最近パパの髪が薄くなっているみたい。本人も気にしてるみたいだし、おじいちゃんも禿げてるし…。
薄毛はデリケートな問題なので、ぜひ奥さんやお子さんから的確なアドバイスをしてあげてほしいものです。
今回は薄毛の原因や治療法、そして決まる髪形をご紹介しましょう。
パパの薄毛の原因は?
男性ホルモンが原因のAGA
男性の場合、よく見られるのが男性型脱毛症(AGA)です。頭頂部と前頭部の両方、もしくはどちらか一方が集中的に薄毛になり、側頭部や後頭部の髪はあまり抜けません。
原因は男性ホルモンの過剰分泌で、遺伝性が強いのが特徴です。パパの母型の祖父が薄毛だった場合、パパもそうなる可能性が高いといえます。
びまん性脱毛症の原因は複雑
全体的に髪の毛がスカスカになっているなら、びまん性脱毛症が考えられます。髪の毛の成長期の期間が短くなると、新しく毛が生えてくる前にどんどん毛が抜けていくためです。
AGAは男性ホルモンが原因ですが、びまん性脱毛症は多くの要因が重なり合って起こります。
薄毛の正しい治療法は?
原因が違えば対策も違ってきます。なんとなく市販の育毛剤や養毛剤を使っていても、あまり効果は期待できません。
まずは、薄毛の原因をはっきりさせてから、それに合った対策をしたいものです。
AGAなら男性ホルモン対策を
AGAの場合、男性ホルモンへの対策がポイントとなります。
市販の養毛剤や育毛剤には、単に頭皮の血行を良くしたり、栄養を補給したりするだけの成分しか含まれていないものもあるため、確認が必要です。
また、爽快感を持たせるため、アルコール分が多く含まれていることがよくあります。
皮膚の敏感な方や乾燥肌の方にとっては、刺激が強すぎたり地肌が乾燥したりすることがあるため、パッチテストを行った上で、使用することをおすすめします。
びまん性脱毛症は内科的な原因かも?
びまん性脱毛症の原因は、肝機能や甲状腺などの、内科的なものがあるかもしれません。
特に、急な脱毛の場合は心配です。一度病院で診てもらうことをおすすめします。
ストレスや生活習慣の改善を
AGA・びまん性脱毛症ともに、ストレスや生活習慣の乱れを改善することも大切です。毛髪を健全に育てる毛母細胞は、微細な毛細血管から養分を受け取っています。
ストレスや寝不足、偏食など、良くない生活習慣によって、血行や血液の状態が悪くなると、毛母細胞に養分が届きにくくなることで、脱毛が増えてしまします。
健康的な生活習慣は、薄毛を改善するためにも大切なことです。
☆身体の中からケアしたいなら
マッサージも効果的
血行促進にはマッサージも効果的ですが、頭皮をこすらないように気をつけなければいけません。また、肩や首もマッサージすると、効果が高まります。
お風呂に入ったときに、頭皮を優しくマッサージしながらシャンプーすると、さらに血行がよくなります。
薄毛でも決まる髪形は?
薄毛でもカッコイイ男性はたくさんいます。ユル・ブリンナーやショーン・コネリー、ジャン・レノを始め、ジャニーズのイケメンたちもそうです。
髪形を工夫することで、薄毛でも彼らのようにカッコよく決めることができます
薄毛を隠さない
最大のポイントは薄毛を隠そうとしないことです。わかりやすい例が『バーコードヘア』。
そこまで極端でなくても、不自然な毛流れが、かえって視線を薄い部分に集めてしまい、逆効果となるのです。
断然ショートがいい!
薄毛が気になり始めると、少なくなった髪の量を補うためか、髪を伸ばしたくなるようです。しかし、これでは薄い部分とフサフサの部分との格差が広がり、薄毛が強調されてしまうのです。
ショートにすれば、薄毛でない部分の地肌もみえるため、薄毛の部分と均等になって目立たなくなります。AGAの場合なら、サイドとバックを刈り上げ気味にすると、さらによいでしょう。
薄毛でもステキなパパでいてほしい
筆者の知人にも薄毛が進行している男性が何人かいますが、間違った対策や、薄毛を強調する髪形をしている方が多いようです。
「それ逆効果だと思う」と言ってあげたいけれど、やはり他人の口からは言えません。
ここは、奥さんやお子さんの出番です。肩のマッサージでもしながら、さりげなくアドバイスしてあげてみてはどうでしょうか?
今日のボタモチ
今日のボタモチは【オープン】です。
たいていの場合、隠そうとすればかえって目立ってしまうものです。それは、隠している本人の意識が、そこに集中しているからかもしれません。
※今日はボタモチ1個追加!
コメント