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栗の渋皮煮の失敗しない作り方と鬼皮の簡単なむき方を紹介

投稿日:2017年10月14日 更新日:

イガつき栗

栗の渋皮煮は、渋皮付きの栗を砂糖で煮ただけのシンプルなものです。しかし、キレイにおいしく仕上げるためにはちょっとしたコツが必要です。

今回は、失敗なくできる渋皮煮の作り方と、固くてむきにくい鬼皮の簡単なむき方をご紹介します。

栗の渋皮煮の失敗事例

渋皮がむけてしまうケース

せっかく手間隙かけて作ったのに、渋皮がむけてしまったという失敗はよくあるものです。渋皮がむけてしまうのは、鬼皮のむき方と炊き方に問題があることが多いようです。

渋皮の傷からむけてしまう

鬼皮をむくとき、うっかり渋皮に傷をつけてしまうと、炊いているときにそこから渋皮がはがれやすくなります。

特に栗が新しい場合、鬼皮と渋皮の間に隙間がないため、鬼皮をむくとき渋皮に傷を付けてしまいがちなので注意してください。

炊いているうちにむけてしまう

長時間炊いている間に、皮がむけてしまうこともよくあるケースです。

特に強火で炊いてしまうと、鍋の中で栗が激しく動いて鍋肌や他の栗とぶつかり合い、渋皮がむけてしまうのです。

渋味がなくなってしまった

わざわざ手間ヒマ掛けて渋皮煮を作るのは、渋皮のほろ苦さを味わうためです。渋みがなくてもよければ皮を全部むいて甘露煮にすればよいのですから。

一般的に栗の渋皮煮では、重曹で下茹ですることが推奨されているようです。しかし、重曹を加えない方がほどよく渋味が残り、おいしくできあがるようです。

味が染みていない

じっくり煮込んだはずなのに、味が染みていないということもあります。そこでさらに煮込んでいると今度は栗が煮崩れてしまい、大失敗となるのです。

実は煮ているものに味が染みこむのは、煮込んでいるときではなく冷めてゆくときなのです。翌日のおでんがおいしくなっているのは、このからくりによるものです。

栗の渋皮煮の簡単な作り方

以上の失敗をふまえて、簡単においしくできる『渋味を残した渋皮煮』の作り方をご紹介しましょう。

材 料:栗・砂糖(鬼皮をむいた栗の半分の重さ)

作り方:

  1. 鬼皮をむいた栗をぬるま湯に浸けておく
  2. 固い筋を竹串で取り除き、表面をブラシで軽くこすって産毛を洗い流す
  3. 鍋に栗とかぶる程度の水を加え、中火にかける
  4. 沸騰したら弱火にして5分炊き、ゆでこぼす
  5. 3・4をもう2回繰り返す
  6. 鍋に栗とひたひたの水、砂糖を入れて中火にかける
  7. 沸騰したら弱火にして5分炊く
  8. 火を止めて自然に冷ます
  9. 7・8をもう2回繰り返す

適度に渋味が残ってよく味が染みた渋皮煮のできあがりです。砂糖に黒砂糖を加えるとコクのある仕上がりになります。

加熱し続けないところがポイントで、煮崩れたり渋皮がはがれたりすることなくキレイにできます。

栗の鬼皮のむき方は簡単

すぐにむくからむきにくい

栗の鬼皮は固くてむきにくいという声がよく聞かれます。でも一晩水につけておくだけで、おどろくほどむきやすくなるのです。

むくときは、丸くて皮の分厚い方に包丁をかませて、とがった方に向けてひっぱるようにすれば、簡単に鬼皮だけがむけます。

もし、とがった方に隙間があれば、そちらからむいでもよいでしょう。

渋皮は包丁でていねいに

栗ご飯や甘露煮にするために渋皮もむく場合は、鬼皮をむいたらすぐに熱湯を張ったボウルに放り込みます。

湯が冷めてきたら、ひとつずつ残った渋皮を包丁でむきます。渋皮をむいた栗は、アクが出ないようすぐに水に浸けましょう。

渋皮ごとむくなら専用のはさみで

渋皮を残す必要がないなら、栗むき専用のはさみを使うともっと簡単に皮むきができます。

【栗専用・あっと言う間の皮むきグッズ】

栗の渋皮煮の失敗しない作り方・・・まとめ

頑張った甲斐ある栗の皮むき

食卓から季節感が失われている昨今、生栗は秋の到来を実感させてくれる食材です。皮をむいた栗も売られていますが、やはり味わいは劣るようです。

面倒でも調理直前に皮をむいた栗を使えば、実においしい料理ができあがります。渋皮煮もコツさえつかめば失敗なしなので、この秋はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

今日のボタモチ

今日のボタモチは【値打ち】です。

時短・省エネの推進者がそれでも手間を掛けるのは、手間以上の値打ちを実感しているからです。

※今日はボタモチ、1個追加!

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若杉ひふみ
兵庫県生まれの兵庫県育ち
アラ50のO型
現在、昼間は介護予防事業、アフター5はエイジレスライフ実現への考察と実験に勤しむ日々です。
介護予防につながるエイジレスライフの奥義は、好奇心を失わないこと。その実践として「興味本位」な毎日を過ごしています。おいしそうなボタモチはとにかく食べてみよう!ということで、新たな世界との出会いに加え、足腰が強くなるというおまけも付いてきました。
そんなボタモチたちを集めたのがこのブログです。稔り多い人生を祝う「祝活」を目指す日々が、ボタモチとなって棚の上に積み上がり、いつかナイスなタイミングで落ちてくるかも?

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