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ウォシュレットの耐用年数は?延長保証と修理代とはどっちがお得?

投稿日:2019年9月18日 更新日:

ウォッシュレット

先日26年使い続けたトイレを新調したのですが、業者さんからウォシュレットの10年延長保証を勧められました。ウォシュレットは通常、26年も持たないということで…。

今回はウォシュレットの一般的な耐用年数と、延長保証をつけたときとその都度修理したときとでは、どっちがお得かについてです。

ウォシュレットの耐用年数は?

我が家のウォシュレットは26年選手

我が家のウォシュレットは、新築時に最初からついていたものです。

5年ほど前に一度ノズルから水がでなくなったことがありましたが、分岐金具内のストレーナーを掃除したらめでたく解決。自分でやったから当然タダで、その後トラブルなく快調に使い続けてきました。

今回、タンクと便器が劣化したため全取っ替えとなったのですが、ウォシュレット自体はまだまだ行けそうな勢いがありました。

ウォシュレットは長持ちしない?

業者さんからウォシュレットの延長保証を勧められて知ったのですが、普通ウォシュレットは26年も持たないそうで、せいぜい7~10年の寿命という話でした。

友人たちに訪ねたところ、5年くらいで故障して修理を頼んだとか、20年間に2回取り替えたとかで、ウォシュレットの意外な軟弱ぶりに驚いている次第です。

ウォシュレットの延長保証とは?

14,000円支払うと10年後まで安泰

業者さんおすすめのウォシュレット延長保証は、10年後まで「部品代」「作業代」「出張代」無料で修理してもらえるというサービスです。

料金は14,000円でということですが、そもそもウォシュレットの修理をしたことがないので、これが高いのか安いのかさっぱり分かりません。そこで、友人たちに尋ねてみたうえで検討することにしました。

ウォシュレットの修理代はいくら?

修理代は2万円くらい必要らしい

修理にいくら掛かるのかわからなかったのですが、知人から聞いた話をまとめると、2万円くらいは必要だったということです。

出張費だけでも5,000円くらいはするらしく、業者さんを呼べば修理しなくても出張費は掛かるとのこと。人をひとり拘束することになるのだから、無理からぬことでしょう。

修理できるのは部品がある間だけ

修理してもらうためには部品が必要ですが、製品の製造が打ち切られたあと7年くらい経つと部品が手に入らなくなり、新調せざるをえなくなります。

今回トイレと一緒に洗面台も取り替えましたが、修理したくても水栓の部品が手に入らなかったことが理由です。長年故障知らずというのも、良し悪しといったところかもしれませんね。

▼リフォームにまとまった資金は不要!

延長保証とその都度の修理ではどちらがお得?

10年間故障しなかったら丸々損

26年故障しなかった先代の実績を考えると、ウォシュレットが10年以内に故障するなどありえないような気がします。

もし10年間故障しなかったら、14,000円は丸々損してしまうことになるのですが、はじめから付いているメーカー無料保証の1年間をのぞく9年で割ると、1年あたり1,500円ちょっとです。

お守り代わりに医療保険に入っている人のことを考えると、激安ともいえる値段かもしれませんが…。

▼本当に必要は保険とは?

1回でも修理すれば元は取れそう

知人の話によれば、ウォシュレットの修理代は2万円程度掛かるということなので、10年間に1回でも修理すれば元は充分にとれそうということになります。

とはいえ、寿命が10年程度の製品が8年目以降くらいのタイミングで壊れてしまったのなら、その時に新調したほうがいいかもしれないとも思うのですが…。

延長保証の5年タイプってどう?

保証期間が5年なら2,500円でOK

よくよく調べてみると、延長保証期間は10年だけでなく5年というものもありました。メーカー無料保証の1年に4年を延長するプランで、費用はなんと2,500円、安い!

そして、5年保証が終わる頃に「プラス5年保証」へ加入すれば、10年保証に乗り換えられるというものです。

トータルの料金は10年タイプと同額

追加料金は11,500円で、最初から10年保証に入ったときとトータルで同額になります。つまり5年間様子を見たうえで「プラス5年保証」をつけるかどうかを決められるわけです。

税抜価格なので、5年後に消費増税分が余計に掛かりますが、思い切りの悪い筆者のような者にはうってつけですね。

「ハズレ」は5年までに兆候がある

同じ製造ラインで機械的に製造される家電ですが、なぜかアタリハズレがあるようです。

知人たちの話によれば「ハズレ」の家電は最初から調子が悪いらしく、5年様子をみていればその後の経過が読めるのでは?ということでした。

課金額の偏向ぶりに現実がみえる

5年目までの保証料は1年あたり600円強、一方残りの5年間については1年あたりの保証料は2,300円。この違いに家電の経年による故障率の違いがみえてきます。

つまり、5年くらいまでに故障することは少ないということ。機械も人間と同じで古くなったら壊れやすくなるし、リペアにもお金が掛かるということでしょう。

ウォシュレットの延長保証は5年に決定!

トイレ

我が家の家電はみんな健康長寿だから

我が家の家電や備品はパソコン以外、みんな健康長寿。故障もせずに機嫌よく働いてくれています。

最新型は省エネタイプだから、古いものを使い続けるのはいかがなものか?という話も聞きますが、しっかり稼働している家電を廃棄するのは忍びなく思うのです。

ウォシュレットも我が家へ来たんだから、みんなと一緒にそこそこ長持ちしてくれるかも…。と思いつつも、友人たちからの情報を元に、とりあえず5年延長保証で様子をみるのがベストでは?という結論になりました。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【模様眺め】です。

元来すぐに白黒つけずにはすまないタチでしたが、このところ明日でもいいことを今日しなくてもいいのでは?と思うようになりました。何しろ人生は長いのですから。

※今日はボタモチ、1個追加!

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若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
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