顔のパーツの中で、眉はとても目立つものです。眉は顔の印象を左右し、若見えの決め手にもなりますが、どんなふうに描いたらいいのかわからず、不自然になったり今風でなかったりすることも・・・。
今回はシニア向けに、簡単にできる若見え眉の作り方です。
若見えは眉で決まる
まずは眉の若見え効果をご覧ください
4分38秒辺りでモデルの女性が「ぜんぜん違う!」と言っていますが、眉ひとつでここまで変わることがよくわかりますね。
眉はよく目立つ
顔のパーツで最も目立つのは眉で、現在のトレンドは太めのなだらかアーチとなっています。
ところが、自分の一番輝いていた時期に流行っていたメイクそのままという『全盛期メイク』をされているシニアの方には、マダム眉のままというケースも見られます。
また、眉はアンタッチャブルという方もおられ、特に眉が薄い方は眉に対する関心も薄いのか、完全放置というケースが多いようです。
トリミングは怠りなく
眉メイクの前にトリミングが必要なので、一度サロンでやってもらうとよいでしょう。その後も同じ眉をキープしたいなら、テンプレートを作っておくことをおすすめします。
まずは仕上がりを写真に撮って、実物大に拡大します。そして、クリアファイルを適当にカットしたものに眉のアウトラインを写し取り、ライン通りにくり抜けば自家製眉テンプレートのできあがりです。
次回からはこのテンプレートを眉に当て、ペンシルでアウトラインを引いてからトリミングすれば、いつでもプロの仕上がりを再現できます。
自眉とトレンドの兼ね合いは?
眉を整えるときに注意したいのは、自眉からかけ離れた形にしないことです。
眉は筋肉や骨格の影響が大きいため、鏡の前ですましている時とは違う動きをします。一度、鏡の前で百面相をしてみるとよくわかりますよ。
特に眉山の位置は、自眉や骨格に近づけた方が無難です。自眉とトレンドの兼ね合いを上手く付けることで、自然な美しさのある眉ができあがるのです。
眉カットの仕方は?
トリミングは眉の下側から
眉を細くしたい場合、眉の上側から細くするととても不自然です。眉山や骨格を無視する形になるからで、眉の下側から細くしてゆくと違和感の少ない仕上がりになります。
シニアの方の場合、眉が下がっていると疲れたように見えたり老けて見えたりします。
眉下の毛を剃るかカットするかしてから、眉の上側を少し描き足して直線に近づけるようにすると、違和感なく下がり眉を解消できます。
眉を決めるポイントは3点
眉頭・眉山・眉尻の3点が、眉全体の形を決めるポイントとなります。
眉頭
眉頭の位置は、小鼻のキワの延長上です。
眉頭が寄りすぎたり離れすぎたりすると不自然にみえるだけでなく、きつい表情になったりしまりのない表情になったりします。
眉山
眉山は眉カーブの頂点で、黒目の外側が位置の目安です。
眉を上に動かしたときに上がる部分に眉山を合わせると、眉の動きと表情が連動して自然な仕上がりになります。
眉尻
眉尻の位置は、眉山よりも下で眉頭と同じか上の場所になります。終点を小鼻のキワと目尻の延長線上に持ってくると、バランスのよい美眉が決まります。
トリミングに必要な道具
眉のトリミングは、コームとハサミの二刀流でするものと思っていませんか?
コームつきの眉シェーバーと使えば、眉をなぞるだけで眉の長さがそろいます。切りすぎてまばらになる心配もなく、あっという間に完了です。
あとは、コームを外したシェーバーで、眉下を中心に余分な毛を剃ります。細かいところは、眉用ハサミでカットして仕上げましょう。
★これさえあれば楽々美眉
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眉の簡単な書き方は?
トリミングをすませておけば、後は足りないところに書き足すだけで眉は完成します。ペンシルだけで書くこともできますが、パウダーやマスカラを併用すると、もっと簡単です。
眉頭はペンシルで描くよりパウダーを乗せる方が自然な仕上がりになります。マスカラは眉毛にハリと立ち上がりを与えてくれるアイテムですが、肌にブラシが付かないように気をつけましょう。
若見えの秘訣は眉!まとめ
眉を変えて若返ろう
全盛期メイクは筆者もやっていて、若い頃にブルック・シールズの太くてりりしい眉に憧れて以来、眉なしにもかかわらず黒のペンシル・パウダー・マスカラを駆使して眉をこしらえ続けていました。
その後、細眉が流行り始めた頃になってさすがに違和感を覚え、自眉に逆らわない眉メイクに落ち着いた次第です。
トリミングさえしておけば、後は簡単にできる眉メイク。一度見直してみられてはいかがでしょうか?
今日のボタモチ
今日のボタモチは【道具】です。
弘法は筆を選ばずといいますが、普通の人は無理せず道具に頼るのが正解だと思います。
※今日はボタモチ、1個追加!
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