健康生活

ああ勘違い!ポールウォーキングとノルディックは全く違うのに

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最近、ポールを持って歩いているシニアの方をよく見掛けるようになりました。しかし、ただ手にポールを持っているだけという方も多いようです。また、ポールの選び方が分からない、そもそもポールウォーキングとノルディックウォーキングはどこが違うの?という声もよく聞かれます。

そこで今回は、ポールウォーキングとノルディックウォーキングの違いを、ポールの選び方と歩き方の点から解説しましょう。

ポールウォーキングとノルディックウォーキングは全く違う

ポールvsノルディックで最大の違いは歩き方

ポールウォーキングとノルディックウォーキングは、どちらもポールを使って歩くため、違いがよくわからないという声も聞かれます。けれども両者の歩き方は全く違うもので、ポールの選び方を間違うと正しく歩くことが難しくなるのです。

ポールウォーキングとノルディックウォーキングの歩き方で最大の違いは腕の動きで、腕の動きにマッチするようにポールも作られています。

歩き方に差が出る腕の動き

ポールウォーキングは腕を前に出す

ポールウォーキングでは腕を前方に突き出すように動かして、踏み出した足のサイドへ垂直に下ろします。

よく見掛ける残念な事例は、肘を直角に曲げたままほぼ固定して、ポールを上下に動かしながら歩いているというものです。リハビリでポールウォーキングを活用するのであればこれで問題はありません。

けれども普通に歩ける方の場合は、かえってポールがじゃまになって腕の振りが小さくなったり歩幅が狭くなったりして、ポールを持たないときのほうが颯爽と歩けてしまうことさえあるのです。

ノルディックウォーキングは腕を大きく振る

ノルディックウォーキングでは、肘をゆったりと伸ばして大きく前後に振ります。ポールのポジションは斜め45度が基本で、ポールの先端で地面を後方へしっかり押し出すようにします。

ポールの着地点は前後の足の真ん中あたりです。ポールウォーキングに比べると歩幅・腕の振りとも大きくなるため、歩行速度・運動効果とも高くなります。

それに伴い足腰への負担はポールウォーキングより大きくなるため、リハビリでノルディックウォーキングを行う場合には、無理しないように注意が必要です。

ポールウォーキングはノルディックウォーキングの進化系

ノルディックウォーキングはフィンランド生まれ

ノルディックウォーキングは、クロスカントリースキーの夏季トレーニングとして行われていたものが始まりです。1997年にフィンランドで「ノルディックウォーキング」として発表されてから、またたく間にヨーロッパを中心に広がりました。

日本には1999年に導入され、通常のウォーキングより膝・腰への負担が少ないうえに高い運動効果が期待されるとあって、愛好者が増え続けています。

より安全に進化したポールウォーキング

ノルディックウォーキングは安全性の高いスポーツですが、すでに足腰が弱っている高齢者やリハビリ患者にとっては、ハードルが高いものでしょう。

そこでノルディックウォーキングの良さを活かしながら、より安全性を求めて日本で独自に進化したものがポールウォーキングです。

ノルディックウォーキングではポールによって推進力を高めるのですが、ポールウォーキングではポールを歩行のサポートとして活用します。

ポールウォーキングを行うことで歩行姿勢が改善され、安定した足の運びができるようになるため、転倒防止効果も期待できるのです。

ポールウォーキングとノルディックウォーキングのポールの選び方

歩き方に合わせてポールは正しく使い分けたい

ポールウォーキングとノルディックウォーキングの専用ポールは、似ているようですが別モノとなっています。

最も大きな違いはストラップの形状で、ポールウォーキングのポールでノルディックウォーキングを行うことは難しく、ノルディックウォーキングのポールでそのままポールウォーキングを行うと危険です。

ポールウォーキング専用ポールの特徴

ポールから手が簡単に離れる

ポールウォーキング専用のポールは、グリップを握った手を開くとストラップから手から抜けるようになっています。

そのため、ポールが障害物に接触したときや転倒してしまったときなど、簡単にポールが手から離れます。その結果、怪我を最小限に抑えることができるのです。

先端は丸もしくは平ら

ポールウォーキングではポールを垂直に接地させるため、先端部分は大きめの丸型か平型になっていて、安定性が高くなるように工夫されています。

なお、先端部分がすり減ってしまうと滑りやすくなってしまって危険です。替え部品が販売されているので、適宜交換してください。

▼平らな先ゴムで安心の安定感

ノルディックウォーキング用ポールの特徴

ポールは手から離れない

ノルディックウォーキング専用のポールは、手にはめるストラップの一部がポールとくっついています。

ノルディックウォーキングの場合、腕を後ろに振ったときに一瞬ポールを握った手のひらが開きますが、手をグリップから離してもポールが地面に落ちてしまうことはありません。

そのため、障害物にポールが接触したり転倒したりしたときでも、手からポールが離れないということに留意しておく必要があります。

先端は斜めにカットされている

ノルディックウォーキングではポールを45度くらい傾けて使用するため、先端の接地面も斜めにカットされています。

後方にポールを押し出すときに滑るようであれば、先端が摩耗していないか、向きが逆になっていないかを確認してください。

▼筆者も愛用のワンタッチロックタイプ

ノルディック用ポールでポールウォーキングもできる

ノルディックウォーキング用ポールのストラップをはずし、先端を丸型か平型に交換すれば、ポールウォーキングに使用することができます。

ノルディックウォーキングにはヨーロッパ型と日本型の2パターンがあり、ヨーロッパ型が従来のノルディックウォーキング、日本型がポールウォーキングの歩き方を取り入れたものとなっているのです。

そのため、ポールウォーキングの歩き方にもポールが対応できるように工夫されているというわけなのです。

ポールウォーキング・ノルディックウォーキングでもっと歩こう

まずは講習会や体験会に参加して

ポールウォーキングとノルディックウォーキングの違いを理解せずにポールを買い求めてしまうと、失敗する可能性が高くなります。

また、ポールウォーキングとノルディックウォーキングのどちらが自分に向いているのかについても、迷うところでしょう。

そこでおすすめしたいのが、講習会や体験会への参加です。ポールの貸出も行っているので、気軽にお試しできます。ポールの選び方についても講師がきちんと説明してくれので、安心して購入できますよ。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【ポイント】です。

ポイントを外してしまうと、効果が得られないばかりでなく逆効果になってしまうことも。頑張りを無駄にしないためにも、注意したいところです。

※今日はボタモチ、1個追加!

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若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
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