オリーブオイルが健康にいいとは限らない!摂るならどの油がいいの?

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病院嫌いの筆者はそれなりに健康には気を配っていて、調理にはエクストラヴァージンオリーブオイルをメインに使っていました。

ところが、日本で売られているエクストラヴァージンオリーブオイルの多くがニセモノ!という話を聞いてびっくりした次第。そこで今回はオリーブオイルの見分け方や、オリーブオイル以外ではどんな油が健康にいいのかなどについて調べてみました。

オリーブオイルが健康にいいとは限らない

本物のエクストラヴァージンオリーブオイルならヘルシー

オリーブオイルはオリーブの果実を絞って取る植物油です。植物油の原料は大豆や菜種のほか、ゴマやヒマワリの種子などのように「種子」から取る物が大半で、多くの製品において、製造過程で「溶剤抽出」や「加熱処理」が行われています。

エクストラヴァージンオリーブオイルは、オリーブの果汁をろ過しただけで加熱や化学的な処理を行わず、酸化の度合いが0.8%以下のものと規定されているものです。

オメガ9系の不飽和脂肪酸が豊富で、便秘にもよいとされています。筆者の便秘克服に貢献してくれた「自家製人参スムージー」のレシピにも、エクストラヴァージンオリーブオイルを加えています。

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エクストラヴァージンオリーブオイルにはニセモノが多い?

エクストラヴァージンオリーブオイルにはクリアすべき一定の規定がありますが、市販されているエクストラヴァージンオリーブオイルにはニセモノが結構あるそうです。

エクストラヴァージンオリーブオイルの搾りカスから科学的にオイルを抽出したり、傷んでしまった果実を使って製造したりしたものに、少量のエクストラヴァージンオリーブオイルを添加したものが、堂々とエクストラヴァージンオリーブオイルを名乗っているのだとか。

こんな怪しいオイルはヘルシーとは言い難いものです。本物とニセモノの分かりやすい見分け方は

  • 遮光性の高いガラス瓶に入っているか
  • 価格は1mlあたり3円以上か
  • オリーブの品種や酸度の表記があるか

ということですが、筆者宅のエクストラヴァージンオリーブオイルは

  • 濃いグリーン色のプラスチックボトルに入っている
  • 価格は1mlあたり1.5円
  • オリーブの品種や酸度の表記はなし

なんてこったオリーブ、我が家のエクストラヴァージンオリーブオイルは怪しいのかも?という結果になりました。そこで、スムージー用は本物率の高いエクストラヴァージンオリーブオイルに変更したのです。

▼サラダに使ってもおいしい

オリーブオイル以外ならどの油がいいのか?

酸化したらどんな油でもアウト

オメガ3系のヘルシーオイルとして注目を浴びているものとして、亜麻仁油やえごま油が挙げられます。ところがこのふたつはとても酸化しやすいという欠点があり、生で摂取することや開封後は速やかに消費することが必要です。

酸化した油を摂取すると、活性酸素や過酸化脂質などの有害な物質が体内に増えて細胞を傷つけるそうです。サラダ油の原料としてよく使われる大豆・トウモロコシ・綿実も酸化しやすいため、加熱調理に用いることはやめたほうがよさそう。加熱調理用には、ゴマ油や米油が向いています。

遺伝子組み換えリスクも考えたい

植物油の原料の大半は輸入品です。そして、サラダ油によく使われる菜種と大豆では、ほぼ遺伝子組換えが行われています。

遺伝子組換え作物の危険性については現在人体実験中で、まだ明らかな弊害は報告されていませんが、生産効率を高めるため雑草よりも農薬に強い性質を与えられています。

つまり、強力な農薬が大量に使用されていることが充分考えられるのです。ヘルシーな油を考えるなら、遺伝子組換えでない原料を使った油から選択するのがベターでしょう。

過剰に精製されていない油がヘルシー

冬場にエクストラヴァージンオリーブオイルが固まってしまった…という経験はありませんか?また、味にクセがあって好きになれないという方もおられます。これらの原因は、エクストラヴァージンオリーブオイルが果汁をろ過しただけの油で、精製されていないためです。

一方、サラダオイルは冷蔵庫に入れておいてもサラサラで、味にクセはありません。サラダオイルは高温加熱処理による精製を施しています。そのため低温下でも固まらず、色やニオイもないのです。

けれども、高温加熱処理によってトランス脂肪酸が生じてしまいます。WHOではすでにトランス脂肪酸の撲滅に向けて活動を開始しているのです。ヘルシーさをめざすなら、製造過程でトランス脂肪酸が生じにくい精製度の低い油がよさそうです。

よい油を選んで健康に過ごしたい

国産原料の米油をもっと見直そう

植物油の原料の大半が輸入品というなかで、国産品を簡単に入手できる油が「米油」です。米油の原料は国産米の米ぬかなので遺伝子組換えの心配はゼロ、酸化しにくいうえ香りや味にクセがなく、とても使いやすい油です。

溶剤を使わない圧搾製法ならいうことなしというわけで、圧搾一番搾りの米油を我が家の新たな食用油として任命することになりました。

▼米油を使うなら圧搾一番搾がおすすめ

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今日のボタモチ

今日のボタモチは【米】です。

日本人の米消費量が減り始めてから、日本全体の元気がなくなり始めたような気がします。日本酒・ご飯に続き米油をいただくことで、日本の元気を取り戻したいと思うのです。

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