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睡眠時無呼吸症候群で子供の症状や検査方法は?治療で治せるの?

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いびき

睡眠時無呼吸症候群は突然死の原因にもなる怖い病気ですが、なんとなく中年の太った人がなるように思っていませんか?実は、お子さんの間にも睡眠時無呼吸症候群は広がっているのです。

お子さんのいびきや口呼吸、寝起きの悪さはひょっとすると…。今回は子供の睡眠時無呼吸症候群についてです。

睡眠時無呼吸症候群で子供の症状は?

寝ている間に息が止まる?

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に呼吸が止まるという物騒な病気です。英語名はSleep Apnea Syndromeで『SAS(サス)』とも呼ばれます。

熟睡できないため疲れが取れず、日中に強烈な眠気に襲われることも多くあり、電車やバスの運転手が居眠り運転をして起こした事故などで、その危険度が注目されるようになりました。

子供の場合はどうなるの?

睡眠時無呼吸症候群は大人だけでなく子供にも見られる病気で、寝ている間によくいびきをかいたり、寝息が荒くなったりといった症状があります。

その他、胸に凹みが現れたり、口呼吸をしたりすることもよく見られます。起きている間には、注意が散漫になったり情緒が不安定になったりするようです。

また、学業不振や発育不全などが見られることもあり、早めに治療しないとお子さんの心身へ悪影響が及び、健やかな成長を妨げてしまう恐れがあるのです。

睡眠時無呼吸症候群の子供への検査は?

怖い睡眠時無呼吸症候群ですが、子供の場合は早期発見・早期治療を行うことで速やかに治るため、早く検査を受けることをおすすめします。

睡眠ポリグラフ検査が確実

睡眠時無呼吸症候群が疑われるケースでよく行われる睡眠ポリグラフ検査を受けるには、1泊の入院が必要です。

脳波や心電図、血中の酸素濃度などを測定するためのセンサーを体に取り付けた状態で、眠っている間に検査を行うものです。

検査費用自体は健康保険が適用されるので1万円程度ですが、個室入院となるためそれに伴う費用がかかります。また、専門の病院でしか行えない検査です。

お子さんには簡易型の検査も

お子さんの場合には大掛かりな入院検査ではなく、簡易測定器を家庭に貸し出して行う方法や、睡眠時の様子を録画する方法もあります。

また、目視での鼻や咽頭の観察によるアレルギー性鼻炎や口蓋扁桃肥大の有無、およびレントゲン撮影でのアデノイド肥大や口蓋扁桃肥大、小下顎の有無なども検査します。

検査はどこでしてもらえるの?

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠障害を専門に診ている医療機関で治療を行っています。睡眠障害クリニックや総合病院の睡眠外来などがそれにあたりますが、数は多くないのが現状です。

近くに適切な病院がなければ、呼吸器内科や耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。病院のホームページに睡眠時無呼吸症候群の治療に関する記述があるところがよいでしょう。

睡眠時無呼吸症候群で子供への治療は?

睡眠時無呼吸症候群でお子さんへの治療は、手術治療と保存的治療のふたつがあります。

手術による治療法

子供の睡眠時無呼吸症候群では、手術が選択されることが多くなっています。アデノイド切除と口蓋扁桃摘出術を行うことで、無呼吸の症状は著しく改善します。

手術に適した時期は、アデノイドと口蓋扁桃が大きくなる3~6歳ごろで、全身麻酔での手術で約1週間の入院が必要です。

保存的治療法

保存的治療では、成人によく行われている経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)があります。

CPAPは鼻や口に取り付けたマスクから空気を気道へ送り込む方法です。お子さんの場合、マスクの締め付けによる不快感から装着を嫌がることもあります。

その他、点鼻薬や抗アレルギー薬などの内服薬による薬物治療や、肥満の場合には減量指導も行われます。

保存的治療法は、いずれも長期間の治療が必要となることが多く、家庭でのお子さんへのサポートが不可欠です。

家庭でできるケア

病院での治療に加え、家庭でも少し気をつけるだけで症状を軽くできる方法があります。

そのひとつは鼻の健康管理です。鼻炎や風邪に掛かると鼻呼吸がしづらくなります。鼻洗いや吸入などで鼻の健康管理を行うことで、睡眠時無呼吸症候群の症状を抑えることができるのです。

参考鼻洗いで鼻スッキリ!

もうひとつは枕への配慮です。枕が合っていないと睡眠時無呼吸症候群の症状が重くなります。枕は高すぎても低すぎても、気道が狭くなってしまうからです。

高さを細かく調整できるものを選ぶと、お子さんのカラダに合わせて最適な状態を維持できます。

【医師がすすめるジュニア枕】

睡眠時無呼吸症候群で子供のケース…まとめ

気になるなら早めの受診を

成長期のお子さんにとって、睡眠の質を確保することは大切なことです。

睡眠時無呼吸症候群は良質な睡眠の大敵となりため、できるだけ早めに専門機関を受診していただければと思います。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【快眠】です。

1日のうち大人で3割、子供で4割もの時間を寝て過ごすのだから、寝ている時間の質を高くすればQOL(生活の質)も向上するはずです。

※今日はボタモチ、1個追加!

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プロフィール

若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
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