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灘の酒蔵探訪攻略法!時短のコツはバスと電車の合わせ技にあり

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日本酒シーズンの幕開けを告げる恒例の「灘の酒蔵探訪」。開催期間が長いので何度も訪れて少しずつ巡りたいところですが、遠方より参加するならそういうわけにもいきません。

今回は、1日でできるだけたくさんの蔵を訪れたいという方向けに、バスと電車の合わせ技で蔵を巡る方法を紹介します。

まずは「灘の酒蔵探訪パンフレット」をゲット

「灘の酒蔵探訪」に行くなら、事前にパンフレットを入手しましょう。

パンフレットは出先のスタンプポイントでも手に入りますが、バスチケットの販売場所やバス運行表のほか酒蔵MAP、期間中のイベント情報など事前に知っておきたい情報が載っているので、早めの入手をおすすめします。

といいつつ、パンフレットはなぜか開催の直前まで配布されず、今年は16日に配布が開始されたようでした。

神戸市内観光案内所(JR新神戸駅、北野、神戸空港、有馬温泉)のほか、チケットの販売場所、各スタンプポイントで入手できます。

灘の酒蔵めぐりバスの運行は土日祝のみ

期間中、1日乗り放題の「灘の酒蔵めぐりバス」が土日祝のみ巡行しています。

昨年までは神戸エリアだけでしたが、今年は西宮エリアでもバスを利用できるようになりました(市をまたいでの相互利用はできません)。

神戸・西宮とも「バスチケット+有料試飲1杯」の通常チケットが500円、「バスチケット+有料試飲2杯+オリジナルお猪口」のプレミアムチケットが限定各300枚で1,000円です。

出遅れた筆者はプレミアムチケットを入手できませんでしたが、チケットは乗車時にスタンプを押してから有効となるため、来年は早めに買っておくことにします。

1日で回りたいなら電車との合わせ技がおすすめ

バスの運行開始は蔵の開館より遅い

バスの始発時間は神戸で9時42分、西宮で10時です。加えて一方通行のため、お目当てのイベント開始時間に間に合わないこともあります。そんなときには、阪神電車との合わせ技がおすすめです。

蔵開きが行われた櫻正宗と酒心館へは、バスだと開始時間に間に合いませんが、櫻正宗へは魚崎駅、酒心館へは石屋川駅から徒歩で向かい、後はバスで回ればOKです。

バスは30~40分間隔で運行

バスの運行時間はおおむね神戸エリアで40分間隔、西宮エリアで30分間隔となっています。

蔵で試飲を楽しんだりお酒を選んだりするにはよい時間ですが、うっかり乗り遅れると次まで時間を持て余すことに。

とはいえ、距離によっては歩いたほうが早いケースもあります。パンフレットには徒歩での目安時間も書かれているので、これを目安に歩くかバスに乗るかを決めてください。

最終バスは17時台前半

酒蔵めぐりバスの最終便は17時台前半ですが、半数近くの蔵が17時頃に閉店するので妥当なところなのかもしれません。

バスは神戸エリアで11周、西宮エリアで14周走っているので、早く閉店する蔵を巡ってからゆっくり夜の部を開始してもよいのでは?

計画的に回れば神戸・西宮両制覇も可能

神戸エリアラストの誠味屋本店最寄りの石屋川駅から西宮駅までは、普通+特急で12分・普通のみで20分あればOKです。

14時半か15時に西宮駅を発車するバスに乗れる時間に神戸エリアを後にすれば、両エリア制覇は充分に可能となります。

西宮エリアラストの大関からは、今津駅もしくは久寿川駅まで徒歩10分程度なので、バスを逃しても大丈夫。ほろ酔い気分で歩くにはちょうどよい距離ではないでしょうか。

神戸エリアの酒蔵探訪レポート

今日のスタートは浜福鶴

まずは魚崎駅から徒歩で浜福鶴へ、年内最後の朝市蔵マルシェが開催されていました。

カネテツの練天をほおばりつつ、数量限定のご祈祷酒を無料試飲後、酒粕の詰め放題(税込み500円)にチャレンジしましたが、つい11袋も詰めてしまったためこのあと重たい思いをすることに…。

▼無料試飲コーナー・今日の担当は米治さん

櫻正宗のカフェでケーキセット

櫻正宗では、季節限定の純米酒の無料試飲をいただいてからカフェへ。お酒の香りが漂うおいしいケーキとコーヒーのセットでくつろぎました。

この後バスに乗るつもりだったのですが、乗り場が蔵から離れていることに気付かずに乗りそびれてしまい、次の菊正宗まで6分間歩くことに…。

▼お酒の合間のスイーツもまた良し

時間が合えば樽酒工房の見学も

菊正宗では樽酒用の樽を自社生産していますが、「樽酒マイスターファクトリー」でその伝統技術を見学できます。1日3回各20名の限定、2日前までの予約が必要です(職人さんの作業は平日のみ)。

隣接の記念館では無料試飲や物販のほか、昔の酒造りを体感できる展示もあります。次の白鶴へは徒歩10分足らず、バスを待つより早いのでまたまた歩くことに…。

▼歴史を感じる看板

有料試飲チケットで白鶴錦の限定大吟醸を

バスチケットについている有料試飲1杯チケットで、直営店限定酒をいただきました。

白鶴が開発した、山田錦の弟にあたる酒米「白鶴錦」100%使用の純米大吟醸酒で、大吟醸のよさとしっかりとした味わいをあわせ持ったお酒です。

酒蔵を利用した資料館には、等身大の人形と当時の道具を使って酒造りの様子が再現されていて、当時の酒造りがかなりの重労働だったことが実感できます。

白鶴から次の酒心館まで徒歩18分、重い荷物を持って歩くのは辛すぎるので、甘酒と酒粕入りソフトクリームを食べながらバスを待ちました。

▼限定とあらば見逃せない

酒心館の有料試飲でくつろぎのひとときを

御影駅経由で11分、酒心館に到着です。無料試飲も充実しているのですが、カウンターで腰かけてじっくり有料試飲も楽しめます。

物販コーナーではお酒だけでなく、珍しい酒肴やお酒を使ったお菓子などもあります。ここから沢の鶴までは徒歩20分ほど、歩くことは考えずにバスに乗りました。

▼肴があればなおうれしい

バスのありがたみを実感しつつ沢の鶴へ

沢の鶴は灘五郷の西の端にあり、他の酒蔵から少し離れていますが、浮世絵にも描かれている「※」ブランドのお酒は、ぜひ訪れて味わいたいものです。

江戸時代に建造された酒蔵を公開した資料館では、珍しい地下構造の槽場(ふなば)跡を見ることもできます。

無料試飲で提供される「古酒仕込み梅酒」は、南高梅を3年熟成の生酛純米酒で漬け込んだなんともリッチな梅酒で、特におすすめです。なお、沢の鶴は少し早めの16時閉店です。

※マークは米へのこだわり

武庫の郷でフィニッシュ

沢の鶴からバスで5分、こうべ甲南 武庫の郷に到着です。本みりんと甲南漬が有名で試食もできます。

隣接のお食事処「平介茶屋」の、かまど炊きの炊き立てご飯やおにぎりは本当においしいのですが、営業時間が11時30分~13時30分と短いのが残念。また次回にいただきましょう。

ここから最寄りの新在家駅までは徒歩5分、最後の誠味屋本店はおいしい佃煮のお店ですが、今回は残念ながら時間切れとなってしまいました。スタンプを7つゲットできたので「灘の酒蔵賞」を狙って応募することにします。

目一杯巡っても充分味わえる灘五郷

酒蔵巡りにはコロコロバッグが必須

今回は15時から西宮で所用があったため、10時前に浜福鶴入りして武庫の郷を後にしたのが14時過ぎと、ハードな酒蔵巡りとなりました。

バスと阪神電車のおかげで短い時間でも充分に楽しめましたが、酒蔵での戦利品は重くなりがちなため、コロコロバッグは必須ですね。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【健脚】です。

足が弱るとお出掛けが億劫になり、ますます足が弱ってしまいます。足の鍛錬はご機嫌な暮らしのために必要ですが、楽しくお出掛けすることでも足は鍛えられるのです。「お出掛け健脚法」とでも名付けようかな?

※今日はボタモチ、2個追加!

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若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
そんなボタモチたちを集めたのがこのブログです。稔り多い人生を祝う「祝活」を目指す日々が、ボタモチとなって棚の上に積み上がり、いつかナイスなタイミングで落ちてくるかも?

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