7年前にオリックスカーリースで「いまのりセブン」を契約し、今月契約終了となりました。途中「おかま」されたり、整備会社に車を凹まされたりはしたものの、大きなトラブルに見舞われずにすんだことは幸いだったと思います。
今回は、カーリースで契約終了時に車はどうなるのか、車がもらえるなら手続きはどうすればいいのかなどについてです。
オリックスカーリースで契約終了後に車はもらえる?
7年後の「いまのりセブン」の選択肢は2つ
筆者が7年前に契約したオリックスの個人向けカーリースは「いまのりセブン」で、契約終了時には以下の2つから好きなほうを選べます。
車両を返却してキャッシュバックを受ける
キャッシュバックされる金額は契約時の年間リース料(月額リース料12回+ボーナス加算額2回)の20%です。
もし返却するリース車両が自力走行できない場合には、牽引など車両引き取りに掛かった実費が差し引かれます。
車両をそのまま譲り受ける
筆者が選択したのはこちらで、7年目の継続車検における基本点検整備費用と名義変更に関わる手数料は、オリックス自動車が負担してくれます。
オリックスカーリースで契約終了時の手続き方法は?
契約終了の3ヶ月前に案内が届く
リース契約終了の3ヶ月ほど前になると、オリックス自動車から「いまのりセブン ご契約満了のご案内」と書かれたリース契約終了に関する案内が郵送されてくるので、契約終了後にリース車両をどうするのかを決定します。
筆者はそのまま乗り続けるつもりだったので、車両を譲り受けることにしました。書面に記載された希望する選択肢にチェックを入れて返送すればOKで、これが手続きの第1ステップとなります。
車をもらうために必要な費用
契約終了後にリース車両を譲り受けるためには、継続車検と名義変更が必要になります。継続車検の基本点検整備費用と名義変更のための手数料はオリックス自動車が負担してくれるので、自己負担はありません。
けれども、毎月のリース料に含まれていた車検時の法定費用(重量税・自賠責保険料)は、契約終了にともない自己負担となり、今後は自動車税も自分で支払うことになります。
車検前にもう一度書類が届く
車検時期が近づくと手続きの第2ステップとして、オリックス自動車からもう一度書類が送付されてきます。
筆者の場合は買い取りを指定したので「お買取手続きのご案内」と書かれた用紙と、売買契約書兼請求書・自動車税納税証明書・車検無料クーポン券が同封されていました。手続きの流れは以下のとおりです。
- 「売買契約書兼請求書」に署名・捺印して返送
- オリックスの指定口座に代金を振り込む
- 「車検無料クーポン」を利用して指定工場で継続車検を受ける
- 車両譲渡書類が送られてくるので手続きを行う
これでリース車両は晴れて自分のものとなります。筆者の場合に請求された金額は9,560円、車検時の法定費用は31,670円でした。
また4の手続きでは、送られてきた書類の記載内容を確認して印鑑を捺し、車検証の原本と共に返送します。返送用にレターパックが同封されているので、手続きはほとんど手間いらずで完了です。
個人向けカーリース契約の注意点
カーリースで不安なのは廃車リスク
カーリースに限らず、リース契約では基本的に中途解約すると違約金が掛かります。
「いまのりセブン」の場合、5年経過後は2ヶ月前までに連絡すれば、原則違約金なしでリース契約を解約することができますが、5年未満で解約すると違約金が発生します。
中途解約するつもりなら、最初から長期のカーリースを選択することはないはずですが、予期せぬ事故などでリース車両が廃車となる場合には、リース契約を解約しなければならなくなります。
車両保険は付けておきたい
筆者はこれまで、自分の車に車両保険を付けたことがありませんでした。ほぼ毎日車に乗っていますが、大きな事故とは無縁でゴールト歴も長く、安くはない保険料を支払ってまで車両保険に加入する必要を感じなかったからです。
にもかかわらず、オリックスのリース車両に車両保険を追加した理由は、修理不能となるほどの事故が起きた場合に備えてのことです。この場合、リースを中途解約せざるを得なくなります。
違約金の支払いなどによる金銭的負担を軽くするためにも、車両保険には加入しておくことをおすすめします。
整備業者を選べないのが残念
オリックスのカーリースでは、無料クーポンを利用して車検やオイル交換を行います。このときの整備業者はオリックスから指定されていて、「いまのりセブン」を契約した当初は、自宅から2km足らずのところにあるA社でした。
けれども途中から、自宅から8km以上離れたN社に変更となってしまったのです。すんだことなので詳細にはふれませんが、N社に変わって不便になっただけでなく、満足度は大きく低下してしまいました。
特定の整備業者に車両を見てもらいたいという方は、この点に注意が必要です。いつものガソリンスタンドで契約できるスマートビークルの個人向けカーリースなら、給油のついでにメンテナンスできるうえ、ガゾリン代も割安になります。
メリットありの個人向けカーリース
カーリースは「物入りどき」の助っ人
7年前には個人向けカーリースがまだ一般的ではなく、契約すべきかどうか正直迷いました。けれども今ではカーリースを利用して正解だったと思っています。
住宅の購入やお子さんの大学入学などのような物入りどきには、手持ちの現金を減らたりローンを増やしたりすることがためらわれるものです。
こんなときにこそ個人向けカーリースを利用して、ピンチをうまく乗り切っていただければと思います。
▼カーリースのメリット
▼カーリースで審査や保険は?
今日のボタモチ
今日のボタモチは【ベター】です。
ベスト案にこだわって先へ進めない間を問題は待ってくれません。さっさとベター案に乗りかえてスルーしてしまったほうが正解でしょう。
※今日はボタモチ、1個追加!
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