夏休みが近づきました。筆者の生まれ育った地域では、主に揖保の糸というそうめんが食されています。
ノーマルな冷やそうめんだけでなく、炒めたり揚げたりしてアツアツでいただくこともよくあり、おかずによし、お昼によしのそうめん。今回は簡単なアレンジをご紹介しましょう。
基本のキ そうめんのゆで方
差し水不要、コシのあるおいしいそうめんが、手軽にゆであがります。
- 多めの熱湯にそうめんをさばき入れ、強火のままくっつかないように混ぜます
- 沸き上がってきたら、フタをして火を止め、そのまま90秒放置
- 固さをみてもうしばらく置くか、すぐにザルにあげてよく水洗いすればOK
冷やそうめん&麺つゆ
冷やそうめんは、氷水につけておくと水っぽくなるので、洗い終わったらザルにあげて食します。筆者の場合、そうめんを冷やしすぎると味わいが乏しく感じられるので、麺つゆ側をよく冷やしていただきます。
いつものそうめんも麺つゆを変えるだけで、いろいろな味が楽しめます。今回は市販の麺つゆベースの簡単なものを中心にご紹介しましょう。
- ゴマ生姜つゆ
- 梅つゆ
- イタリアンつゆ
- 山形のだし入りつゆ
- 塩ぽんベースの塩麹つゆ
市販の麺つゆに練りゴマ・すりゴマ・おろし生姜を加えます。薬味はお好みでみょうが・青じそをどうぞ。
市販の麺つゆに梅干しをほぐし入れるだけ。梅干しの塩気が強い場合は、水を足して調節、薬味は青じそであっさりといきましょう。
市販の麺つゆに薄皮をむいたプチトマトを半分に切って加えます。オリーブオイルを少し垂らして、あればブラックオリーブとバジル、なければ青じそを薬味にどうそ。
市販の麺つゆに、山形のだしをいれるだけ。
塩ポン酢に塩麹と柚子胡椒を加え、少し水で薄めます。お好みでみょうがを薬味に。
そうめん・おかず編
- 揚げそうめん 基本の揚げ麺
- フライパンに油を5mmほどの深さに入れて熱します
- 固めにゆでてザルに上げたそうめんを、洗わずそのまま湯切り
- できるだけ薄べったくなるようにフライパンに投入、油がはねてレンジが汚れないように即フタをします
- 油がはねなくなったら、麺をくずさないように裏側を確認、こんがりきつね色に揚がっていたらひっくり返し、同様に揚げ焼きにします。
- 揚げそうめん めんたい味
- 皿に麺つゆと明太子をほぐして混ぜておき、パリッと揚がったそうめんをジュッと入れます
- 青ネギが青じそともみ海苔でどうぞ
- 揚げそうめん 生姜あんかけ
- 麺つゆを適当にうすめて火にかけます
- 沸いたらガリを千切りにしたものと、おろし生姜を投入、続いて水溶き片栗粉を加えてとろみがついたら、皿に盛った揚げそうめんにかけます
- カイワレをトッピングしてどうぞ
- 炒めそうめん
- チリメンジャコを多めの油でカリッと炒めます
- そこへ固めにゆでてザルに上げて湯切りしたままのそうめんを投入、麺つゆを控えめに回しかけて皿に取ります
- 韓国海苔ふりかけをたっぷりかけたら出来上がりです
- 炒めそうめん お子様バージョン
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- フライパンに多めの油をしき、溶き卵を流し込んでグルっと混ぜます
- 固めにゆでてザルに上げて湯切りしたままのそうめんを加え、市販のチャーハンの素と冷凍庫に常備してある小口切りの青ネギをまぜて出来上がり
- タイ風にゅうめん
- 戻した干しエビと薄切りニンニクを炒め、中華スープとトムヤンクンの素を加えます
- 固めにゆでて水洗いしたそうめんとニラを投入、仕上げにレモンをしぼって出来上がりです
- 宮崎の冷汁風
- 鯖缶に味噌とたっぷりのすりゴマ、市販の麺つゆを混ぜます
- 薬味はたっぷりと、オクラ・みょうが・青じそを刻んだものとおろし生姜を
- 普通にゆでて水洗いしたそうめんを鉢に盛り、ぶっかけにしてどうぞ
子供たちが夏休みに、自分で作っておやつ代わりにしていました。
そうめんがあれば夏は何とかなる
以上、レシピ紹介なのに画像がないのは、もはや料理とは言えないレベルのお手軽さだから。
地域によってはそうめんをあまり食べないそうですが、筆者の住まう地域では、夏休みのお昼は、ほぼ毎日そうめんというお宅もあります。
また、年中そうめんを常備し、冬場は具入りの熱いお汁でいただく「にゅうめん」にしたり、お鍋のシメにしたりもします。
そうめんの最大のメリットは、カップラーメンにも負けないゆで上がりの速さ。食べたいと思ったらすぐに食べられるので、食べ盛りのお子さんがおられるご家庭に、ぜひおすすめします。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【試み】です。
人生やったもん勝ちとは限りませんが、やってみないとわからないものではあります。料理は試みのためのよい機会、夏休みにお子さんといっしょに楽しんでみては?
※今日はボタモチ1個追加!
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