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ゲートキーパーの役割は聴くこと!養成研修会で学んだ聴き方NGを紹介

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IT用語ではないゲートキーパーをご存知でしょうか?言葉の意味は「門番」で、自殺の門をくぐらせないための番人という意味合いです。

今回、ゲートキーパー養成研修会に参加して、聴くことの大切さを教わってきました。良かれと思って相談に乗ったつもりが逆効果になりかねないので、ここでシェアしたいと思います。

ゲートキーパーとは

ゲートキーパーは命の門番

ゲートキーパーとは、資格や肩書ではありません。悩んでいる人が発している自殺の危険を示すサインに気づき、声を掛けて話を聴き必要な支援に繋げ見守るといった、適切な対応ができる人のことをいいます。

ゲートキーパーは、いわば「命の門番」という位置づけになる存在です。

自殺支援の草の根

自殺対策では、悩んでいる人の孤立・孤独を防ぐことが大切です。1人でも多くの人がゲートキーパーとしての意識を持ち、悩んでいる人の心に寄り添う行動を起こすことが期待されています。

ゲートキーパーの養成は、平成19年に閣議決定された「自殺総合対策大綱」において当面の重点施策の一つとして掲げられたものです。

また、ゲートキーパーは日本だけでなく、海外でも自殺対策の分野でも広く使用されている用語・概念で、WHO(世界保健機関)や多くの国々で養成プログラムが実施されています。

ゲートキーパーの役割は?

ゲートキーパーの役割は聴くこと

筆者が参加したゲートキーパー養成研修会は、2時間×2回の研修会プラス2時間のフォロー講座となっています。20~30歳代の若年層を対象にした自殺防止のため、身近な相談相手を養成することを目的として企画されたものです。

第一回目の今日の研修内容は、相手が話しやすいように聴くためにはどうすればよいかに特化しており、実習中心で進められました。

実習は3人ひと組のロールプレイ

実習はロールプレイ形式で進められ、3人ひと組で「話し手」「聴き手」「観察係」の役割を順に行いました。聴き手の役割は

  • 話しての目線から見た世界を理解することに努める
  • 話の内容より話し手の気持ちに着目する
  • 話し手の表情・声・姿勢・視線にも注意する

ことで、これらのことをこなしながら相槌を打ったり適宜質問したりするという、なかなかハードルの高い作業だと感じました。

ゲートキーパーの聴き方NG集

ゲートキーパーは、相手が話しやすいような対応を心掛けることを求められています。けれども、「もっと話を聞き出さなくては」と前のめりになりすぎるのもよくありません。

そこで、ついやってしまいがちなNG集を紹介したいと思います。

アドバイスしてしまう

親身になって相手の問題を解決してあげたいと思うあまり、自分の意見や一般論などを持ち出してアドバイスするのはNGです。

ゲートキーパーは、相手の話を無条件で受け止めることを第一に考えることが必要で、アドバイスによって相手の話を中断させてしまってはいけません。

相手の気持ちを先取りしてしまう

相手が自分の気持ちを話す前に、「辛いでしょう」「大変でしたね」などといってしまいがちですが、これもNGです。

相手がもっと話せるように促すことは大切ですが、気持ちを先取りして話を前に進めようとするのは逆効果になります。

話を一般化してしまう

深刻に悩んでいる相手の気持ちを軽くしようとして、「それは誰にでもよくあります」「私もそうでした」などと言ってしまうのはNGです。

似たような体験でも全く同じものではありません。捉え方も人によってそれぞれ違うので、一般化することは慎まなければなりません。

励ましてしまう

苦しく辛い毎日を送っている人の話を聴くと、つい「頑張って」と言ってしまうことはよくあります。

けれどもこれもNGで、安易な励ましは相手の負担になり、それ以上話をする気持ちを失わせてしまいます。

否定してしまう

相手が「もうダメ」「死にたい」などといったネガティブな言葉を口にしたとき、つい「そんな弱気なこと言わないで」などというように相手の言葉を否定してしまいがちですが、これもNG。

ゲートキーパーに求められているのは、相手が話してくれたことを丸ごと受け止める姿勢で、ネガティブな話でも否定せずに耳を傾けることが大切なのです。

ゲートキーパーの意識をみんなが持ってほしい

ひたすら話を聴くのは結構難しい

アドバイザーやカウンセラーではないゲートキーパーの役割は、相手の話をただ聴くだけです。けれども先に紹介したNGをやらかさずにただひたすら相手の話を聴くのは、結構難しいものです。

また、相手が深いところまで話をしてくれた場合、聴き手側も心理的ダメージを受けることもあるのだとか。この点についての対処方法は次回の研修会で取り上げるそうなので、近いうちに紹介できると思います。

ゲートキーパーについては、ただ聴くだけで自殺対策になるのか?という声もあります。けれども悩んでいる人の話を聴くことで、相手に「自分はひとりではない」と思ってもらえたなら、孤独感を和らげることができるはず。

愛の反対は無関心というフレーズがありますが、ゲートキーパーはその逆バージョンの活動なのです。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【特化】です。

人間は欲張りかつ心配性なもので、ついあれもこれもと手を広げてしまいがち。ひとつのことに特化することは、他のものを捨ててしまうことになり、結構思い切りが必要なことのようです。

※今日はボタモチ、1個追加!

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若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
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