ピースボート船内見学会に参加!世界一周の内容や旅費の割引は?

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ピースボートについては、ポスターで見て知っているという方が多いようですが、実際に乗ってみたという方に会ったことはありませんでした。

そんななか、神戸でオーシャンドリームルーム号の船内見学会が開催されると聞いて参加。いつかは行ってみたい世界一周旅行の説明会の様子をはじめ、イベント体験やキャビンの内容のほか、気になる旅費や割引についても紹介しましょう。

ピースボートの船内を見学!

老若男女が集った船内見学会

今回の見学会は、神戸ポートターミナルに停泊中の「オーシャンドリーム号」で行われ、赤ちゃん連れのファミリーからシルバー世代の夫婦もしくは単身者と、大変幅広い年齢層の見学者が集まりました。

船内では世界一周クルーズの説明会やキャビンの見学など、さまざまな企画が用意されており、見学者は広い船内を回遊しながら楽しんでおられました。

ピースボートって何?

一定の年代以上の方にとって、ピースボートには左派系の政治色を強くイメージさせるものかもしれません。

1983年の創設メンバーには、当時早稲田の学生だった某衆議院議員の名前もあり、かつては北方領土や北朝鮮などに渡航するなど、メッセージ性の強い活動を行っていたようです。

ピースボートは現在も、核兵器廃絶や地雷撤去などをはじめとする世界平和に向けた活動を続けています。けれどもメインは世界一周クルーズの企画・提供事業で、政治色はあまり感じられませんでした。

オーシャンドリーム号は洋上のホテル

実際にオーシャンドリームに乗り込んだ感想は、まるで洋上のホテル。広い船内には複数のバーやラウンジのほか、フリースペースやインターネットエリアなどか完備されています。

スポーツジムやプール&ジャグジーまであり、デッキを歩くだけでもよい運動になりそうでした。見学会のプログラムでは、専属ミュージシャンによるピアノ&バイオリンの演奏や、プロミュージシャンによるタンゴの演奏も。

実際のクルーズ期間中には、さまざまなイベントやパーティーのほか、各種カルチャー&スポーツプログラムが用意されており、100日間の船内生活はかなり充実したものとなりそうです。

ピースボートの世界一周旅行とは?

年に3回3コースが出航

ピースボートでは年に3回、航路の違うツアーを企画しており、2019年分はすでに完売とのことです。

現在募集中のツアーは、2020年4月出航の「初夏の北欧・ヨーロッパ」、8月出航の「ヨーロッパ&南太平洋」、12月出航の「アフリカ・南米・オセアニア」の3コース。

8月のコースでは、筆者が一度見てみたいと思っているオーロラとマチュピチュが見られるとのことで、紹介ビデオの美しい映像を見ながら、「いつか行ってみたい」が「ぜひ行きたい」に変わりました。

クルーズは約100日間

世界一周のクルーズはいずれも約100日と長丁場で、ツアーに参加するためにまず克服すべき問題は時間の制約となります。普通の会社員にはまず無理で、実際に旅立たれる年代は、60~70代が過半数で20~30代が2割強です。

人口比以上に高齢者の参加数がかなり多いように感じられますが、一般の世界一周クルーズは500万円以上の費用が必要となるため、年金生活者が手を出すには厳しいものがあるようです。

けれどもピースボートのクルーズなら139万円からOKとかなり割安になっていて、夢の世界一周は充分手が届くものになっています。

▼個別説明会も大盛況

船内は三食昼寝付き

船内では毎日イベントが開催されており退屈する心配はなさそうですが、参加は自由なので部屋で昼寝をしていてもOKです。食事は日本人の口に合うメニューが中心で、数種類の中から選べるように成っています。

寄港先では下船して観光を楽しめますがほぼ日帰りとなっているため、大半は船の上で過ごすことになります。したがって、キャビンをケチると結構しんどい思いをすることになりそうです。

▼一番高いキャビンはかなり優雅

お一人様や船旅初心者の方にもおすすめ

ピースボートのクルーズは、日本発着で利用者のほとんどが日本人です。船内は日本語だけでOKで、診療室や美容室もあります。ペアバルコニー以外のキャビンはシャワーのみですが、展望大浴場があるのでお風呂が恋しくなっても大丈夫です。

レストランにはドレスコードなどはなく、カジュアルな服装で食事を楽しめます。寄港地でオプショナルツアーを選択すれば、現地ガイドと通訳が付くので安心です。

また、利用者の5割強がお一人様となっているため、ひとりでの参加をためらう理由は何もありません。

クルーズ中は毎日「船内新聞」が配布され、その日に行われるイベントが紹介されているので、気軽に参加してみませんか?サプライズゲストの登場もあるようなので、要チェックですよ。

世界一周クルーズに必要な費用

世界一周クルーズの費用は、キャビンのランクによって異なっています。キャビンのランクは以下の4つに分かれています。

  • フレンドリータイプ:2段ベッドの4人部屋
  • ペアタイプ:ツインベッドの2人部屋でペア用
  • セミシングルタイプ:ツインベッドの2人部屋に相部屋
  • シングルタイプ:ダブルベッドの一人部屋

各ランクはさらにフロアや窓の有無によって価格が変わり、フレンドリータイプ・バジェットクラスの139万円からペアタイプ・バルコニークラスの403万円までとなっています。

筆者はシングルがいいなあと思っているのですが、お値段は窓ありで333万円、窓なしだと297万円です。高い?でも100日分の3食+部屋代+旅費の合計だと考えると、妥当な価格かもしれません。

その他、別途費用が13万円ほど加わり、海外旅行保険への加入も必須となっています。

▼やはり窓は欲しいかも

夢に手が届く?旅費には割引が

ボランティアで大幅な割引が可能

ピースボート最大のメリットは、ボランティアをすると34歳までなら全額、35歳以上は半額まで旅費の割引を受けられるということです。ボランティアの内容は、ポスター貼りのほか、簡単な事務作業などがあります。

定年後にパートやアルバイトで仕事を続けながらボランティアに励み、最大割引をゲットしたら退職してクルーズに出発するというプランなら、老後の貯金を温存できそうです。

早期一括払いでも割引可能

ボランティアをやる時間がない、少しでも早く旅立ちたいという方には、早得割引があります。旅費を出航の1年前に一括で入金すれば、最大で25%の割引を受けられるのです。

クレジット払いは不可ですが、出航の91日前までのキャンセルは無料で行えるので、とりあえずいかがですか?ちなみに2020年4月出航のプランでは、すでに空席待ちのクラスが出ています。

人生の折返し点にぜひ世界一周クルーズを!

100日間の非日常で新しい自分に出会えるかも?

世界一周クルーズでは、100日掛けて世界を巡るスローツアーとなります。

これまでの生活様式とは違う非日常が100日間も続くような体験はそうそうできるものではなく、ちょっとしたショック療法や転地療法のようなものになるかもしれません。大いなる「ビフォー・アフター」が期待できるかもしれませんよ。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【100日】です。

新しい習慣を定着させるためには、100日が必要といわれています。これまでの生活から強制的に切り離される洋上生活なら、さらに効果が期待できそうですね。

※今日はボタモチ、1個追加!

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