画像引用元:【楽天】パンダフルライフコレクション
10年以上前に口座を作ったものの、そのままになっていたイーバンク銀行(現在の楽天銀行)でしたが、仕事の関係で振込口座に指定したことで復活。
楽天カードや楽天証券などと連動することで、普通預金の金利はイオン銀行より高くなるなど、かなりメリットがあることを知って活躍の場が広がっています。今回は楽天銀行のお得な使い方についてです。
楽天銀行のお得な使い方
楽天カードを持っているとお得
楽天カードを使っている方は、利用代金の引き落としを楽天銀行を引き落とし口座にするだけで、以下のような優遇措置が受けられます。
楽天市場でのお買い物で付与されるポイントが+1倍に
楽天市場で買い物をすると利用代金の1%が楽天スーパーポイントとして付与されますが、楽天カードで支払うと通常で3倍のポイントが獲得できます。さらに利用代金を楽天銀行で支払うと+1倍となって合計4倍のポイントが付与されるのです。
楽天銀行の普通預金金利が2倍の0.04%に
楽天銀行の普通預金金利は通常0.02%ですが、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にするだけで、2倍の0.04%になります。
メガバンクの定期預金金利は現在0.01%ですが、いつでも引き出せる普通預金でありながら、メガバンクの定期預金の40倍の金利を得られるようになるわけです。
利用代金の引き落としだけでポイントがもらえる
ハッピープログラムにエントリーして楽天銀行の口座から楽天カードの利用代金を引き落とすだけで、楽天ポイントを毎月3~9ポイント獲得できます。
9ポイントなんて…と思われるかもしれませんが、何もしなくても勝手に貯まっているのだからありがたくいただきましょう(ハッピープログラムについては後述します)。
ここまで見てきたように楽天市場と楽天カードを利用している方は、楽天銀行からの引き落としが断然お得です。引き落とし口座の変更手続きは楽天銀行か楽天e-NAVIのwebサイトから簡単に行なえるので、ぜひどうぞ。
楽天銀行での口座振替の便利なメリット
楽天カードの利用代金を楽天銀行で口座振替すると、残高が不足していた場合にメールで知らせてくれるので「引き落としできなかった!」という失敗を防ぐことができます。さらに、引き落としは1日に4回あり、15時以降の入金でも間に合います。
残高不足での債務不履行は誰でも一度くらいはやってしまう失敗ですが、回数が重なると信用情報に傷がついてしまうので気をつけたいところです。
楽天証券口座との連携だけで普通預金金利が0.10%!
楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にすると、普通預金の金利が2倍になりますが、楽天証券の口座をお持ちならマネーブリッジ連携をすると、金利は一気に0.10倍になります。
イオン銀行の金利が改変になって、金利0.10%をキープする条件が厳しくなりましたが、マネーブリッジ連携だけで金利0.10%をゲットできるので、楽天銀行のほうが簡単です。
マネーブリッジは楽天証券の投資家向けサービスですが、株などの取引をしなくても大丈夫です。楽天証券の口座を解説してマネーブリッジ連携を行うだけでOK、口座開設や連携の手続きは楽天銀行のwebサイトから手軽にできます。
ハッピープログラムで楽天銀行のお得さがアップ
画像引用元:楽天スーパーポイントが貯まって使えるハッピープログラム|楽天銀行
ハッピープログラムの概要
ハッピープログラムとは、楽天銀行を使っている人への優遇サービスです。ハッピープログラムには会員ステージというシステムがあり、ステージランクによってさまざまな特典が用意されています。主な内容は以下のとおりです。
- ATM手数料回数が増える
- 他行宛振込手数料が増える
- 振込手数料を楽天スーパーポイントで支払うことができる
- 楽天スーパーポイントが貯まる
会員ステージおよびATM手数料と振込手数料の無料回数は、以下のとおりです。
会員ステージ |
残高/サービス利用件数 |
ATM手数料無料回数 |
振込手数料無料回数 |
ベーシック |
- |
0回 |
0回 |
アドバンスト |
10万円以上/5件以上 |
1回 |
1回 |
プレミアム |
50万円以上/10件以上 |
2回 |
2回 |
VIP |
100万円以上/20件以上 |
5回 |
3回 |
スーパーVIP |
300万円以上/30件以上 |
7回 |
3回 |
手数料を無料にできる
あからさまに客をランク付けするのはどうかと思うのですが、最近ではどこでもこの手のサービスが一般的になっているようなので、しかたありません。
通常、ATM手数料は出金と3万円未満の入金で、セブン銀行とイオン銀行の場合は216円、イーネット・ローソン・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行では270円。他校宛振込手数料は3万円未満で165円、3万円以上だと258円も取られてしまいます。
0.10%で100万円を1年預けても利息は税引き後800円足らずなのに、デジタルデータをいじるだけでこんなに手数料を取るだなんて、許しがたいことだと思いませんか?筆者は払いたくありません。
現金の引き出しは月1回まとめて行っている筆者としては、ATM手数料より振込手数料の無料回数をもう少し増やしてほしいと思うのです。
なお、ゆうちょ銀行を利用すれば本人名義口座への振込は103円、本人名義口座からの入金は無料となります。ハッピープログラムの無料回数を使い切ってしまったときの助っ人として、どうぞ。
楽天スーパーポイントが貯まる
以下の対象のサービスを利用するだけで、会員ステージに応じたポイントが付与されます。
- 他行口座からの振込
- 他行口座への振込
- 口座振替(自動引落)
- 楽天銀行法人口座からの振込入金
- 給与・賞与・年金の受取
- 楽天バンク決済
- Pay-easy(ペイジー)
- 楽天銀行即時入金サービス
- 海外送金
- ゆうちょ出金
- ATM取引(入出金)
金額ではなく件数ごとのポイント付与となり、その他、公営競技や宝くじへの入金でもポイントが付きます。
普通預金の金利はイオン銀行より良いみたい
0.10%達成はイオン銀行より簡単
カードの利用状況にもよりますが、普通預金の金利を0.10%にできる条件は、イオン銀行より楽天銀行のほうが簡単です。楽天カードと楽天証券の口座を作ってマネーブリッジを利用するだけなので、ぜひお試しください。
ATMと他行宛振込手数料を払わずにすませるためには、無理して取引回数を増やすより預金残高を増やしていくことをおすすめします。
イオン銀行の改悪をきっかけに楽天銀行の優秀さに気付いた筆者は、他行の自分名義口座から楽天銀行の自分名義口座への振込で金利が優遇されるキャンペーンに乗っかって、虎の子を引っ越しさせました。
楽天銀行での金利優遇キャンペーンは定期的に開催されているようなので、まめにチェックしようと思います。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【契機】です。
「寝た子を起こすな」といいますが、イオン銀行の改変で目覚めた利用者は結構多いのでは?あるいは、優良顧客以外をふるい落とす戦略?いずれにしても、眠りから覚めるよい契機となりました。
※今日はボタモチ、1個追加!
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