いよいよお掃除に取り掛かります。毎回格闘必至のあの場所も、ちょっとしたコツと事前の策で、あっけないほど楽チンにお掃除が完了します。では、早速まいりましょう。
これで楽々!場所別お掃除のコツ
網戸&窓
気候のよい春だから、網戸&窓も快適にお掃除できます。さまざまなお掃除グッズが売られていますが、洗ってしまうのが一番スッキリします。
水洗いをもっとお手軽にしたい方におすすめなのが、散水機。吹き降りの雨上がり、窓に網戸の汚れが打ち付けられているのを見たことがあると思います。これを応用し、立地的に散水が可能であれば、おうちの外から窓に向かって散水機のジェット噴射を浴びせかけるのです。網戸も窓もあっという間にキレイになります。勢いよい水流のお陰で、窓のレールの汚れも大半は流れ去っているはずです。
その後、窓を拭くとき雑巾は使いません。窓用スクイジーで上から下になでるだけでOK、網戸部分や窓枠・レールはウエスでザクっと拭いていけば、そよ風が乾かしてくれます。キレイにした網戸は、週に1度くらいエチケットブラシでなでてあげると、ホコリがたまりません。
窓の部屋側は、アンモニア水溶液をスプレーしてスクイジーをかけましょう。アンモニア水溶液は、薬局に売っているアンモニアを水で0.4%濃度に薄めたものです(水:アンモニア=250:1)。汚れ落ちがよい上、二度拭きの手間がいらないので仕事がはかどります。
排水口
トラップの掃除を怠っているなら、ショックで掃除する意欲がなえてしまわないよう、まず市販のパイプ洗浄剤を流してから取り掛かりましょう。
一番のコツは、日頃から汚さないこと。油汚れはウエスなどで拭き取ってから流しに運びましょう。ゴミ受けも難所のひとつですが、浅型の銅製パンチングタイプのものを使えば、カビやぬめりが付きにくい上、排水口も汚れにくくなります。
換気扇&フィルター
羽・フィルターなど、外して洗うのが一番早くキレイになります。ここでもいきなり取り掛からず、時間を味方につける浸け置きをおすすめします。浸け置き容器を使わずに厚手のビニール袋のなかで浸け置きすれば、洗剤を節約できる上に使った後の容器を洗う手間も省けます。
親水性塗装のされたレンジフードフィルターを使えば、水洗いだけであっという間にキレイになります。汚れの落ちっぷりが気持ちいいので、ついマメに洗ってしまいます。
ガスレンジ
こちらも換気扇と同様に浸け置きがおすすめ。ほどよく汚れがふやけた頃合いを見計らって洗い流しましょう。
汚れやすいレンジ周りですが、調理の後のまだ周辺が温かいうちなら、水拭きだけでキレイになります。週に1度ほど、先ほどのアンモニアスプレーとマイクロファイバークロスでササッと拭けば、いつでもピカピカです。
お風呂
お風呂の汚れ落ちが一番いいタイミングは、使用後。お湯でゆるんだ汚れはとても落ちやすくなっています。
まず、残り湯に浸け置き洗剤を投入、ここへ浴室小物を放り込みます。その間に浴室内を掃除し、頃合いを見て小物を取り出して水洗い、その後追い焚きすれば風呂釜洗浄も完了です。
排水口やカビなどは塩素系洗剤を使うので、日を改めます。ちなみに塩素系洗剤は新しいものほどよく効くそうなので、○○用などと使い分けずに、ひとつの洗剤をあちこちで使い回して早く使い切るのが正解です。
お掃除のコツはアイテムとタイミングにあり
いかがでしたか。道具と時間を味方につければ、お掃除はとても楽になります。また、お掃除の極意は「先手必勝」。汚さないことに勝るものはありません。次回はこの極意に迫ります。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【省力】です。できればせずに済ませたいのがお掃除。でも、やらないと後で困るからしかたなくやるというのは、残念な時間の過ごし方です。省力の工夫で、お掃除を楽しく楽に済ませましょう。
※ 今日はボタモチ、1個追加!
コメント