コロナウイルスでアルコール消毒液が品薄に!代用品での対策法を紹介

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コロナなどのウイルス感染対策として、手の衛生管理が有効ということが知られるようになりました。そのためかアルコール消毒液が品薄となり、信じられないほどに価格が急騰しています。

けれども、アルコール以外にも手や周辺を衛生的に保つための対策法はあります。今回は、アルコール以外のウイルス感染防止に役立つグッズを紹介しましょう。

コロナウイルスでアルコール消毒液が品薄に

コロナウイルス対策にはアルコール消毒液

コロナウイルス感染対策としては、インフルエンザにも効果があるアルコール消毒液が有効です。

コロナウイルスの表面にある膜を介してヒトの細胞に取りつくのですが、この膜をアルコールが溶かして無力化するため、感染を防止することができるのです。

手指だけでなく、ドアノブや手すりなどもアルコールで消毒することで感染の拡大を防止できます。

アルコール消毒液が10倍以上の高値に

コロナウイルスの感染が拡大を続けるなかアルコール消毒液への需要が急増し、とうとう薬局の店頭から姿を消してしまいました。

公共施設などではアルコール消毒液を設置していますが、盗難が相次いだためボトルに鎖をつけて持ち出せないように対策しているようです。

ネットでの販売価格も通常の10倍以上と急騰しており、たまに適正価格で販売されていても、よく見るとあり得ない送料が設定されています。

時代劇に出てくる悪徳材木問屋のような人をはびこらせないためにも、アルコール消毒液を買わずにすませる方法を考える必要があるのではないかと思うのです。

アルコール消毒液の代用品はある?

ハンドソープでの手洗いだけでも効果あり

アルコール消毒液がなくても、ハンドソープを使って丁寧に手洗いするだけでウイルス対策には効果があります。

ウイルスを無力化するにはウイルスの膜を溶かせばよいので、普通のハンドソープやせっけんなど、油汚れを落とすことができるものならOKというわけです。

というか、アルコール消毒の効果は手が汚れた状態では半減してしまうため、ハンドソープでの手洗いは感染症対策の基本中の基本といえるでしょう。

ドアノブなどの消毒には次亜塩素酸ナトリウム液が効果的

アルコール消毒液がなくても、消毒や除菌ができる代用品はあります。

次亜塩素酸ナトリウム液はウイルスを分解する作用があるため、ドアノブや手すりなどの消毒に効果が期待できるのです。

次亜塩素酸ナトリウム液というと何だか専門的に聞こえますが、塩素系漂白剤を薄めたものがそれで、2Lの水で原液10mlを薄めるだけでOKです。

アルコールと同様に、手垢などの汚れが付いた状態ではウイルスへの効果が半減するため、あらかじめ汚れを取り除いてからどうぞ。

ただし金属がさびたり、素材によっては色が抜けてしまったりすることもあるのでご注意ください。また、カビ取り剤と同様に洗剤を混ぜると有毒なガスが発生します。

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アルカリ電解水も役に立つ

電解水は水を電気分解したもので、菌やウイルスに対して効果があるのは酸性電解水とされています。

しかし、次亜塩素酸ナトリウムと同様の強いアルカリ性を持ち、強力にタンパク質や油脂を分解してくれるアルカリ電解水も、一定の効果が期待できるのです。

電解水は「仕事」がすめば水に戻るので使いやすいものですが、いずれも素手で長時間扱うと手荒れします。

使い捨ての手袋も効果あり

手をひんぱんに洗えないときには、使い捨ての手袋を活用するとよいでしょう。手を洗う代わりに手袋を交換することで手を清潔に保とうというわけです。

注意点としては、使用後は外側に触れないように手袋を外すことと、手袋をした手で顔を触らないようにすることです。

ウイルス感染を防ぐちょっとしたコツ

タオルはやめてペーパータオルを使おう

手洗いを徹底しても、タオルが不潔だったり家族で共用したりしていては意味がありません。手洗い後は使い捨てのペーパータオルで拭くようにしてください。

また、ひんぱんに手洗いを行うと肌が荒れがちです。荒れた肌は不潔になりやすいためハンドクリームで手肌を保護しましょう。

クリームを容器から指ですくい取るタイプではなく、ポンプ式のものが衛生的でおすすめです。

外から帰ったら顔も洗う

外から帰って手を洗ったあと、顔を触ると元の木阿弥です。

目・鼻・口はウイルスが取りつきやすい箇所ですが、今の時期は花粉も飛んでいるため、うっかり目をこすって顔に付いたウイルスを入れてしまうこともあります。

手を洗う時に、顔も一緒に洗っておけば安心です。

番外編:布マスクを復活させよう

ウイルス感染予防に効果が薄いといわれるマスクですが、マスクを付けることで口や鼻に手で触れてしまうことを防止できます。

また、乾燥した冷たい空気から鼻やのどを守ることで、自前のバリア機能をキープできることもできるのです。

このようにマスクには2つも「余禄」があるのですが、これらの効果は布マスクでも充分に得られます。

入手困難となったサージカルマスクを洗って再利用するより、布マスクを復活させてみてはいかがでしょうか。

アルコール消毒液がないなら代替品で乗り切ろう

感染したくないなら頑張るしかない

ウイルスを無力化する仕組みから考えると、アルコールの代替品はけっこうあります。

なお、現在37.5度以上の発熱があっても4日の自宅待機が推奨されているため、感染するとかなり辛い思いを強いられる見通しです。

石鹸での手洗いや塩素系漂白剤での消毒に加え、免疫力を下げないように健康管理に努めるなど「自己責任」で頑張るしかなさそうですが、罹患して辛い思いをしたくないなら負けられませんね。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【代替】です。

増産体制に入っているはずのに、マスクもアルコールも品薄が続いています。

外国から買い付けに来ている人たちがいるとも聞きますが、日本が中国に自国民の分までマスクやエチルアルコールを大量に貢いだことが大きいでしょう。

かつて卑弥呼は「生口」を朝貢していましたが、自国民の必要物資まで貢いでいる現在、それに近い状態になっているようです。とはいえまだ代替品がある私たちは、「生口」よりまだマシなのかも?

※今日はボタモチ、半分追加…。

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