秋風が吹き始めると、手荒れやあかぎれが気になります。特にあかぎれは痛いうえ治りにくくて嫌なものですね。
今回はあかぎれ対策としておすすめの「コロスキン」についてお伝えします。
あかぎれの薬ならコロスキン
コロスキンをご存知でしょうか?見た目も臭いも、チューブ入りの接着剤とそっくりで、透明な薬剤を直接あかぎれに塗って使用するものです。
コロスキンは、1943(昭和18)年から販売されている超ロングセラーの家庭薬です。あかぎれ対策として今もコロスキンは愛され続けています。
コロスキンをあかぎれに付けたときには、けっこうしみます。しかし、しみるのはほんの一瞬で、しばらくすると液状の薬剤が乾燥して透明な膜となり、あかぎれを覆います。
この膜は水仕事をしてもはがれにくく、あかぎれをしっかりと保護してくれるのです。 あかぎれが治るころ、コロスキンの膜は自然にはがれ落ち、役目を終えるのです。
【痛いあかぎれの救世主・コロスキン】
あかぎれがコロスキンで早く治るのは?
冬場のあかぎれは避けられない?
あかぎれになるのは、手指の乾燥が最大の原因です。皮膚の乾燥が進むとひび割れが生じてあかぎれができます。
水仕事が多い方や、紙を触ることが多い方は特に手指が乾燥しがちで、ちょっとした刺激で皮膚にあかぎれができてしまうのです。
コロスキンで早く治る理由
コロスキンを塗るとあかぎれが早く治るのは、被膜が傷口をバイキンや水、刺激などから保護してくれるからです。
また、皮膚の乾燥はあかぎれを悪化させる原因でもあるため、コロスキンでしっかり傷口をカバーして保湿すれば早く治るのです。
水に濡れてもはがれにくいコロスキンは、一度付けておけば数日はそのままでOKなので、手間がいらないところも魅力です。
傷口は乾かしたほうがいいのでは?
子供の頃に学校でケガをすると。保健室でオキシドールを塗って消毒してから、フーフーと息を吹きかけて乾燥させていませんでしたか?
その記憶からか、ケガは消毒してから乾燥させて治すものと信じている方が多いようです。しかし、最近では患部を清潔にしたあと、消毒せずに保湿して治すという方法が主流となっているのです。
あかぎれでコロスキンの塗り方は?
キチンと塗ればしっかり付く
コロスキンはキチンと塗ればしっかり付いて、簡単にはがれることはありません。すぐにはがれてしまうという場合は、塗り方に問題があると考えられます。
- まず患部を清潔にする
- 出血があれば、止まるまで待つ
- 薄く均一に塗る
- 傷口から大きくはみ出さない量を塗る
- 一度塗ったら乾くまでいじらない
というポイントを守って塗れば大丈夫です。
コロスキンを使用するときの注意
コロスキンは、あかぎれができたらすぐに塗るのが早く治すコツです。できてから日にちが経って、傷口が大きくなったり化膿してきたりしているなら、コロスキンを使用するのは見合わせましょう。
また、出血が止まらないうちに塗ると、コロスキンの膜の中で化膿してしまう恐れがあります。その他、目の周囲や顔、粘膜は避けて使用してください。
使用中、うっかり衣類や家具などに付けてしまった場合は、すぐに拭き取りましょう。乾いてしまうと、とても取れにくくなります。
あかぎれの薬ならコロスキンがおすすめ…まとめ
あかぎれにコロスキンは手放せない
あかぎれになったらすぐにコロスキンを塗ればひと安心。また、さかむけになりかけたときにも、コロスキンでガードしておけばひどくならず、いつの間にか治っています。
今までうまく塗れなかった方も、ポイントを守って再チャレンジしていただければと思います。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【守護神】です。
そばにいてくれるなら何があっても大丈夫、という心の平安をもたらしてくれるモノに出会えたなら、とても幸せだなと思います。
※今日はボタモチ1個追加!
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