家計のムダを徹底検証!レシート分析でわかるいろいろなこと

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レシート

子供たちが独立して家を出た現在、家族数は半分になったのだから食費も半減…のはずが、なぜかそうはなっていない!

そこで、食費レシートの徹底検証を試みることにしました。レシート分析は、隠しておきたいことまで白日の下にさらす、驚きの手法でした。

レシートを分析して驚いたこと

こんなに買ってたの?

まずは、レシートの内容を分析します。そこで驚いたのは、お菓子・デザート・お茶の類の多さ!なんと、食費全体の2割以上を占めているではありませんか。

これには思い当たるフシがありました。酒代や外でのお茶代は、お小遣いから出すことにしているのですが、欲しいものを買うためにこちらを削減中だったのです。

結局お小遣いを節約した分、食費が増加したというわけです。

問題が見えたらカイゼンできる

なんと愚かで姑息な自分…、でも気づいてよかったと気を取り直し、対策を講じることにしました。

確かに食費の2割以上のお菓子類は多すぎます。そこでカイゼンの三種の神器を使うことにしました。「ヤメル・ヘラス・カエル」というアレです。

ヤメル

晩酌と甘いもの、両方やめるなんて絶対ムリ。そこで、晩酌の後はデザート抜き、デザートを食べるなら晩酌はなしというふうに、半分ずつやめてみることにしました。

ヘラス+カエル

飲む量を減らして、主食を投入することにしました。筆者は晩酌の際に主食系はほとんど食べないのですが、ご飯や麺類を多く食べれば、飲む量は自動的に減るはずです。

無自覚な買いすぎをストップ!

次に、こんなに買ってたの?という無自覚な買いすぎをストップさせるための方法を実践しました。

カートを使わない

行きつけのスーパーでは、マイバッグ持参で2円の割引を受けられます。さらにうれしいのは、マイレジカゴと使うとキャッシャーが直接マイレジカゴに買ったものを入れてくれます。

自分で袋に入れ直す手間が省けるので、おトクで便利!いえいえ、そうではなかったのです。マイレジカゴを利用するなら、自分のレジカゴと、店のレジカゴの2つが同時に必要となります。

そこで、カートを利用することになるのですが、コレが曲者。カゴいっぱいになっても重くならないので、気の済むまで買い物をしてしまうのです。

これはマズイ!ということで、店のカゴにセットできるタイプのマイバッグに変更、スーパーのカゴを手に持って買い物をすれば、だんだんと重くなってそろそろ引き上げ時と気づき、レジへ向かいます。

入れ直しの手間いらずのまま、買いすぎを防止できるようになりました。筋トレにもなるかも?

買い物メモでゆるく制限

在庫をチェックしてから必要なものだけを買う。あるいは買い忘れによる二度手間を防ぐため、買い物メモを作るとよいといわれています。

筆者の場合、冷蔵庫がほぼ空になってから買い物に出かけるため、ダブり買いの失敗はありませんが、お買い得品や珍しいモノを見ると、つい買ってしまうのです。

そこで、メモしたもの以外は買わないという強い意志を持ち合わせていない、筆者苦肉の策。

予定外で買っていいものは3個までという決まりを作りました。ストレスを感じない範囲で、買いすぎをゆるく抑えられています。

レシート分析の効果はいかに?

お小遣いからの酒代は増えましたが、その分、食費は1割減りました。結局トータルで2,000円の削減です。

しかし、夏になるとビールが増えてお小遣いを圧迫するのは必至、踏ん張りどころです。また、筆者の場合、お菓子関係の出費は、食費ではなくお小遣いに分類した方がいいようです。

製造業のカイゼンでは「ムダ」を発見するために、埋もれたムダを切り分けてはっきり「見える化」してゆきます。

食費に埋もれて見えなくっていた筆者のお菓子類の出費は、切り分けられてお小遣いの中で管理されることになりました。

レシート分析で家計のムラ・ムダを見える化

節約といえばまず家計簿と思いがちですが、筆者のような大雑把な性格ではムリ。

使ってもいい金額のなかで自由にやりくりして使い切るという、ムリなくできるズボラ向きな今のスタイルにしてからうまくいっています。

さらなるカイゼンへ向けてムラ・ムダ対策を探していたところ、レシート分析がかなり有効ということが、今回の試みでよくわかりました。

また、家計の費目分けもお仕着せではなく、自分流にカスタマイズしたほうがお金の動きがよく見えるということも発見できました。

大人二人世帯の食費は4万円程度が目安だそうで、外食や嗜好品代抜きの食費予算が35,000万円の我が家は、ちょっと多いように感じます。

しかし、食事をおいしく楽しめるということは、健康な証拠ではないでしょうか?ありがたいことに、医療費はドライアイのため掛かっている眼科の2,860円(隔月)のみで済んでいます。

食費が健康生活を支えてくれているなら、35,000円でも高くはないのでは?と思いつつも、ときどきレシート分析でムラ・ムダを見つけ、家計のリバランスをしてみようと考えています。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【分析】です。人間は弱いもので、自分が見て凹むものは見えないように隠してしまいがち、それも半分無意識に…。

しばらく見ないうちにカビまみれなどということにならないよう、たまには分析して、白日の下にさらしましょう。

※今日はボタモチ1個追加!

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