健康生活

スタンディングデスクの効果とは?集中力や体力がつくって本当?

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直立

以前から、集中力や体力がつくというスタンディングデスクの効果が気になっていましたが、デスクワークが増えて腰の張りが気になるようになっていたこともあって、スタンディングデスクを試してみることになったのです。

今回は、実際にスタンディングデスクを導入して分かった効果や、集中力や体力がつくというウワサの検証についてです。

スタンディングデスクの効果とは?

座っているより立っている方が健康に良い

座位は立位の5割増しで腰に負担が掛かります。つまり立っているより座っている方が、腰への負担が大きいということで、長時間座っていると寿命が縮むというウワサもあるくらいです。

座りすぎの弊害を避け社員の健康を守るために、スタンディングデスクを導入する企業も増えてきました。

しかし、座っているのがいけないからずっと立っているというわけではなく、スタンディングデスクを使うことで座りっぱなしの時間を減らそうという試みなのです。

スタンディングデスクで頭が冴える?

スタンディングデスクの導入で、会議やミーティングによい効果をもたらすとされています。

人間は、座っているときより立っているときのほうがアクティブになるようで、発言が活発になったり進行がスピーディーになったりするなど、建設的な変化がみられてるようです。

これらの効果は、スタンディングデスクで頭が冴えたためのものとは言い切れませんが、少なくとも眠気に襲われたり、こっそりスマホを見てやり過ごしたりということは避けられます。

したがってスタンディングデスクによって、メンバーをアクティブな状態にすることは期待できそうです。

スタンディングデスクで仕事にメリハリがつく

仕事にメリハリをつけることで効率化をアップさせることができます。人間の集中力は思ったほど長く持ちませんが、意識しないといつまでも同じ作業を続けて時間対効果を下げてしまいがちです。

スタンディングデスクを使うと頭より先に身体が疲れるため、効率が落ちる前に「ここらで一息いれよう」とか、「座ってする仕事に切り替えよう」というように、仕事にメリハリをつけやすくなります。

スタンディングデスクで集中力や体力がつく?

スタンディングデスクで眠くならないのは確か

GoogleやFacebookなど業績絶好調の企業がスタンディングデスクを導入したと聞くと、多くの人が自分も試してみようと思うでしょう。

筆者もその一人で、自宅の机を使ってスタンディングデスクを「自作」しています。

集中力がついたかどうかは、アウトプットの検証を行うなどしなければ客観指標として提示できませんが、作業中に気が散ったり昼食後に眠くなったりすることは、確実に減少しました。

スタンディングデスクで体力がつく

体力をつけたいなら運動をすることが最も効果的です。仕事帰りにジムでトレーニングすることが習慣化しているような方なら、スタンディングデスクは不要かもしれません。

しかしビジネスパーソンの多くは、運動する時間を確保できていないのが現状です。

立って仕事をするだけで体力がつくのかという疑問には、通勤電車で座らずに立っていると体力が向上するとされているので、「あります」といってよいでしょう。

なお筆者の実感としては、お腹が引っ込む効果があるようです。立っているときには、お腹を締めていないと腰が疲れます。

そのためスタンディングデスクで作業している間は腹を凹めることが習慣になり、だんだんと締まってきました。

スタンディングデスクを導入する際の注意点

高さが合っていなければ逆効果

デスクワークでの机や椅子の高さは、かなり重要です。高すぎても低すぎても首や腰に負担が掛かるため、作業をする人に合わせてきめ細かく調整しなければなりません。

通常の机と椅子と同様、スタンディングデスクの高さも注意深く決めたいところで、目安としては腕を下ろしたときの肘の高さに机の高さを合わせるといい具合になります。ちなみに筆者の場合は95cmです。

足が痛くて仕事にならない人も

スタンディングデスクを導入したのはいいけれど、足が痛くて仕事にならないという声も聞かれます。

実際に長時間立って仕事をしている方には、足のむくみだけでなく静脈瘤や足底腱膜炎などに罹ってしまったというケースも少なくないようです。

身体が痛いと仕事どころでなくなるため、スタンディングデスクを買う前には、実際に立ってする仕事を体験しておくことをおすすめします。

スタンディングデスクだとフットワークが軽くなる

ダンス

スタンディングデスクのメリットは気軽に動けること

スタンディングデスクを使ってみて気づいたことは、とても気軽に動けるようになったということです。

デスクワークの疲労軽減のため、ときどき席を立つことが勧められていますが、なかなか実行できませんでした。

けれども立って仕事をするようになってから、ちょっと物を取りに行ったり、軽くストレッチして身体をほぐしたりするなど、特に意識しなくても気軽に動くようになったのです。

デスクワークの疲労は、同じ姿勢を続けることによって引き起こされるので、このフットワークの軽さはかなり重要なスタンディングデスクのメリットなのかもしれません。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【腰軽】です。

動く度に「どっこいしょ」というようになったら、老化が進んでいることを自覚しなければなりません。腰軽に動けるようにしておくことでフットワークも軽くなり、心身の老化を遅らせることができそうです。

※今日はボタモチ、1個追加!

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若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
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