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漢字検定の小学生へのメリットは?受けるなら何級?勉強法は?

投稿日:2017年7月29日 更新日:

勉強する女の子

せっかくの夏休みです。お子さんと一緒に『漢検』でおなじみの漢字検定に取り組まれてみてはいかがでしょうか?

今回は、小学生が漢検に取り組むメリットや、受けるなら何級がいいのか、勉強法はどうすればいいのかについて、ご紹介します。

漢字検定は小学生にどんなメリットがあるの?

漢検は小学生もたくさん受けている

漢検は、大人から子供まで受検できる、国内最大規模の検定のひとつです。1年間に3回の受検チャンスがあり、志願者数は、年間200万人以上といわれています。

そのうち小学生は約50万人で、小学生にとって漢検はメジャーなものとなっています。

漢検で漢字に自信がつく

漢検受検の一番のメリットは、総合的な漢字力がつくことです。単に読めるだけではなく、漢字や熟語の意味や成り立ちまで理解できるようになります。

この力は、読解力や学習効率を高めるのに役立ち、高校・大学受験や資格試験の勉強の際に、お子さんの大きな助けとなってくれるのです。

漢字だけでない漢検のメリット

また、少しずつ進級してゆくことで成功体験が増えることや、自主学習の習慣づけにもなるなど、漢検受検には、漢字に強くなれること以外にも多くのメリットがあります。

もしお子さんが意欲的なら、先取り受検も可能です。高校受験の際には、漢検3級合格から内申書に書けますが、準2級以上ならより有利な加点が期待できるようです。

漢字検定を小学生が受けるなら何級?

漢検は10級からあります。受検目安は、10級が1年生終了、9級が2年生終了、以下5級が6年生終了となっています。これはあくまで目安なので、受検する級は自由に選べます。

夏休みに勉強して10月に受検するなら、お子さんの学年より1つ下の級がおすすめです。例えばお子さんが3年生なら9級を受検するというぐあいです。

漢検は合否判定がでるので、お子さんのヤル気を削がないためにも、最初は確実に合格できる級を受検したいものです。

どんな問題が出題されるかは、【漢字検定WEB問題集】というウェブサイトが参考になると思います。

漢字検定の小学生向け勉強法は?

漢字検定に最適な教材は?

漢検に限らず受検のための勉強なら、主催者が発刊している公式テキストや問題集を使うのが王道です。

公益財団法人 日本漢字能力検定協会からは数種類の教材が出ていますので、その中からおすすめのものをご紹介しましょう。

いちまるとはじめよう!わくわく漢検

低学年におすすめ、1日10分で手軽に取り組める問題集です。課題が終わったらシールを貼って、楽しく学習を進めて行けます。10~5級まであります。

 

漢検 漢字学習ステップ

10級~2級まであり、10~8級まではワイド版(B5サイズ)も出ています。

漢字能力が総合的に身につくよう、幅広い分野の練習問題が掲載されているので、これ1冊で検定対策が可能です。

 

漢検 過去問題集

あれこれと中途半端に手を出すより、『漢字学習ステップ』を2~3回繰り返す方が力がつきます。過去問題集は10級からありますが、余力のある中学年以降からで充分でしょう。

 

漢検 分野別問題集

6級からあります。「漢字の読み」「対義語・類義語」「送りがな」といった、出題分野ごとに学習できる問題集です。

 

6級以上からは、『熟語の構成』『熟語の音読み訓読み』『対義語類義語』『三字熟語』『同音異義語』『部首』など幅広い分野から出題されます。『漢字学習ステップ』で不安のある分野は、この『分野別問題集』で集中的に補強しましょう。

漢字を覚えるコツ

筆者は小学生の頃、宿題で漢字を100回ずつ書かされましたが、上の空でマス目を埋めるだけだったため、『手の運動』と『鉛筆の消耗』でしかなかったように思います。

ただやみくもに書き取りを繰り返すより、もっと効果的に覚えられる方法での学習がおすすめです。

漢字の意味を理解する

漢字の特徴は、一字ごとに意味があるということです。

漢字ごとの意味がわかっていれば、知らない熟語を見ても、どういう意味なのかがわかるようになり、後々の学習速度が違ってきます。

部首を意識する

漢字の「へん」や「つくり」などの部首を意識すれば、漢字を覚えやすくなります。乾電池の『ち』は『地』と『池』のどちらが正解なのかも、へんを意識すれば間違えなくなるでしょう。

また、漢字の 90% 以上をしめる形声文字(『聞』『頭』など)では、意味を表す部分が部首となります。

『聞』の部首は『耳』で、『頭』の部首は『頁』です。つくりは漢字の音を表す部分となり、『聞』なら『モン』、『頭』なら『ズ』となるので、部首がわかりにくい『聞』や『頭』も、一発でOKですね。

書き順もチェック

漢検では、書き順を知らないと解けない問題が出題されます。例えば『帯(7級)』『冊(5級)』の書き順を正しく答えるのは、なかなか難しいものです。

【漢字の正しい書き順(筆順)】は動画で書き順を見せてくれるおすすめのウェブサイトです。

一番の勉強法は「お母さんと一緒」

親もいっしょに勉強しよう

低学年のお子さんや、漢字が苦手だったり、あまり興味がなかったりするお子さんの場合、お母さん(もちろんお父さんもOK)と一緒に勉強することをおすすめします。

我が家では、子供の漢字テストで『冬』に点が3つもついているのに◯になっていて(先生もお忙しいのでしょう)、「これはマズイかも」と思い、子供を誘って一緒に漢検の勉強を始めました。

楽しくて励みになる親子学習

子供は8級、筆者は2級(高卒目安)の『漢字学習ステップ』に各々取り組み、お互いの進捗具合を励みに学習をすすめ、ふたりともめでたく合格できました。

楽しく学習を続けるコツは、子供が乗り気でなくても気にせず、お母さんやお父さんが「楽しく」取り組むことです。

家族受検表彰制度がおすすめ

また、漢検には『家族受検表彰制度』というものがあります。

家族一緒に受検して合格すると、最大6名まで連名の表彰状がもらえるというものですが、家族の名前が並んだ表彰状は微笑ましく、励みもなってよい制度だと思います。

気になる合格データは?

チャレンジすることに意義があるとはいえ、せっかく受検するのだから、できれば合格したいものですね。

合格基準は、10~8級が150点満点で80%正解→120点で合格、7~準2級が200点満点で70%正解→140点です。

平成30年度(2018年度)第3回検定分の合格率は、以下のようになっています。

  • 10級:93.6%
  • 9級:91.9%
  • 8級:84.8%
  • 7級:86.8%
  • 6級:80.4%
  • 5級:76.2%

なお検定結果通知は検定日の約40日後、自宅に届きます。

漢字検定は小学生にメリットあり・まとめ

漢検受検にチャレンジしよう

小学生にメリットがいっぱいの漢検。この夏、親子で取り組んで秋の受検にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

2019年度 第2回個人受験日は10月20日(日)で、申し込みの受付期間は7月1日(月)~
9月20日(金)です。

検定料(税込み)は、5~7級が各2,000円、8~10級が各1,500円となっています。

なお、同姓の家族のみで「①氏名(カナ姓)・②電話番号・③希望受検地」が完全に一致している場合は、自動的に同じ受検会場となります。

詳しくは、漢検ホームページをご覧ください。

▼楽しく漢字が学べる漢検ミュージアムもおすすめ

今日のボタモチ

今日のボタモチは【刷り込み】です。

親の日頃の言動や趣味・嗜好は、お子さんにしっかりと刷り込まれています。あまり似てほしくないところほど、優先的に刷り込まれているような気もしますが…。

※今日はボタモチ2個追加!

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若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
そんなボタモチたちを集めたのがこのブログです。稔り多い人生を祝う「祝活」を目指す日々が、ボタモチとなって棚の上に積み上がり、いつかナイスなタイミングで落ちてくるかも?

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