手軽にアウトドアするなら車中泊!車やコンロは何がいいの?

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ワゴン車

アウトドアを体験したいけど、テントとか高そうだし難しそうだし…と躊躇している方へ朗報です。手軽な車中泊はいかがでしょうか?

外せない点さえ押さえれば、専用グッズを買わなくても大丈夫。家にあるものや代用品で手軽に楽しめます。

手軽なアウトドアなら車中泊

車中泊なら超軽装備

アウトドアと言うと、思う浮かべるのがテント泊や飯盒炊さんでしょうか?必要な装備をレンタルできるキャンプサイトもありますが、設営が大変そうですね。

そんなハイレベルのアウトドアでなく、もっと気軽に楽しんでみたいのなら、車中泊がおすすめです。

また、車中泊をメインにぜず、道路の混雑していない時間帯に目的地の近くまで移動して、仮眠か夜明かしの後で活動開始という使い方もできます。

車中泊はどこでするの?

車中泊におすすめの場所は、高速道路のSA(サービスエリア)や道の駅などです。トイレや水の調達に便利だし、レストランがあれば食事もできます。

選ぶ基準は利用客の多いところ。かなり以前のことですが、筆者が車中泊を予定地していた某公園に到着すると、なんと暴走族が集会をしていて、慌てて退散したことがあります。

治安の良い日本でも、夜はやはり危険です。安全第一を心掛けてください。

手軽な車中泊にはどんな車がいいの?

シートはフルフラットで

車中泊に絶対に必要な要件は、シートがフルフラットになることです。ちょっとくらいの傾斜や凸凹なら大丈夫と思っても、一晩快適に眠りたいならNG!

車種でいえば、ミニバンやワンボックスが最適です。2人までなら軽ワゴンでも大丈夫(あまりにも体格の良い方はムリかも…)。

筆者が実際に使ったのは、スズキのエブリィと日産のルークスです。どちらも軽とは思えない広々とした車内空間で、快適な車中泊を楽しめます。

寝床を作ろう

車種によっては、フルフラットといいながらも多少の凸凹や傾斜があったりします。調整用の専用パッキンなどが売られていますが、余っているバスタオルや古着、丈夫なダンボールで代用できます。

マットレスも安い室内用のもので充分です。筆者は、子供の帰省用のモノを使っています。

春秋なら、掛布団は防寒グッズのロング巻きスカートで代用できます。羽毛やキルティング、フリースなどお好みのものをどうぞ。

フルオープンの寝袋(シュラフ)があれば、これも掛布団として使えます。もし、これから春秋用に購入されるなら、価格が安く、窮屈さの少ない封筒型がおすすめです。

楽天で安いものなら1,000円程度から販売されています。

目隠しもお忘れなく

もうひとつ、忘れてはならないのが目隠し。寝ている間、車外から中が見えるのは物騒です。

こちらも代用品でまかないましょう。日頃使っている断熱タイプ(銀色のしっかりしたアレです)のサンシェードが重宝します。足りない部分は、レジャーシートを養生テープ(100均にあります)で窓枠に貼り付ければOKです。

なお、窓全面に目隠しをすると、中から外の様子がわからず不安という方もおられます。その場合は、車内の両サイドにロープを渡して、バスタオルを掛けた簡易カーテンを設置してください。

もっと簡単にしたいなら、フロントガラスに黒い吸盤でつけるタイプのサンシェード(100均にあります)を取り付けて、起こした左右のフロントシートに、大判のバスタオルやラグなどを掛け渡しておけば大丈夫です。設置後、外から点検しておけば、なお安心です。

窓は必ず閉めて、エンジンはOFF

防犯上、窓は必ず閉めてください。また、車の負担と近隣への迷惑の防止、および安全のため、エンジンOFFでお願いします。したがってエアコンも使用できません。

つまり気軽な車中泊は、春秋限定のお楽しみというわけです。

駐車する場所は重要

なお、いくらフルフラット装備を整えていても、車を停めるところに傾斜があっては台無しです。また、明かりやトイレに近すぎるとゆっくりできません。

まずは一晩快適に過ごせる場所の確保を最優先してください。

手軽な車中泊に最適なコンロは?

カセットコンロが大活躍

食事は外ですませるにしても、温かいコーヒーやスープ用に、お湯くらいは沸かしたいですね。

こちらもアウトドア専用グッズを買わなくても、自宅で使っているカセットコンロで充分ですが、問題は置き場所です。

車外では風があるとアウトですし、火気の使用が認められていない場所もあるため、車内で使用することになります。

テーブルや鍋は?

コンロを使用するときには、燃え移り防止のため、必ず小型のテーブルを用意してください。足が折りたためるミニちゃぶ台や、お絵かきテーブルがあればそれで充分。鍋も自宅にある小鍋でOKです。

なお車内灯だけで照明をまかなうのは、バッテリー上がりにつながります。自宅にある防災グッズのランタンや、懐中電灯などを使用してください。

さぁ車中泊へGo!

装備が一通りそろったところで、いざ車中泊!どこへ行こうか…でもその前に、一度自宅の駐車スペースで予行演習することをおすすめします。

思ったより寝床づくりが大変だったり、夜の車中は意外と冷えたりと、いろいろ気付かされることがあるものです。

予行演習で自信がつけば、いよいよ本番です。きっと楽しい夜を過ごすことができるでしょう。

しかし、万一何らかの不具合が発生したら、すぐに車中泊を中断して帰宅してください。車中泊はあくまでも手軽で気軽なお楽しみ、決して無理はしないようにお願いします。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【非日常】です。

車中泊では電源が限られています。何かと不便もありますが、ITデドックスのよい機会?たまには当たり前の日常から離れてみるのも、よい体験となるでしょう。

※今日はボタモチ1個追加!

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