スマホ機種変更でSIMサイズを変更!カットしても大丈夫?

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SIMカード

ガラケーからSIMフリー格安スマホに乗り換えて以来3年が過ぎ、ついに機種変更することに。ところが、新しいスマホが届いたらSIMカードを差し替えるだけでOKだと思っていたのに、なんとカードのサイズが合わないということに気付き大慌てとなりました。

今回はSIMサイズの種類や実際に体験したサイズ変更の手続きのほか、カードをカットしても大丈夫なのかについてです。

機種変更でSIMサイズが合わない!

SIMフリーHUAWEI G6-L22を機種変更

3年前に筆者がガラケーから乗り換えたSIMフリースマホはHUAWEI G6-L22でした。

本体価格は2万円以下で毎月の使用料はガラケー時代の約5分の1。当時は中国製スマホということで若干不安はありましたが、何ら問題はなくて「こんなに安くて便利ならもっと早く乗り換えるべきだった」と後悔したものです。

ニ代目はHUAWEI P10 lite

以来3年が過ぎ、二代目としてHUAWEI P10 liteを選びました。

のんきな筆者は、機種変更なんてSIMカードを差し替えるだけですむと思っていたのですが、それは大間違いだったのです。

なんでサイズが違うの?

SIMカードには

  • miniSIM(25mm×15mm)
  • microSIM(15mm×12mm)
  • nanoSIM(12.3mm×8.8mm)

の3種類があってG6-L22はmicroSIMでした。ところがP10 liteはnanoSIMで、スロットに入らないことが発覚したのです。

端末に合わせてSIMカードも小型化してきたそうですが、サイズが違っても機能や容量は変わらないだけに、残念さひとしおでした。

SIMサイズの変更方法は?

なんと手数料が必要!

筆者はIIJmioの SIMカード(タイプD)を使用しているので、電話でIIJmioでのSIMサイズ変更手続きについて尋ねてみました。

担当のお姉さんのお答えは「SIMカードのサイズ変更には手数料2,000円+SIM発行手数料394円が必要です」というものした(価格は全て税別)。

3日ほどスマホが使えなくなる?

変更の申込はネットから簡単に行えますが、SIMカードが手元に届くまでに最短で3日掛かるうえ、変更申込直後から手元のSIMカードは使用できなくなるのだそうです。

実際にはWi-Fiが使用できる環境であれば、電話回線での通話やSMSなどのような一部の機能以外はSIMなしでも普通に使用できるので、どうしようもないほど困るというようなことにはならないようです。しかし、やはり不便さは否めません。

すぐに変更したいならカウンターで

すぐに変更できなければ困るという場合なら、IIJmio ではBIC SIMカウンターに直接赴くとその場でサイズ変更ができます。

手続きにはmioIDまたは登録メールアドレス、mioパスワード(音声通話機能付きなら本人確認書類も)と、2,394円に加えて即日発行手数料1,000円が必要です(価格は全て税別)。

BIC SIMカウンターがある店舗は都市部にしかないため、筆者は電車に揺られて『ソフマップ 神戸ハーバーランド店』まで出掛けました。

真っ黄色いコーナーでお兄さんが手際よく手続きしてくれ、10分ほどでサイズ変更は完了。あっけないほどの簡単さでした。

SIMは大が小を兼ねない

SIMサイズの変更手続きがこんなに早く終わるとは思っていなかったので、ついでに知人を訪ねようと思い立ちました。

そこで知人に連絡をとるため、店頭で買い求めたSIMカードアダプターにnanoSIMをつけて先ほどまで使っていたスマホに入れてみたところ、問題なく使用できたのです。

お兄さんの話によると、SIMカードは小さいものを大きくすることはできるが、大きいものを小さくはできないのだとか。

これから新しくSIMカードを入手する方は、nanoサイズを選んでおくといいかもしれませんね。

小さいカードはこのアダプターで大きくできる

SIMサイズをカットして調整できる?

カードをカットすれば使えそうだけど・・・

手続きの間にSIMカードを眺めていて、ふと「余白を切れば使えるのでは?」と思いお兄さんに尋ねてみたところ、「できないことはない」ということでした。

実際にカットする専用の道具が売られているし、自分で切ってサイズ調整している人もいるのだとか。

セルフカットをおすすめできない理由

しかしサイズが異なるカードは、大きさだけではなく厚さも微妙に違っていて、スロットに差し込むときフチに引っかかったり、取り出すとき端末の内部に残ったりすることがあるのだそうです。

また、カットするときに金色の端子部分を傷つけてしまったり、うまく切れたように見えても動作しなかったりすることもあるのだとか。

SIMカードが壊れた場合ならサイズ変更と同様の手続きで再発行すればすむだけなので、一か八かでやってみるのも悪くないかもしれません。

しかし、端末が壊れてしまったら損害は甚大です。自分でSIMカードをカットして使い回すことはあまり割のよい賭けではない、というのがお兄さんの見解でした。

スマホ機種変更でSIMサイズを変更・・・まとめ

小さいほうがいいことも

SIMカードのサイズが合わないなんて想定外でした。舌切雀のおじいさんのように、SIMカードも大きいものより小ぶりなものの方がラッキーなのですね。

SIMサイズの変更は、店頭であっという間にできたので問題はありませんでした。でも、これ以上SIMカードが小さくなると取り扱いが難しくなると考えられるので、小型軽量化はこの辺で打ち止めにしていただきたいものです。

次回の機種変更ではサイズの変更はしなくてすむことを祈りたいと思います。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【小兵】です。

昔「大きいことはいいことだ」というCMがありました。しかし現在のスリムなスマホより、出始めの頃の巨大な携帯電話の方がいいと思う人はあまりいないと思います。

※今日はボタモチ、1個追加!

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