野菜の皮は捨てないで!おいしい食べ方ともっと手抜きの料理法

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おいしい野菜

野菜の皮には栄養がいっぱい含まれているので、皮をむかずに食べるのが一番です。でも、料理によっては皮をむいたほうがよいこともあるでしょう。

今回は、そんなときにぴったりな野菜の皮のおいしい食べ方と、おまけとしてもっと手抜きできる料理法をご紹介します。

野菜の皮は捨てないで

皮は野菜の一部

野菜の皮をむいて料理した場合なら、皮は捨てずに利用したいものです。食費が節約できるし生ゴミも減らせるし、いいことずくめです。

参考野菜の皮はむかずに使える

捨てないで!そこも食べられます

野菜を料理するときに捨ててしまう部分は結構あります。

皮だけでなく固い部分やタネ、カボチャやニガウリのワタ、椎茸の軸など、容赦なく切り捨てている方が多いようですが、おっと!そこは食べられるのです。

野菜の皮がおいしくなる食べ方

皮を活用して一品

むいてしまった野菜の皮を使って、一品作ってしまいましょう。

かき揚げ

かき揚げをカラリと揚げるのは難しいもので、素材の水分が多いとベタつきがちになります。皮は実の部分より水分が少ないので、簡単にカラリと仕上げることができるのです。

コツは、衣の量をできるだけ少なくすること。小麦粉を水で溶いた衣に材料を入れるのではなく、材料に小麦粉を振りかけてから水を加えて混ぜます。

小麦粉の量は雪化粧程度、加える水の量は打ち水程度です。混ぜすぎないのがポイントで、材料がかろうじてまとまれば、粉が残っていてもOKです。

揚げるときは、できるだけ材料を薄べったくして、固まるまでいじらないようにしましょう。途中でひっくり返して両面色よく揚がれば完成です。

きんぴら

きんぴらの濃い目の味付けに負けない、皮の持ち味が活かされる一品です。

細く切った皮を炒めて、砂糖と醤油をからめればできあがりです。味噌で味付けしてもおいしい。豆腐とピーナッツバターを混ぜたもので和えれば、白和えに変身します。

ガレット

ジャガイモやサツマイモ、レンコンなどのでんぷん質系野菜の皮を使います。

皮を細く切ってボウルに入れ、ピザ用チーズと塩・コショウ・小麦粉・水少々を加えて混ぜます、フライパンに油をしき、材料を薄く広げて両面こんがり焼けばできあがりです。

干した皮のスープストック

切り干し大根や干し椎茸のように、野菜の皮も干すことで旨味が強くなります。

干した皮ひとつかみと1リットルの水、酒少々を圧力鍋に入れて火にかけます。圧力がかかったら火を止めて圧が抜けるまで放置すればできあがりです。玉ネギの皮やトウモロコシのヒゲも使えます。

皮以外もとことん活用

そこも捨てないで

皮の他にも捨ててしまいがちなブロッコリーの茎・キャベツの芯・椎茸の軸などは、普通に食べられるところです。

ブロッコリーの茎は、筋っぽいところだけを取り除いてスライスすれば、蕾の部分と一緒に料理に使えます。

キャベツの芯は、甘味が強くておいしい部分です。椎茸の軸も旨味が強く、捨ててしまうのはもったいないところ。

このふたつは細かく切って餃子の具に加えると、余計な水分が出ずとてもおいしく仕上がります。餃子が面倒なら、小さめに切って野菜炒めに入れるとよいでしょう。

タネやワタはどうする?

かぼちゃやニガウリのタネは、干してから乾煎りすればおつまみになります。

ワタの部分は普通に食べられます。わざわざ取り除くのではなく、実と一緒に料理してしまえば一番手間いらずです。

もっと手抜きできる料理法

皮むきを楽にする方法

野菜の皮をむくのは、案外手間が掛かるものです。とくに里芋の皮はツルツルとすべってむきにくい上、手がかゆくなるという方もおられます。

そこで手抜きテクを投入します。

よく洗った里芋は皮付きのまま茹でるか蒸すかして、味噌や塩を添えてそのまま食卓に出せば「衣かつぎ」のできあがり。皮は手で簡単にむけるので、食べる人にセルフでむいてもらいましょう。

煮物に使うなら半煮えくらいで取り出して、皮を手でむいた後で切ってから料理してください。

下ごしらえを楽にする方法

野菜を切るのもけっこう手間なもの。

大きめに切るだけで下ごしらえはかなり楽になります。また、大きめに切ればアク抜きの手間も省けます。

ナスやゴボウなども切った端から鍋やフライパンに投入すれば、変色しているヒマなどありません。

大きめに切れば栄養分の流出や損失も少なくてすむので、大きめに切ることはとても合理的な料理法といえます。

圧力鍋や電子レンジを活用

圧力鍋や電子レンジで栄養は?

圧力鍋や電子レンジでの調理は、栄養分が破壊されるという説があります。一方短時間の加熱ですむため、栄養分が破壊されにくいという説もありますが、素人には判断がつきません。

とりあえず毎日の食卓を手早く整えられるなら、それが一番ではないでしょうか?

道具の特性を活かして便利に使おう

忙しくても圧力鍋があればおいしい煮物が作れます。材料を切って火にかけて、圧力が掛かれば火を止めてそのまま明日の夕食まで置いておけば、煮崩れなしに味がよく染みた煮物の出来上がり。

蒸しナスは電子レンジなら手早くできて色よく仕上がります。ナスのヘタを取って皮に切れ目を入れてからラップで包んでチンした後、ラップのまま少し冷めるまでボウルに張った水に浸せばOKです。

便利な道具をうまく使って、合理的に手抜きしたいものです。

まとめ

野菜の皮がおいしく変身

食材をムダなく利用して合理的に手抜きしながら、おいしく食べるアイデアをご紹介しました。

野菜の皮や捨ててしまいがちな部分は、栄養たっぷりでおいしい部分なので、捨てずに活用していただきたいものです。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【成仏】です。

野菜といえども命を頂いていることに変わりはありません。ムダなくおいしく頂くことで、迷わず成仏してもらえると思います。

※今日はボタモチ1個追加!

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