メガネのレンズやフレームの寿命は何年?長持ちさせる方法も紹介

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50歳までメガネとは縁のない生活を送っていた筆者は、メガネに寿命があると聞かされてびっくりしました。言われてみれば、度が進むとレンズの交換は必要になるだろうし、毎日掛けていれば傷んでくるだろうし…。

そこでメガネのレンズやフレームの寿命は何年なのか、長持ちさせるにはどうすればいいのかを眼鏡技術者の方に教わったので、シェアしたいと思います。

メガネの寿命は何年?

愛用のサングラスは20年選手

視力自慢の筆者は50歳までメガネとは無縁の生活を送っていましたが、老眼のため遅まきながらメガネデビューを果たしました。20年前に購入した運転用の度なしサングラスがいまだに現役を続けているため、メガネの寿命など意識したことはなかったのです。

ところが今回、遠近両用メガネを作るため眼鏡技術者の方にいろいろとお話を伺い、そのなかで「メガネの寿命」の話題があって驚いたわけです。

メガネは耐久消費財

メガネと同じような仕事をしているコンタクトレンズは消耗品です。メガネの価格を考えると消耗品とは思いたくないので、耐久消費財というところでしょうか。

となると、やはりメガネには寿命があるということになりますが、度の入っていないメガネであれば、壊れるまで使うことは可能です。つまり壊れたときが寿命ということで、冷蔵庫や給湯器と同じようなものかもしれません。

メガネのレンズの寿命は?

メガネのレンズは意外と短命のようです。傷がついたりコーティングがはがれたりするため、2~3年で駄目になってしまうことも少なくありません。何より度数が進んで合わなくなってしまうと、買い換えるしかなくなります。

老眼の場合は60歳過ぎまで進行するということで、筆者が3年前に誂えたリーディンググラス、見た目にはまったく劣化がみられないものの、ひょっとしてそろそろ危ない?

メガネのフレームの寿命は?

フレームはレンズより長寿

フレームはレンズとは違って、結構長持ちするようです。鼻パッドを交換したりネジを締めたりすることで調子が戻りますが、それでもフレーム全体に歪みが出てきたり、テンプルが折れたりして修理ができなければアウトです。

踏んづけてしまったり、お尻に敷いてしまったりするケースが意外と多いそうなので、メガネの置き場所には気を使いたいものです。

フレームだけの交換はNG

メガネのフレームだけが壊れてしまった場合、新しいフレームにレンズを流用することはよくないそうです。レンズは精密な光学製品で、目の正面とレンズの中心が合うように設計されています。

そのためフレームが変わるとレンズの中心位置が目の位置とずれて、合わなくなってしまうとのこと。高額なレンズを買い換えるのは辛いものですが、よほど新しいレンズでない限り新調したほうがよさそうです。

メガネを長持ちさせる方法は?

メガネの寿命は、手入れや使い方でかなり違ってくるそうです。眼鏡技術者の方に聞いたメガネを長持ちさせる方法を紹介しましょう。

レンズを乾拭きしない

メガネを使い始めて驚いたのは、レンズがとても汚れやすいということ。そこでメガネ拭きで拭き取ることになるのですが、水洗いしてから拭き取るのが正しいお手入れ方法です。

水洗いせずに乾拭きすると、ホコリなどの小さな粒子でレンズをこすることになり、細かい傷がついてしまいます。これがレンズの寿命を縮めてしまうのです。

洗剤は台所用がおすすめ

水だけで落ちにくい汚れの場合には洗剤を使いますが、おすすめは台所用の中性洗剤です。

手洗いのついでにハンドソープで洗うと手っ取り早いのですが、アルカリ性洗剤はコーティングがはがれてしまう恐れがあるということなので、やめておきましょう。

レンズには拭き方がある

レンズを拭くときは、なんとなくテンプルを持ってクルクルとやってはいけません。

テンプルを持ってメガネを拭くとジョイント部に負担が掛かってしまいます。必ずブリッジの部分を持ち、クロスを軽く左右に往復させるように拭くのが正解です。

掛け外しは両手で

メガネの掛け外しは両手で、顔の正面で行います。つい面倒なので片手だけでサイドにひねってしまいがちですが、メガネが歪む原因になります。

必ずケースかスタンドに収納

外したメガネは、そのまま机やサイドボードなどに置いてしまいがちですが、うっかりレンズをこすってしまったり、床に落としてしまったりする心配があります。

メガネを踏んでしまうという悲しい事故を防ぐためにも、メガネを外したらケースに入れるかスタンドに立てておく習慣を付けておきましょう。

高温多湿を避ける

最近では、メガネの大半がプラスチックレンズになっています。

プラスチックレンズは高温多湿が苦手で、車内に放置したり温泉やサウナに掛けたまま入ったりすると、レンズにダメージを与えてしまうことになるのでご注意ください。

メガネ寿命は使い方次第で伸びる

大事に使えば道具は長持ち

メガネについて知らないことばかりの新参者の筆者にとって、頑強技術者の方のお話は大変勉強になりました。

正しく手入れして大事に使うと長持ちするのは、どんな道具にも当てはまることです。決して安いものではないメガネ、少しでも長持ちさせたいと思います。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【相棒】です。

道具を相棒のように思えば自然と扱い方も変わってきます。大事に使えば道具のベストコンディションを維持することができ、使い勝手がよくなってさらに愛着がわくという、プラスのスパイラルができあがりそうです。

※今日はボタモチ、1個追加!

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