたっぷりと含まれています。

なお、皮の栄養価は高いため、里芋以外の芋は皮をできるだけむかずにいただきたいものです。

▼野菜の皮はむかないのが正解!

玄米を食べる

主食である米も炭水化物の塊のように思われがちですが、もともとは稲の種子です。栄養が集中している胚芽や外皮を取り除く前の玄米には、ビタミンB群・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。

玄米は消化が悪いとか、パサパサしておいしくないと言われていますが、よく吸水させてしっかり炊けば、もっちりソフトにおいしく仕上がります。玄米が無理なら胚芽米や分搗き米、雑穀米をどうぞ。

▼おいしく玄米を炊くには?

意外!ホールで買えば割安に

キャベツや白菜はホールで買うと割安ですが、「ホールなんて使い切れない!」と思われるかもしれません。

実のところ、野菜は切ってしまうと痛みが早いけれど、ホールのままなら意外と日持ちします。キャベツや白菜なら、外から葉をはがして使えば10日は十分持つのです。キャベツも白菜もともに守備範囲が広い野菜なので、毎日食べても飽きることはないでしょう。

究極!自宅で野菜を育てよう

異常気象が恒久化しつつあるので、今後のために…。家庭で野菜を育てかことがある方なら、その大変さをご存知でしょう。手間暇掛けてもなかなか上手に育てることはできません。けれども雑草顔負けのパワーで勝手に育つ野菜もあるのです。それは「ニラ」。

白い可愛い花が咲いたあと種が飛び、いつの間にか増殖しているほどのタフネスさで、虫も寄り付かず枯れることもまずありません。筆者の自宅では、コンクリートとアスファルトの隙間から「ド根性ニラ」が元気に生えています。

もうひとつ、キッチンの窓際でも育つ「豆苗」。茎を切った残りの根っこ部分を水耕栽培すれば、味噌汁の具程度なら十分に育ちます。

野菜が高くて辛いけど

野菜がいつでもあると思うのは間違いかも

野菜の栽培技術や品種改良が進み、昔に比べると安定して供給ができるようになりましたが、やはり自然を相手にしていることに変わりはありません。

天候不順による不作や、天災のため一夜にして壊滅的な被害を受けることもありえるため、いつでも手に入ると考えることは「甘い」のです。

ないときにはないなりに、代替案を考えましょう。ありがたいことに、食べるものは他にもあるのですから。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【丁重】です。

野菜のいただき物が重なったときなど、食べきれずに困ってしまうという話を聞くことがあります。手に入りづらくなってその値打ちを思い出すのではなく、たくさんあるときにも粗末にせず、丁重に扱いたいものです。

※今日はボタモチ、1個追加!

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