風呂カビの元凶はエプロンだった!外し方や掃除方法を紹介

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バスルーム

カビ取り剤でキレイにしても、しばらくするとまた生えている…お風呂のカビは年中生えますが、やはり梅雨どきが最もやっかいですね。天井や排水溝など、浴室の見えるところは全て制覇したのになぜ?実は普段見ることがあまりないエプロンの内部を放置したままだと、カビとのイタチゴッコはエンドレスとなるのです。

今回は風呂カビを元から断つための、エプロンの外し方や掃除方法についてです。

エプロンの裏はカビの巣窟

浴室のエプロンはどのくらいの頻度で掃除していますか?年に1回で充分という言葉を信じた筆者は、恐ろしいものを見ることになったのです。

エプロンとの遭遇

3年前のリフォームまで、我が家の浴室はタイル張りでした。

▼タイル張りお風呂の楽々掃除法

リフォームによって浴室掃除がとても楽になったのですが、ひとつだけ問題が発生しました。それがエプロン。浴槽の前面についているカバーのような板で、タイル張りの浴室には存在しなかったものです。

どう見ても隙間から水が入り込みそうだったので、掃除の方法や頻度について施工業者の方に尋ねてみたところ、年に1回外して洗えば充分とのことでした。

1年後エプロンを外すと

我が家のエプロンは、下部にある4つの爪を起こすだけで簡単に外れるタイプなのであっさりと外れたものの、内部はカビと水垢だらけという恐ろしい状態でした。

これまでエプロンの下側にあるコーキング部分だけ、なぜか他の部分の数倍速のペースでカビが生えていましたが、なるほどエプロン内部からカビの供給を受けていたのですね…。

というわけで、我が家の場合エプロンの掃除は年に1度では不充分だったということです。なお、一般的にはエプロンの掃除は年に1~2回でOKとされています。

エプロンの外し方は浴槽によりけり

まずはトリセツを確認

メーカーによってはエプロンが外れなかったり、自分で外すことを勧めていなかったりするものもあります。あるいは外れるようになっていても、外し方が難しかったりすることもあるようです。

まずはトリセツをよく読むか、メーカーに問い合わせてみましょう。自分で外すことができないものは、メーカーにメンテナンスを依頼するのが無難です。

プロのワザを盗もう

自分で外せるものでも、うまく外れなかったり不安だったり場合は、一度プロの清掃業者に依頼してみるとよいでしょう。

プロがどのようにエプロンを外すのか、掃除はどうやってするのかをよく見ておいて、分からないことは質問してみることをおすすめします。おそらく次回は自分でできるはずです。

エプロンの掃除方法

エプロンの掃除はカビ取りがほとんどですが、掃除する箇所は構造によって大きく違ってきます。

構造によってはかなり大変

我が家のエプロン内部はシンプルな造りで、内ブタ表面と外ブタおよび外ブタが接する四辺以外に掃除すべきところはありません。しかし浴槽と防水パンが丸見えになっているような構造だと、浴槽の下や浴槽の排水口なども掃除する必要があります。

掃除の方法についても、トリセツやメーカーのwebサイトを見たり、カスタマーサービスに問い合わせたりされるとよいでしょう。

エプロン内部の汚れはカビが大半

エプロンを開けて驚くのは、やはりびっしり生えたカビに対してでしょう。カビは手荒に扱うと、胞子が飛び散って浴室中に散乱します。寝た子を起こさないように、できるだけそっと取り除きたいものです。

泡タイプの塩素系カビ取り洗剤をできるだけ至近距離から、泡を被せるような気持ちで静かに噴射し、しばらくそのまま放置します。その後、緩めのシャワーで丁寧に洗い流してください。

残っているカビ以外の汚れは洗剤で落としますが、カビ取り洗剤の成分が残っていると「まぜるな危険!」状態になるので、ご注意ください。

なお塩素系の洗剤は、単独で使用している間にも塩素ガスが発生しています。塩素ガスは毒性が強いため、換気を確保した状態で掃除を始めることが大切です。念のためマスクの着用をおすすめします。掃除がすんだらエプロン内部をよく乾かしてからフタを元に戻しましょう。

カビを生やさないのが一番

エプロン内部の掃除は結構大変ですが、放置してカビまみれにしてしまうともっと大変です。

エプロンが簡単に外れるものなら、月に1度くらい外して消毒用エタノール(アルコールが苦手な方にはアルカリ電解水がおすすめ)を吹き付けてから洗い流し、よく乾燥させるだけでカビから解放されます。

けれども、ご自宅の浴槽が頻繁にエプロンを取り外すことを勧めていないタイプだったり、簡単に取り外せないタイプのものだったりするなら、浴室そのものを乾燥させることで対応するしかありません。

入浴を終えたらすぐにお湯を抜き、シャワーで水をかけ流してから換気扇を回します。浴室内全体を乾拭きしておけばなおよしでしょう。

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風呂カビの元凶・エプロン美化作戦完了

カビは生える前が勝負ドコロ

初めてのエプロン掃除で塩素臭にまみれながらカビと格闘したときに、こんな目に遭うのはもう御免だと思ったものです。

カビは姿が見えたときには時すでに遅しで、浴室全体がカビスタンバイOK状態になっています。表沙汰になる前に始末する…まるで悪代官のようですが、カビ対策にはこれが一番でしょう。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【天王山】です。

ずるずると決着がつかないときには、決戦の場を間違っているのかもしれません。天王山は意外なところにあったりするもので、そこを発見すればあらかた勝負はついたと思っていいのでは?

※今日はボタモチ、1個追加!

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