遊園地で子供たちがトランポリンで遊んでいるのを見ると、とても楽しげです。すっかりハマってしまったお子さんから、トランポリンをおねだりされてしまうかも…。
実はこのトランポリン、単なる遊具ではおさまりきらないシロモノということをご存知でしょうか?今回は、トランポリンの意外とスゴイ健康効果や、実際にどう跳べばいいのかをご紹介しましょう。
トランポリンの健康効果とは?
トランポリンには、数多くの効果が認められており、その効果はNASAの折り紙つきです。
帰還後の宇宙飛行士が、無重力下で失われた筋密度と骨密度を回復するためのトレーニングとして、トランポリンが採用されているのです。
脂肪が燃える
トランポリンは、5分間跳ぶだけで50kcalと、短時間でカロリーを消費することができます。
楽ちんで誰でもできるトランポリン運動ですが、実は効率のよい有酸素運動で、体内の脂肪をどんどん燃やしてくれるのです。
筋力がつく
トランポリンは、手軽に行える全身運動です。
下半身はもちろんのこと、バランスをとるために体幹の筋肉(インナーマッスル)や、上半身の筋肉までも動員されるため、全身を満遍なく鍛えることができるのです。
基礎代謝がよくなる
筋力を鍛えて筋肉量が増えると基礎代謝がよくなることは、大変良く知られています。
基礎代謝がよくなると、日常生活での消費カロリーが多くなり、太りにくくなるというメリットが得られるのです。
便秘が解消できる
トランポリンの上下運動で、内臓が縦に揺さぶられてマッサージと同じような効果が得られます。
また、腹筋や骨盤底筋などが鍛えられ、腸の動きがよくなり便通がよくなるとともに、尿もれの予防にも効果的です。
デトックスやむくみにも効果あり
トランポリンで跳びはねる上下運動により、体中の細胞が振動します。その刺激で、よどみがちなリンパ液の流れがよくなるのです。
これにより老廃物が流れ去り、デトックスやむくみの解消につながります。
膝や腰への負担が少ない
スポーツで膝や腰を痛めてしまうことはよくありますが、トランポリンだとジャンプして着地したときの衝撃がとても小さいため、膝や腰を痛めにくく、安全にトレーニングを行うことができるのです。
トランポリンで跳んだあとに床で同じようにジャンプしてみると、トランポリンのクッション効果が実感できるはずです。
ストレス解消になる
運動には、ストレスを解消する効果があるのですが、楽しいと感じられなければその効果は半減してしまいます。
トランポリンなら、ただ跳ぶだけと言う簡単さで、誰もが手軽に楽しめるのです。カラダが軽くなるだけでなく、気分まで軽くなることを実感できるのではないでしょうか。
トランポリンの跳び方は?
ますは両足跳びから
最初は、両端を揃えて上下にジャンプすることから始めましょう。顔を正面に向けて、トランポリンの中央部分からできるだけ移動しないように跳べたらOKです。
慣れないうちは、足元が気になって前かがみになったり、カラダの癖のため足の位置が前後左右にずれたりしてしまいがちです。
グラマーな方は、胸が揺れないようにスポーツブラを着用されることをおすすめします。
膝・腰が不安なら足踏みしてみよう
トランポリンの膝を痛めない飛び方を尋ねられることがよくありますが、そのような場合にはジャンプより足踏みがおすすめ。
足踏みなんて効くの?と思われるかもしれませんが、気を抜いて行うと骨盤が左右に傾いたり上体がぶれたりしがちなのです。
上体を安定させながら、足裏でトランポリンをしっかりと踏みしめるのは、意外と難しいもの。膝や腰への負担はジャンプより軽いのに運動効果はバッチリです。
腕を直角に曲げて、後ろに引くときに力を入れると、上半身の運動効果も期待できます。
左右・前後の開脚も加えたい
両脚を左右や前後に開脚しながらのジャンプも加えましょう。このとき、腰がふれないように体幹をまっすぐに維持することが肝心です。
また、出産経験がおありの方の中には、左右開脚の際に「尿モレ」が見られる場合もありますが、トレーニングを続けて骨盤底筋が鍛えられると治まってきます。
エクササイズ動画やBGMでもっと楽しく
好きな音楽をBGMにするのも、気分が上がって楽しいものです。また、トランポリンエクササイズは、YouTubeでも紹介されていますので、それを参考になさるのもいいでしょう。
もっと本格的にやりたいなら、エクササイズDVDも販売されているので、それを利用されてはいかがでしょうか?
トランポリンは1日5分でOK?
5分跳べばジョギング1km分の効果!
ジョギングで1km走るためには7分程度の時間が必要となります。消費カロリーは約50kcalで、トランポリンを5分跳んだのと同じ程度です。
ジョギングの7分はなかなか大変ですが、トランポリンでの5分はあっという間に過ぎてしまいます。まずは、気軽に5分から始めてみてください。
消費カロリーは疲れ具合とは無関係
消費カロリーは、運動量で決まるもので、疲れ具合は関係ありません。また、先にご紹介したトランポリンのさまざまな運動効果は、ほんの5分跳んだだけでも得られます。
実際に跳んでみると5分はあっという間で、気が付けば10分くらい平気で跳んでいたりします。膝や腰への負担が少なく、安心して取り組めるところも大きなメリットです。
続けやすさも魅力
暑い時期に屋外での運動はおっくうなものです。トランポリンなら、エアコンの効いた室内でできるので、とても続けやすいのです。
気になるサイズですが、家庭用のトランポリンは畳半畳ほどのスペースで大丈夫、使わないときには、部屋の隅にでも立てかけておけば邪魔になりません。
価格もお手ごろなので、始めやすさにおいても優れています。音が気になるときには、フロアマットを敷けばOKです。
運動嫌いな方にこそおすすめ
ジョギングでは、走ることに楽しさを感じられるようになるまでに時間が掛かります。
その点トランポリンなら、ただ跳んでいるだけでカラダとココロが軽くなり、愉快な気分になれます。
ちびっこから高齢者まで、だれもができるトランポリン。運動が嫌いな方や苦手な方にこそ、この楽しさを味わっていただきたいと思います。
トランポリンの効果・まとめ
Let’s トランポリン!
ちびっこから高齢者、さらには海外のセレブまで夢中にさせるトランポリン。楽しく跳ぶだけで得られるさまざまな効果をご紹介しました。
トランポリンは楽なのに健康効果抜群!この機会に、1日5分から始めてみませんか?
今日のボタモチ
今日のボタモチは【意外性】です。
ハードでなければ成果は出ない?意外とそうでもないのが世の中の面白いところかもしれません。
※今日はボタモチ1個追加!
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