健康生活

インフルエンザの感染予防にアルコール!使い方やおすすめは?

投稿日:2017年12月2日 更新日:

ウイルス

毎年流行するインフルエンザ。罹ると消耗するし、仕事や学校を5日以上は休まなければなりません。特に忙しい年末や年度末には、インフルエンザをしっかり予防したいものです。

今回は、インフルエンザ予防に効果的な、アルコール消毒液の使い方やおすすめの製品についてです。

インフルエンザの感染予防にはアルコール

インフルエンザウイルスはアルコールで除去

注射する前にアルコール綿で清拭したり、食品加工の現場にアルコールスプレーが置かれていたりと、アルコールで消毒できることはよく知られています。

ところで、アルコールでインフルエンザを予防できるのはなぜでしょうか?

インフルエンザウイルスがヒトの細胞に取り付くとき、ウイルスを覆っている膜を介して行われます。この膜は油溶性のためアルコールに触れると溶けてしまい、感染することができなくなるのです。

これを不活化といい、インフルエンザの他にヘルペスやHIVウイルスにも有効です。なお、B型肝炎やノロウイルスなどは、アルコールでは不活化が充分ではなく、次亜塩素酸ナトリウムが有効となっています。

インフルエンザの感染経路は?

インフルエンザの主な感染経路は、飛沫感染と接触感染です。

飛沫感染は、インフルエンザに感染している人の咳やくしゃみで飛び散ったウイルスが、健康な人の鼻や口から吸い込まれて喉や鼻の粘膜に接触することで感染するものです。

接触感染は、皮膚や粘膜の直接的な接触、またはウイルスが付いた物を介する間接的な接触によって感染するものとなります。アルコールでの感染予防は、接触感染の予防に大変有効なのです。

感染予防でアルコールの正しい使い方

アルコールで手指を消毒することで、インフルエンザの接触感染を防ぐことができますが、使い方を間違えると効果が半減してしまいます。

正しい使い方の手順

アルコール消毒液の正しい使い方の手順は以下のとおりです。

  1. 消毒の前に手をキレイに洗う
  2. 手をよく拭く
  3. アルコール消毒液を手に取る
  4. 両手にまんべんなく塗り広げる

使い方のポイント

まず手を洗う

アルコール消毒液を使う前に、手をキレイに洗っておくことが最初のポイントです。

アルコールには汚れ落としの効果もあり、筆者は冷蔵庫内の掃除にも使っています。手に汚れが付いていると、アルコールの戦力はそちらにも向けられ、肝心の対ウイルス用の戦力が半減してしまうのです。

何はともあれ、まず手をキレイに洗うことからスタートしましょう。

手をよく拭く

手が乾いていない状態でアルコール消毒液を使用すると、アルコール濃度が低くなってしまい、本来の効果が得られなくなってしまいます。

手を洗ったあとは、使い捨てのペーパータオルか清潔なタオルで水気をしっかり拭き取りましょう。

ハンドドライヤーで手を乾かすと、かえって菌がついてしまうという調査結果が出ているので、筆者は拭き取り方式をおすすめしています。

アルコール消毒液はたっぷりと

アルコール消毒液の量が少ないと、効果が半減してしまいます。両手にまんべんなく行き渡るように、たっぷりと使用しましょう。

手の隅々までまんべんなく塗り広げる

両方の手のひら、甲、指先、指の間などにアルコール消毒液がまんべんなく行き渡るよう、しっかりと塗り広げます。

指輪を外し、爪を短く切っておくこともアルコール消毒液の効果を高めるコツです。

アルコール消毒で注意したいこと

手指の消毒にとても効果のあるアルコール消毒ですが、注意したいことがあります。それは、手が荒れやすくなってしまうことです。

アルコールには強力な脱脂力があるため、手肌の皮脂まで取り去られてしまいます。また、アルコールに過敏な体質の方は使用できません。

困ったことに、手が荒れてしまうと皮膚の細かな傷にウイルスや菌が入り込んで取れにくくなるのです。アルコール消毒液の使いすぎには注意しましょう。

インフルエンザ予防におすすめのアルコール消毒液は?

ドラッグストアへ行くと、アルコール消毒液の種類が多いことに驚かれるのではないでしょうか?

こんなにたくさんあると、どれがいいのか迷ってしまいますね。さあ、どれを選びましょうか。

適切な濃度の製品を選ぶ

アルコール消毒液は適切な濃度の製品を選ぶことが最初のポイントです。

アルコール濃度が薄まるとインフルエンザ予防の効果も下がってしまうことは、『アルコール消毒液の正しい使い方』のところで述べました。

しかし、濃度が高いほどよいというものではありません。アルコール濃度が高すぎるとあっという間に揮発してしまい、ウイルスの不活化がうまくできなくなるのです。

消毒に適したアルコール濃度は、70%前後なので、アルコール消毒液を選ぶ際の目安にしてください。

手肌をいたわる製品がおすすめ

アルコール消毒液を使いすぎると手肌が荒れてしまいます。対策としてハンドクリームを併用するとよいのですが、正直面倒です。そこで、手肌をいたわる成分が含まれたアルコール消毒液がおすすめです。

『ハンドラボ 手指消毒スプレーVH』は、高い消毒効果と手荒れ防止効果を併せ持っています。同じシリーズで携帯できるジェルタイプもあり、外出先での使用に便利です。

なお、アルコール濃度が高い製品のため、くれぐれも火気にはご注意ください。

【消毒とハンドケアが同時に完了!】

使用上の注意

アルコール消毒液を使うときに注意したいことの追加です。

火気厳禁

消毒効果が高い製品はアルコール濃度も高くなっているため、火気厳禁です。

去年の残りは使わない

アルコールは揮発性が高いため、去年の残りは消毒効果が低くなっています。少量パックのものを買い求め、早めに使い切ることが上手な使い方です。

容器を変質させることも

アルコールは樹脂を溶かすことがあります。

手持ちの容器に移し替えることはおすすめしませんが、どうしても必要な場合には、アルコールに使用できる材質のものを選んでください。

眼に入らないように注意

アルコールは刺激が強いため、眼に入らないようご注意ください。万一眼に入った場合には、速やかに流水で眼を洗浄しましょう。

蒸気の吸入に注意

特にスプレータイプのものを大量に使用する場合は、アルコールに弱い人は気分が悪くなることがあるので換気に気を付けましょう。

インフルエンザ予防にはアルコール消毒・まとめ

アルコール消毒で感染リスクを下げよう

まだ11月だというのに、すでにAH3亜型やB型、AH1pdm09型に感染した患者さんが増えはじめているようです。

アルコール消毒液を上手に使えば、ウイルス感染のリスクを大幅に低下させられるので、この冬はインフルエンザに罹らないことを目指してみてはいかがでしょうか?

★飛沫感染には鼻洗浄がおすすめ

今日のボタモチ

今日のボタモチは【頃合い】です。

何事もやり過ぎたり行き過ぎたりはよくありません。ちょうどいい頃合いは、たいてい真ん中辺りだったりするのです。

※今日はボタモチ、1個追加!

 

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プロフィール

若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
そんなボタモチたちを集めたのがこのブログです。稔り多い人生を祝う「祝活」を目指す日々が、ボタモチとなって棚の上に積み上がり、いつかナイスなタイミングで落ちてくるかも?

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