画像引用元:SELECT100 I型ピーラー_DH3001 | 貝印公式オンラインストア
ピーラーはキッチンの常備アイテムですが、筆者はT型ピーラーで手のひらを剥いてしまい、ピーラー恐怖症となってしまっていたのです。ところが縦型(I型)に出会ったおかげで、ピーラーを使いこなせるようになりました。
多くのご家庭ではT型をお使いのようですが、ピーラーは断然縦型が使いやすい!というわけで、今回は愛してやまない縦型ピーラーの、安全な使い方と選び方のコツをご紹介します。
縦型ピーラーはT型より断然使いやすい
T型ピーラーで怪我をしてから恐怖症に
T型ピーラーは、お子さんのお料理デビューのお供として定番となっているほど安全な調理器具であるはずなのですが、筆者はこれでてのひらを剥いてしまったのです。
じゃがいもを握りしめてピーラーを手前に引いたときに、勢い余って親指の付け根の部分(母指球)に刃が…。
どんくさいとしか言いようがないのですが、それ以来、ピーラーは使わないことに決めていました。
縦型ピーラーとの出会いで世界が変わる
ピーラーと決別して数年が経ったころ、百貨店の便利グッズフェアで「ささがきピーラー」という名前の、ピーラーの刃を縦にしたような道具を見つけました。
ゴボウのささがきが思うようにできず、薄さのそろった見目麗しいきんぴらを作りたいなぁ…と考えていた時だったので迷わず購入。早速使ってみると、美しいささがきがあっという間にでき上がるではありませんか!
念願のふんわりと軽やかで上品なきんぴらに仕上がり、気を良くした筆者は毎週のようにきんぴらを作っていました。そのうち大根や人参でサラダを作ってみたりするようになった頃、「これで皮を剥いてもいいのでは?」と思い付きやってみたところ、これが大正解。
以来、ささがきピーラーは薄く皮を剥きたいときの強力な助っ人となり、引き続き縦型ピーラーを愛用するようになりました。
縦型ピーラーの安全な使い方のコツ
ささがきピーラーを皮むきに流用した関係からか、縦型ピーラーは手前から向こう側へ滑らせて使うものだと思っていました。
筆者がT型ピーラーで手のひらを剥いてしまった理由は、刃の進行方向に手があったことですが、ささがきの要領で縦型ピーラーを使えば、手を切る心配はほとんどありません。ところが縦型ピーラーの使い方を解説した動画や画像では、なぜか手前に引いているようです。
また、りんごの皮を剥くように使うという解説もよくみられますが、りんごのような表面が滑らかなものなら、包丁のほうが剥きやすいと思います。
縦型ピーラーを購入した方のレビューに「使い勝手が悪い」というものが結構あるのは、おそらく手前に引くかりんごの皮を剥くように使っておられるのではないかと…。
好みもおありかと思いますが、縦型ピーラーは「手前から向こう側へ刃を滑らせる」使い方がおすすめです。
剥いた皮は華麗に空を舞い、自ずと一ヶ所に集まってくれるので後始末も楽チン、縦型ピーラーはぜひ、手前から向こう側へ滑らせてお使いください。
縦型ピーラーの選び方のコツ
縦型ピーラーを選ぶときには、刃が固定されていなくて首が左右に振れるものをおすすめします。野菜の凸凹に合わせてピーラーの刃が動くことで、皮を薄~く剥くことができるのです。
縦型ピーラーを使いにくいと思われた方は、ひょっとして刃が固定されたタイプを購入されたのかもしれませんね。縦型ピーラーは、さまざまな種類のものが販売されていますが、ステンレス製のシンプルなタイプが衛生的だし長持ちします。
今回、長年愛用したピーラーの切れ味が落ちてきたので買い替えることになり、選んだのは貝印の「SELECT100 I型ピーラー」。
ウェーブ形状のハンドルが持ちやすく、汚れがたまりやすい柄部と刃部の付け根はシンプルな構造で、洗いやすいようにできています。キッチンの引き出しのなかでかさばらないところも、うれしいメリットです。
縦型ピーラーは病みつきになる使いやすさ
横のものを縦にしたら大正解
T型で流血の憂き目を見て以来、ピーラーに背を向けていましたが、「ささがき用」という切り口で登場した縦型は、抜群の使い良さでした。
縦のものを横にもしないというモノグサは世間を狭くしますが、横のものを縦にしたら世間が広くなったようです。縦型ピーラーを使ったことがないという方は、ぜひ一度浮気してみてください。
今日のボタモチ
今日のボタモチは【転向】です。
「ピーラーなんて使えないって言ってたのに、日和ったのか?」などと責めないでください。引っ込みがつかなくなって誤りを正さずにいるより、正しい路線に転じ向かったほうが潔いし、好ましい態度だと思うのですが…。
※今日はボタモチ、1個追加!
コメント