里山ハイキングで安くそろう服装や持ち物のおすすめは?

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ハイキング

健康と体力アップのために山歩きはおすすめですが、山デビューするほどには体力に自信がないという方もおられます。そんな方にチャレンジしていただきたいのが、里山ハイキング。民家から近いうえ歩きやすいように道が整備されているので、初心者に最適です。

とはいえ山に入って地道を歩くわけですから、街中の道とはわけが違います。今回は里山ハイキングで気軽に山デビューしたい方に向けた、おすすめの服装と持ち物を安くそろえる方法についてです。

里山ハイキングのすすめ

はじめに、里山ハイキングを山の初心者におすすめする理由について語らせていただきます。

山は健康にとてもいい

山歩きは、足腰や心肺機能を鍛えるのに最適な運動です。また、眼前に広がる見晴らしの良い眺めや緑に囲まれれて浴びる新鮮な空気、どこからか聞こえてくる鳥のさえずりなど、山にいるだけで開放的な気分になります。

でも山に行くほどの体力や時間がないという方もおられます。そんな方には、里山ハイキングがおすすめです。

里山で山デビュー

同じ山でも里山なら、地元の方々が日常的に山へ入れるように人の手が入っているため歩きやすくなっています。登山にイメージされるようなワイルドさはなく、多くの里山は山に入ってから1~2時間で降りてこられるようです。

何より民家が近くにあることはとても心強いもので、気軽に山デビューしたい方いにとって里山はぴったりな選択といえるでしょう。

ハイキングの服装を安くそろえるには?

里山といっても山であることに違いはありません。街中の道を歩くときと同じようにはいかず、それなりの装備が必要となるのです。とはいえ本格的な山装備をそろえなくても、手持ちのモノや安く手に入るモノで充分に間に合います。

長袖・長ズボンは必須

山に入るとき腕や脚をむき出しにしていると、草木に接触して皮膚がかぶれたり怪我をしてしまったりすることがあるため、長袖・長ズボンを着用してガードしましょう。また、直射日光や虫を避けるためにも長袖・長ズボンは役立ちます。

暑くなるこれからの時期、つい半袖・半ズボンで出掛けたくなりますが、薄手で涼しい素材の長袖・長ズボンを着用していただきたいものです。なお、ストレッチでないジーンズは足がとても疲れるのでご注意ください。

帽子は必ずかぶりたい

熱中症予防と日除けのため、帽子は必ずかぶりましょう。首の後ろ側までガードできるハットタイプがおすすめです。なお、黒い帽子や衣類は蜂が寄ってくるそうなので、避けたほうが無難です。

靴は底がしっかりしたものを

靴は安全対策や疲労防止のために重要なアイテム。山のために何かを購入しようと思われたなら、まず靴から始められることをおすすめします。

とはいえ1~2時間程度の里山歩きであれば、山専用のトレッキングシューズでなくても大丈夫です。底に厚みがあって踵や土踏まずがしっかりホールドされているものならOKで、紐靴ならきちんとヒモを締めて履くとベストでしょう。

★足に良い靴を選びたい

手袋と汗拭きもお供に

山道で転びそうになったとき、とっさにそばにある枝をつかんだり岩に手をついたりします。そんなとき手袋をしておけば、怪我をしなくてすむのです。

汗拭きにはタオルより手ぬぐいがおすすめ、日除けと汗取りを兼ねて首に巻いていても暑くないうえ、汗を吸ってもすぐに乾くので快適です。また、万一のときに包帯代わりとしても使えます。

ハイキングに必要な持ち物でおすすめは?

体力に自信がないなら、荷物はできるだけ軽くしたいものです。また重く感じない荷物の持ち方や、疲れや痛みを予防する方法を知っておくと役立ちます。

カバンは両手が空くものを

ハイキングといえばリュックがイメージされますが、荷物を背中に背負うと両手が自由になり、かなり歩きやすくなります。しかし、荷物を背中に背負えば万全かといえばそうではなく、体感的に重くなるような背負い方や荷物の入れ方をしてしまうとNGです。

まず、リュックは可能な限り身体にフィットされて背負いましょう。リュックと身体が離れていると動く度に荷物が揺れてしまい、とても疲れやすくなるからです。ベルトを心持ち短めに調節するといい具合になりますよ。

荷物を詰めるときは重心を高くすることがコツで、重いものはできるだけ上のほうに入れましょう。背中に当たる部分には雨具をクッションになるように入れると、背負ったときの当たりがソフトです。

つまり、リュックは高価な山用のものでなく手持ちのものでもOK、ベルトの調節や荷物の詰め方で充分に対応できます。

水は必ず持っていこう

飲料水は必需品です。水筒に入れたお茶よりペットボトルの水の方が、軽いしトイレが近くなりにくいのでおすすめです。ペットボトルは、いちいちリュックを下ろさなくても取り出せるようにしておくとよいでしょう。

おすすめはCHUMSのボトルクリップ。ペットボトルの着脱が簡単なうえ、歩いているときにブラブラしないところもポイントが高いグッズです。

疲労回復や熱中症予防専用の飲料水も販売されていますが、塩飴や梅干しをつまめばミネラル補給できます。軽くてかさばらないので、ぜひ荷物に加えてください。

★小さいけれど大活躍のボトルクリップ

ポールも持っていきたい

里山とはいえ、山道はほとんどが地道です。小石や落ち葉を踏むととても滑りやすいのですが、ポールがあれば転んでしまわずにすみます。

また下り坂は膝に負担が掛かるものですが、ポールを使用すれば楽に歩けるようになるのです。ポールを一本だけ使用する場合には、痛みが気になる脚と反対側の手に持つようにしてください。

雨具をお忘れなく

里山とはいえ、山の天気は外界に比べると変わりやすいものです。また、街中でにわか雨に降られても雨宿りするところはいくらでもありますが、山の中にはほとんどありません。

防水加工されたフード付きの上着を雨具として持っておくと、寒くなった時の防寒着にもなるのでとても重宝します。

これからの時期は虫よけ・虫刺され薬も

長袖・長ズボンを着用して手袋をつけていれば、あまり怪我をすることはないでしょう。しかし山には虫がいるので、サイズの小さい虫よけや虫刺され薬を用意されることをおすすめします。

里山ハイキングで気軽に山デビュー

グッズは少しずつそろえればOK

山専用グッズは種類が多いうえかなり高価なため、よくわからない状態で購入することはためらわれます。まずは手持ちのものを流用することや、普段用にも使える安いものを購入することを検討してみましょう。

専用グッズの購入は、山が楽しく感じられて何度か足を運ぶようになってからで充分です。同じ山に通うようになれば常連さんと顔見知りになるので、おすすめのグッズについて尋ねてみるといいかもしれません。

足腰が強くなって体力に自信がつけば、次は低山トレッキングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【兼ね合い】です。

装備を厳重に整えると荷物はとても重くなります。また、準備をしている間にしんどくなったり、なかなかスタードできなくなったりすることもあるのです。どの辺りで手を打つかの判断は人によりけりですが、当人の考え方や性格が現れるところでもありますね。

※今日はボタモチ、1個追加!

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