里山ハイキングの体験会に参加!ガイドの案内で楽しさ倍増

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先日、加古川市ウェルネスパーク主催の「眺望を楽しむ里山ハイキング」に参加しました。筆者はこれまで何度か里山や低山に出掛けていますが、ガイド付きの里山歩きは今回が初めて。どんな内容なのかワクワクしながら迎えた当日は絶好の山日和でした。

今回はちびっ子からシニアまで30名ほどの方々と一緒に参加した、里山ハイキングの体験レポートです。

筆者の里山体験レポート

ガイドさんは地元の方々

ハイキングコースとなった神吉山は北山・中山・行者山・小山(それぞれの標高:58m・65m・98m・73m)の総称です。地元自治会が管理している里山で、ガイドしてくださったのは里山会の方々でした。

途中に急な坂があるとのお話しでしたので、里山会が用意してくださっている手作りの杖を拝借することに。「開運の杖」と刻み文字が入った杖に、地元の方々のユーモアと優しさが感じられます。

★拝借した手作りの杖

歩きやすく整備されたコース

コースは枝や草が刈られて大変歩きやすく、ところどころでタケノコやワラビが顔を出していました。

★ワラビがニョキっと…春ですね

★ツツジも咲いていました

道中に自生しているタラヨウは、葉の裏面をとがったものでなぞると線が黒く浮き出します。文字を書いてハガキ代わりにできることから、郵便局の木として定められているそうです。

★筆者も落書きしてみました

道沿いに並んだ西国三十三札所のミニチュア版(?)は、西国三十三箇所になぞらえた石仏を並べお手軽に回れるようにしたもの。素朴なつくりの石仏は表情がとても愛らしく、見ているだけでほっこりした気分になります。

★素朴で愛らしい表情の石仏

神吉山は1877年に官有地となって払い下げられましたが、地元の方々が寄付を募って 1887年に買い戻したそうです。中山の山頂にはこれを記念した碑が建てられています。

★中山記念碑

★ガイドさんの解説に耳を傾ける皆さん

この山にはかなり古くから人が入っていたそうで、弥生時代末期(3世紀)頃のものとみられる古墳跡も残っています。

★行者山の山頂にある古墳跡そばの役行者と不動明王像

★行者山からの眺望

迷子にならないよう要所要所に案内板が立てられています。これが手作り感いっぱいでなかなかいい味を出しています。

★手作りの案内板

ガイドさんの心遣いに感謝

ふれあい里山会の方々には、見晴らしの良いビュースポットでの休憩時に冷たいお茶をふるまっていただきました。

炭焼き小屋で焼いた竹炭を分けてくださったり、ちびっ子にはしゃぼん玉をプレゼントしてくださったりと至れり尽くせりで、100円の参加費が申し訳なく感じられるほどでした。

★頂いた竹炭はシューズキーパーにする予定

駐車場やトイレもあって安心

加古川ウェルネスバークのすぐそばにある神吉山の約2時間・4kmのコースは、初心者やちびっ子・シニアも気軽に参加できるものでした。入り口のすぐそばに駐車場やトイレがあるところもうれしいですね。

ハイキングが終了したのがちょうどお昼前だったので、ウェルネスパーク内にある食堂で加古川名物「かつめし(税込み800円)」をいただきました。ウスターソースではなくデミグラスソースがかかっているのが特徴で、洋皿に盛り付けてお箸でいただくのが流儀だそうです。

★加古川名物・かつめし

里山ハイキングは誰もが楽しめる

ガイド付きだとなお楽しい

黙々と歩きひたすらゴールを目指すのも悪くありませんが、今回のハイキングのように眺望を楽しむことをメインに歩くというのもまたよしです。

ガイドさんの興味深いお話しに耳を傾けながら周囲をじっくり眺めてみると、ひとりだと目を留めることなく素通りしてしまいそうな風景が目に入ってきました。

遠くへ出掛けなくても身近な里山でスローライフな気分を味わうことができます。たくさんのイベントをハードにこなす連休の合間に、ぜひ里山でのスローなひとときを加えていただければと思います。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【足元】です。

すぐ側にあるモノはかえって見えなかったりしますが、意外と身近なところにいいものがあったりします。ずっと前からそこにあるのに、発見できていないものはまだまだあるかもしれません。

※今日はボタモチ、1個追加!

 

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