筆者のまな板は木製の丸形です。かれこれ15年近く使っています。買った当時は珍しかった丸型まな板ですが、最近ではネットで簡単に手に入るようになりました。
今回は木製丸型まな板のおすすめポイントと、長持ちさせるお手入れ方法や使い方を紹介します。
まな板のおすすめは木製
まな板は毎日の調理に欠かせないものです。最近はプラスチック製のものが多く出回っているようですが、筆者は木製ひとすじです。
スライサーの類を持っていないので、千切りやみじん切りも包丁でやっていますが、刃の当たりがソフトだし刃先がすべることもないので、作業はとても快適で疲れません。
また、プラスチック製のまな板だと、包丁の切れ味が落ちるのも早いのだそうです。軽くて洗うときに楽な点も、木製まな板のいいところ。
ヒノキ製やヒバ製のまな板なら、天然の抗菌作用があるので衛生面でもおすすめです。
使いやすいまな板は木製の丸型
まな板の多くは長方形ですが、筆者愛用のまな板は丸型。
調理の際、実際に使うのはまな板の真ん中の部分です。四隅のあたりは『余白』状態になって遊んでいるわけで、この要らない部分を取り除くと丸型になるのです。
筆者愛用のまな板は直径が36cmあります。奥行きがあるので、切った食材がまな板からこぼれることもなく、とても快適です。
この奥行きを長方形のまな板で実現しようとすれば、幅は60cmほどになってしまい、我が家の狭いキッチンでは扱いきれないシロモノとなります。
でも、丸型のまな板なら調理台でムダなスペースをとることはなく、シンクのなかでの取り扱いも楽チン、ササっと簡単に洗うことができます。洗い終わってから洗いカゴに立ておいても、邪魔になりません。
【木製丸型まな板はとても使いやすい】
木製まな板は手入れも簡単
カビが生えてしまったり臭いが付いたりして、手入れが大変だと思われがちな木製まな板ですが、そんなことはありません。
15年近く同じまな板を使い続けてきた筆者がおすすめする、長持ちするまな板の手入れのしかたをご紹介しましょう。
乾いたまま使わない
ここが一番のボイントです。使う前にしっかり水をかけてまな板の両面をぬらしておきましょう。
作業の途中で乾くようなら、再び水でぬらします。これで、食材の色や臭いがまな板に移るのを防ぐことができます。
たわしで水洗いするだけで充分
野菜を切った程度なら、水を掛け流しながら亀の子たわしでこするだけでキレイになります。
ヒノキやヒバなどのまな板には精油成分が含まれていて、汚れや臭いが付くのを防いでくれるからです。また、精油成分は天然の抗菌作用も発揮してくれます。
洗剤で洗うとこの精油成分まで落としてしまうので、肉や魚などを切ったとき以外は水洗いだけで充分です。
洗ったあとはよく乾かす
カビが生えたり臭いがしたりするのは、生乾きのままで放置していることが原因です。洗った後は水気をしっかり切って、よく乾かしましょう。
流しの下にしまい込むのもよくありません。流し台周辺にはできるだけモノを置かない主義の筆者ですが、まな板だけは常時出しっぱなしにして、風通し良くしています。
丸いまな板は、見た目にもかわいいものなので、出しっぱなしでも気にならないと思います。
漂白剤はできるだけ使わないで
漂白剤の使用はあまりおすすめしません。
木に含まれている精油成分が抜けてしまい、かえってまな板に汚れがつきやすくなるのです。
重曹はNG
今のまな板を入手して間もないころ、魚をさばいたあと重曹で洗ってみました。ところがこれが大失敗。まな板が灰色に変色してしまったのです。
調べてみると『重曹を木製品に使うと黒ずんでしまうので使用しないでください』とのこと。安全で万能なイメージの重曹ですが、木のまな板にはNGです。
もし誤って木のまな板に重奏を付けてしまったら、すぐに酢をかけると色が薄くなるのでお試しください。
長持ちさせる使い方のコツは?
まな板を美しく長持ちさせるためのコツは汚さないように使うことで、使う前にまな板の表面を水でぬらすことが基本です。
血や油脂の多いものを切るときは、トレーごとまな板に載せて切るとよいでしょう。また、肉を切るときなどはまな板を使わずにキッチンバサミを活用するのも、まな板を汚さないためのよい方法だと思います。
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まな板でおすすめは木製の丸型…まとめ
ついにまな板を新調
同じまな板を15年近く使っていると、さすがにくたびれてきました。
そこで、子供たちがいなくなって食材の量が少なくて済むようになったのを機に、少し小さめの直径30cmのものを新調しました。
ほんのりと青森ヒバのいい香りがして、気分は森林浴です。木製丸型まな板を、ぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか?
今日のボタモチ
今日のボタモチは【円満】です。
無用な角がとれるとまるくなります。出っ張りが衝突するとこちらも痛いものです。
※今日はボタモチ1個追加!
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