汗をかくとベタベタして気持ち悪い…若い頃は汗だくになってもこんなことなかったのに、やはり年のせい?なんとかならないの?今回はそんなお悩みへの回答です。
汗がベタベタするのはなぜ?
べたつく汗は質が悪い!
汗はただの水ではありません。塩分をはじめ、尿酸やアンモニア、ミネラルなどが含まれていて、ベタベタの汗には、これらの成分が多く含まれています。
一方、サラサラの汗はほとんどが水分です。この違いは、汗腺の働きの良し悪しで決まるのです。
汗の材料は血液
汗は汗腺によって血液から作られまず。汗腺は血液から血球以外の血漿(けっしょう)をくみ取ったあと、血漿に含まれているミネラル分を血管に戻します。
この機能を『汗腺の再吸収』といい、この働きが良くないと、塩分や尿酸、アンモニア、ミネラルなどがたくさんまじった、ベタベタの汗になってしまいます。
汗がベタベタだと疲れる
ベタつく汗をかくと疲れるのは?
ベタベタの汗は、かゆみの元になるだけでなく、蒸発しにくいため体温が下がりにくいのです。
このため、さらに多くの汗をかくようになるのですが、汗腺の再吸収機能が追いつかず、よけいにベタベタの汗となってしまうという悪循環になります。
たくさんの汗を作るためには、たくさんの血液が使わるので、ベタベタの汗をたくさんかいた後は、ぐったりと疲れてしまうのです。
汗の質が悪くなるのは加齢のせい
汗の出る量は加齢とともに減ってゆき、減ってゆく順番は、下半身→上半身の後面→上半身の前面→頭部となっています。年とともに顔や頭ばかりに集中して汗をかくようになるのは、全身でかくべき量の汗を、頭部でまとめて引き受けなければならないためです。狭い箇所から大量にかく汗は、ベタベタしがちになります。
汗の質が悪くなるのは汗をかかないから
汗腺はカラダ全体に分布していて、その数は約500万個といわれています。しかし、全ての汗腺が働いているわけではなく、実際の働いているのは約半分です。
人間のカラダの機能は、『出番が減るとサボる』というクセがあります。運動しないと足腰が弱るのと同じですね。
汗がベタベタしてかゆい!
ベタベタした汗をかくと、汗とともに分泌された塩分や尿酸、アンモニアなどの物質によって皮膚が刺激され、かゆくなってしまいます。
また、汗はアルカリ性なので、本来弱酸性である皮膚をアルカリ性に傾けてしまうのです。このため、雑菌が繁殖して炎症を起こし、あせもになることもあります。
ベタベタ汗をなんとかしたい!
ベタベタ汗には水洗いが一番
最速で解決したいなら、汗をかいたらすぐに水で洗い流すのが一番ですが、なかなかそうはいきません。次なる策は、おしぼりやウエットティッシュで汗を拭き取ることです。
汗を乾いたタオルで拭き取ると、皮膚の表面に汗の成分が残り、ベタつきは解消できません。面倒でもおしぼりやウエットティッシュを使って、すっきりと拭き取ることが大切です。
涼感グッズも投入!
汗を取り除くことができない場合、ベタベタ汗の不快感がストレスになって、さらにベタベタ汗をかいてしまいがち。
こんなときには、気分をスッキリさせるために、清涼感を感じられるグッズを投入しましょう。『クールコアマスク』なら、暑苦しさとムレムレ感が抑えられます。
『ひんやりシャツシャワーストロングミント』は胸の中央部にスプレーすると、吸い込む空気までひんやり感じられ、抜群の涼感が得られます。
疲れやかゆみは汗の品質改善で解消
積極的に汗をかこう
疲れやかゆみなどの、汗が原因となるトラブルを防ぐために、汗をかかないようにしようとするのは、よい方法ではありません。
熱中症や夏バテの予防にも、しっかりと汗をかくことが必要なのです。汗をかかないようにするのではなく、むしろ積極的に汗をかくことを心がければ、ベタベタ汗をサラサラ汗に変えることができます。
暑いときこそ熱いコトを
毎日の生活習慣としてイチオシなのは、入浴の際にしっかり湯船につかること。暑いからと言ってシャワーや水風呂ですませることはおすすめできません。たまにはサウナや岩盤浴で、じっくりと汗をかきたいものです。
また、適度な運動も必要です。熱中症に充分気をつけて、ムリのない範囲で行いましょう。
クーラーを避けることは難しいものですが、しっかり汗をかくことで汗腺の機能を復活させることができます。汗をしっかりとかく生活習慣で、汗の品質改善を行ってください。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【稼働】です。
Beに先立つのはDo!やるべきことをやるのが存在の証明になると思うから、今日もせっせと稼働中。
*今日はボタモチ1個追加!
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