プリンターを長持ちさせるには?電源は入れっぱなしがいいってホント?

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コロナで品薄だった頃、やっと入手した現在のプリンターは2万円以上もしました。5千円そこそこだった先代の4倍は無理でも、できるだけ長持ちさせたいのが人情です。

今回はプリンターを故障させずに長持ちさせるための方法を徹底調査したので、シェアします。

プリンターを長持ちさせるには?

プリンターの寿命を決めるのは「廃インク吸収パッド」

「廃インク吸収パッド」とは、ヘッドクリーニングや電源をONしたときなどに排出される余分なインクを溜めておく部品です。

「廃インク吸収パッド」が満杯になると、エラー表示が出て印刷できなくなります。ほとんどのインクジェットプリンターは、「廃インクタンク」の交換をユーザーが行うことはできないため、メーカー修理に出すことになるのです。

使用頻度にもよりますが、プリンターを4~5年使用すれば「廃インク吸収パッド」は満杯になるようです。加えて修理費用が1万円ほども掛かるため、この時点で多くのユーザーは新しいプリンターに買い替えます。

家電量販店のお兄さんは「プリンターの寿命はせいぜい5年」と言っていましたが、。やはり本当のようです。

ヘッドの不調も寿命の目安

ヘッドとはインクカートリッジをはめ込む部分のことで、ヘッドが劣化するとノズルが目詰まりして印刷ができなくなります。

しかし多くの場合、ヘッドそのものの劣化ではなく、ゴミやインクの固まりがノズルに付着することが原因です。

このようなノズルのつまりを防ぐため、自動的に稼働するクリーニングや手動によるヘッドクリーニングが必要となります。

ヘッドクリーニングは痛し痒し

ノズルのつまりを防ぐために必要なヘッドクリーニングですが、このときに排出されるインクは「廃インク吸収パッド」に溜められます。

「廃インク吸収パッド」の寿命を延ばすためには、ヘッドクリーニングの回数を抑えたいところです。

けれどもヘッドクリーニングを適切に行わなければ、ノズルが目詰まりする…この二律背反を克服できれば、プリンターを長持ちさせることができそうです。

プリンターの目詰まりを防ぐには?

プリンターの自動クリーニングは無駄ではない

先代のプリンターは、電源ボタンをONするたびに自動でヘッドクリーニングが行われるものでした。

そのためすぐにインクがなくなってしまうので、電源を常時ONにすることで自動的に行われるヘッドクリーニングの稼働を止めていたのです。

ところがノズルがしばしば目詰まりするようになり、そのたび手動でヘッドクリーニングを行う羽目に…。

そのうちヘッドクリーニングでは追い付かなくなり、専用のヘッド用洗浄液を使うことになったのですが、結果的に費用も手間も掛ったうえ、プリンターは4年足らずで寿命を迎えました。

手動のヘッドクリーニングは最小限に

どのメーカーのプリンターでも、ヘッドクリーニングはインクを消耗するだけでなく「廃インク吸収パッド」の容量も無駄に消費してしまいます。

ヘッドが目詰まりする原因であるインクの乾燥とゴミの付着を防ぐことが、手動のヘッドクリーニングを最小限に抑えるためのポイント。

そのためには自動的に行われるヘッドクリーニングを適切に稼働させることが大切です。

粗悪なインクも目詰まりの原因に

プリンターインクの値段は高いため、純正品を使い続けるのは正直辛いところです。けれども、あまりにも安価なインクは品質面で不安があります。

実際に先代のプリンターは安い互換品を使ったため、早々と目詰まりして修理に出す羽目になりました。あまりにも安い互換品は、避けた方が無難でしょう。

プリンターの電源は入れっぱなしがいい?

プリンターのプラグは抜かないで

家庭用のプリンターは常時使用するわけではないため、使用後プラグを抜いたり電源タップの通電をOFFしたりする方が少なからずおられます。

けれどもプリンターの待機電力は無駄に使われているわけではなく、目詰まりを解消する機能を作動させるために働いているのだとか。

ヘッドの目詰まりを防止するためには、プラグを抜かないほうがよいのです。

電源ボタンは適宜OFFに

一方プリンター本体の電源ボタンは、適宜OFFしたほうがよいのです。

プリンターの電源をOFFするとしばらく経ってから電源が切れますが、この間にヘッドか乾かないようにプリンターの内部で処置しているためです。

毎日プリンターを使っているのでなければ、電源ボタンは適宜OFFすることをおすすめします。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【勤勉】です。

プリンターに限らず、機械の類は長らく使わずにいると調子が悪くなります。機械にも怠け癖がつくみたいで、勤勉の美徳は幅広く当てはまるようです。

※今日はボタモチ、1個追加!

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