梅沢富美男の大阪新歌舞伎座でほれぼれする女形ぶりを堪能!

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梅沢富美男・香西かおり特別公演を大阪新歌舞伎座で鑑賞しました。ラッキーなことに良い座席が取れて、この世のものとは思えないほど美しく艶やかな梅沢富美男の女形姿を、しっかりと目に焼き付けることができたのです。

今回は、公演の様子や大阪新歌舞伎座についてレポートします。

梅沢富美男の大阪新歌舞伎座公演

初めての出会いは公演のポスター

梅沢富美男の艶姿を筆者が初めて見たのは、今から30年以上も前のある雨の日のこと。明石駅前に貼られた公演のポスターを見たときでした。

こぼれんばかりに咲き誇るボタンの花のような色香を漂わせた梅沢富美男の女形姿に釘付けとなり、しばらくその場を動けなかったことを思い出します。

その後、中野浩一似?の素顔を知って、その芸の凄さに圧倒されてしまいました。あのオッサン顔がどんな魔法を使えばあんなに美しく化けられるのか…今もって謎です。

梅沢富美男の女形は他とは違う

女形姿の美しい方は何人かおられますが、皆さん素顔も美形でいらっしゃいます。また、仕上がった女形は確かに美しいのですが、どこまでも「とてもキレイな女のヒト」なのです。

梅沢富美男の女形は、あやかしの化身とでもいえばよいのでしょうか。ヒトではない何かが人間を惑わすためにまとった魔性の姿のように思えるのです。妖艶な微笑みを見てしまうと、妖しく揺らめく炎に吸い寄せられる蛾にでもなったような気がします。

あのメイクに掛かる時間は?

素のオッサン顔から魔性の美女に生まれ変わるためのメイク。仕上がり後には全く元の面影がなく、かなりしっかりと造り込んでいるように見えますね。

ところが、地塗りからカツラを付けるまでの所要時間はなんと約7分で、最速なら3分で完了するのだそうですよ。舞台では同じメイクのままで男役もこなしていることもあり、カツラや衣装、立ち居振る舞いが変わると同じ顔でも違和感なく色男に変身できるようです。

ライザップ効果でさらに美しく

ライザップで12.9kgの減量を成功させた梅沢富美男。それもただ単に痩せただけでなくみごとに引き締まったボディになり、30代のころの身体のキレを取り戻しました。

メタボなお腹はスッキリ消え失せとても67歳には見えなくなりましたが、カツラや衣装が合わなくなって新調せざるを得なくなり、思わぬ出費がかさんでしまったのだそうですよ。

梅沢富美男の女形を堪能

生の梅沢富美男を観るチャンスが到来

明石での邂逅以来、一度生の公演を観てみたいと思いつつもなかなかチャンスがなく、時は過ぎてゆきました。ところが今回、仕事つながりのご縁で大阪新歌舞伎座の公演チケットが手に入ったのです。

座席はなんと2階特別席の真後ろ!ちなみに特別席の料金は11,000円、筆者の席は他の2階席同様5,000円(ともに税込み)と超お買い得となっています。隣に座ったご夫婦は毎月新歌舞伎座に来ておられるとかで、いつも特別席の真後ろを指定しているのだそうです。

なお、筆者の席は中央より向かって右寄りだったので花道の手前1/3くらいまでよく見えましたが、2階・3階で左寄りの座席だと花道が見えない場合があるのでご注意ください。

公演は盛りだくさん

公演は三部構成で、

  • 第一部:お芝居
  • 第二部:歌謡ステージ
  • 第三部:舞踊ショー

となっていました。お芝居の演目は『出世の稲川』。強いのにさっぱり人気の出ない大坂の関取・稲川治郎吉を梅沢富美男、江戸っ子オブ江戸っ子ともいうべき火消しの女将を大阪出身の香西かおりが演じる時代人情モノです。

歌謡ステージは香西かおりがメイン。昨年デビュー30周年を迎えた彼女はなんと、筆者と同い年ということで驚きでした。どう見ても50代には見えない…芸能人は年を取る速度が遅いのでしょうか。

第三部・お待ちかねの舞踊ショーでは、梅沢富美男の美しい舞姿をたっぷりと堪能。衣装は相当重そうに見えましたが、蝶が舞うような身のこなしはライザップも効いているのかもしれません。

持参したオペラグラスで、2階席からでも魅惑的な表情やたおやかな仕草までバッチリ鑑賞できてもうニヤけっぱなし…至福のひとときを過ごせました。

▼フリーフォーカスで小型軽量のオペラグラス

大阪新歌舞伎座の詳細

大阪新歌舞伎座の最寄り駅は?

上本町YUFURA内にある大阪新歌舞伎座へは、近鉄・大阪上本町駅からが便利。14番出口から直結で雨が降ってもへっちゃらです。大阪メトロ千日前線・谷町線の谷町九丁目駅から徒歩5分となっていますが、上本町駅まで地下通路があります。

JR大阪駅からなら、以下の3ルートがおすすめでしょう。なお乗り換えのたびに切符を買うのはかなり面倒ですが、イコカがあればとても便利です。

  • 御堂筋線梅田→なんば+近鉄奈良線大阪難波→大阪上本町/乗り換え1回・運賃380円
  • 谷町線東梅田→谷町九丁目から徒歩5分/乗り換えなし・運賃230円
  • 環状線外回り鶴橋+近鉄奈良線鶴橋→大阪上本町駅/乗り換え1回・運賃330円

大阪新歌舞伎座は上本町YUFURAの6階

大阪新歌舞伎座は上本町YUFURAの6階にあります。開園の30分前まで入場できませんが、ビル内のテナントを見て回ったりお茶したりしながら時間をつぶせますよ。

また、劇場のお弁当は開園までの販売となっていますが、お取り置きもしてもらえるので早めに購入しておくのがおすすめです。

上演中は飲食禁止

上演中は飲食禁止ですが、幕間には座席でお弁当を食べることができます。

劇場のお弁当以外のものでも持ち込み自由なので、常連さんはコンビニのサンドイッチやおにぎりなどで手軽に済ませているようです。

館内は撮影禁止

上演中の撮影は当然ですが、開演前や幕間も館内は撮影禁止となっています。上村淳之画伯が原画を揮毫した緞帳の『四季花鳥図』は、愛らしい野鳥が飛び交う図柄でしたが撮影できませんでした。

代わりにチケットが入っていた封筒をお見せしましょう。

当日券は半額

残席があれば開園15分前より窓口にて2階席(2,500円)と3階席(1,500円)の当日券を販売しています。

価格は通常の半額となっていますが予約での購入はできません。筆者が鑑賞した日には、当日券を求めて30人ほどの方が並んでおられました。

大阪新歌舞伎座の詳細は公式ホームページ、電話でのお問合せは06-7730-2222 (午前10:00 〜 午後 6:00)までお願いします。

梅沢富美男の大阪新歌舞伎座へぜひ!

梅沢富美男の公演は一見の価値あり

念願かなってついに梅沢富美男の艶姿を直に観ることができました。良い席を取ってもらえたこともラッキーだったと思います。

残念ながら、梅沢富美男・香西かおり特別公演in大阪新歌舞伎座は明日23日が千穐楽(千秋楽)です。今後の公演は梅沢富美男チャンネルの出演・公演情報に詳しく掲載されています。

心ゆくまで舞台を堪能して浮世の憂さをキレイさっぱり洗い流せたようで、これからは毎年梅沢富美男の魔法に掛かる日を設けたいと考えているところです。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【チャージ】です。

美しいものには力があるようです。同じ空間に身を置きその姿を目にするだけで、明日への活力をチャージできるように感じられます。

※今日はボタモチ、1個追加!

 

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