早いもので、間もなく今年の第1クォーターが終了し、新年度に突入します。年末あんなにがんばって大掃除したのに、すっかり元に戻ってしまっている…という声がよく聞かれるのもこの頃です。
今回は、思い切ってもう大掃除をやめてしまいませんか?という提案です。
年末の大掃除をやめる理由とは?
年末の大掃除をやめようという提案には、次のような理由があります。
実生活のサイクルに合っていない
年末は季節的・社会的に見ると中途半端な時期です。季節的には冬のど真ん中ですし、社会的には学校年度や会計年度の途中となるためです。
がんばって大掃除してもじきに元の木阿弥になってしまう理由は、この中途半端さにあるのです。
耐寒掃除は苦行
年末の冷たい風と水に耐えながらの大掃除は辛すぎませんか?
身体を冷やすと、風邪を引いたり腰が痛くなったり、ロクなことはありません。せっかくのお正月休みに寝込んでしまっては、もったいないですね。
大ゴトは分けたほうが楽
まとめてやろうとするから大ゴトになるのです。無理なくできる程度の分量に細分化すれば、もっと楽に済ませることができるのではないでしょうか。
それでなくても忙しいのに
それでなくても忙しい年末、こんなときにわざわざ大掃除しなくてもいいのでは?と思いませんか。
思い立ったが吉日、春秋中掃除の導入を検討してみてはいかがでしょう。
春秋の中掃除 導入のメリット
年末の大掃除をやめる理由から、春秋の中掃除導入のメリットが見えてきました。
生活サイクルとシンクロ
特に春の中掃除では、学校年度や会計年度の切り替わりで不要になったものを、一気に整理できます。
また、春秋は衣替えのシーズンでもあります。衣類の整理・入れ替えに合わせて、クローゼットもスッキリ片付けられます。暖房器具や扇風機、調度品などの入れ替えも、いっしょに済ませてしまいましょう。
暑くも寒くもない快適な気候
窓を開け放しての網戸掃除や水回りの重点掃除など、暑くも寒くもない春秋なら快適に気分よく行えます。テキパキと動いてスピーディーに済ませてしまいましょう。
しんどいコトは細分化しよう
年末の大掃除は、1~2日の短期決戦型が多いようです。29日は縁起がよくないし、最終のゴミ収集日までに済ませたいからと、期間が限定されるようです。
春秋の中掃除では、それぞれ1ヶ月程度の期間をとって、少しずつ片付けることをオススメしています。
忙しくない時期を選べるのがマル
春秋は、年末ほどにはやるべきことが短期間に集中しません。ゆとりのある計画を立てて、気軽に取り組むことができるのです。
春秋の中掃除がもっと楽になるコツ
ちょっとしたコツですが、これで春秋の中掃除をもっと楽にすることができます。
一点突破主義
同時多発で掃除を始めると、どこもかしこも中途半端な状態になってしまいます。ひと部屋ずつ、あるいはコーナーごとに区切って、そこを終わらせてから次へ移りましょう。
一歩ずつ着実に終わらせることで達成感を味わえるため、さらにヤル気を高められます。
分割主義
「捨てる」「片付ける」「掃除する」を分けて行います。まずはゴミを捨てることから始めましょう。
そうすると、お部屋のスペースに余裕ができるので片付けがはかどります。きちんとモノが収まった状態なら、掃除も一気に効率よく終わらせることができるのです。
この春から中掃除を始めよう
年2回の春秋中掃除は、とても合理的な掃除方法です。
スッキリとキレイな居住空間は、春のフレッシュな気分を盛り上げ、仕事や作業のさらなる効率化も期待できます。新年度を快調にスタートさせるためにも、この春から中掃除を始めてみませんか?
今日のボタモチ
今日ご紹介したボタモチは【環境整備】です。掃除によって空間を整えることは、運気を高める手軽な方法です。
また、苦行を苦行のままで放置せずに改善していくことで、さらにご機嫌な毎日を過ごすことができるでしょう。
※ 今日はボタモチ、1個追加!
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