野菜の皮をむかないで料理すれば食費が節約でき生ゴミも減る

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野菜

雑誌などで節約料理の特集として、野菜の皮の利用法が取り上げられていることがあります。でも、始めから皮をむかなければ、後でわざわざ皮だけ別に料理する手間が省けていいのでは?

今回は、野菜の皮をむかない料理法についてです。

野菜は皮をむかないといけないの?

皮をむくのは農薬が心配だから?

市販の野菜には農薬が使われている

スーパーなどで普通に売られている野菜には、たいてい農薬が使用されています。

家庭菜園などで野菜を育てたことがある方なら、野菜が大きくなる前にバッタや蝶の幼虫が穴だらけにしてしまうことをご存知でしょう。

市販の野菜についている農薬を取り除くために皮をむくという考えには、一理あります。

野菜に残っている農薬の危険度は?

野菜を安定して供給するために、農薬による病虫害の予防は必要なものです。

しかし、農家の方々はやみくもに農薬を散布しているわけではありません。病虫害を的確に防ぐため、タイミングをしっかりみて最適な量と種類の薬剤を使用しているのです。

また、農薬の中でも危険度の高いポストハーベストは、国産の野菜への使用が禁止されています。これらのことから、国産の野菜なら農薬への過剰な心配は不要といえます。

野菜の皮をむく目安

枝豆やトウモロコシのように、中身と皮との間に明確な区別がつくものは、皮をむいて食べるようにできているのです。

しかし、ほとんどの野菜は包丁やピーラーがなければ皮をむくことができません。一般的に皮をむくことが多いじゃがいもやレンコンも同様です。

大根や人参では、どこからどこまでが皮なのかもわかりません。

このような野菜では、わざわざ皮をむかなくても食べることができるのです。皮をむかなければ食べづらい野菜は、玉ねぎや里芋くらいでしょうか。

ゴボウやショウガなどは、皮をむいてしまうと味も香りも半減してしまいます。亀の子タワシや銅のクロスで軽くこすり取れば充分です。

【こするだけ!ほどよく皮が取れる】


野菜の皮をむかないと節約になる

食材と余計な手間を節約

せっかく買ってきた野菜なのに、タネやヘタを取り除いてゆくと食べられるところが減ってしまい、さらに皮までむけばもっと減ってしまいます。実にもったいないことです。

また、野菜の皮をむくのは結構手間が掛かりますが、むかすにすめば食材と手間が大いに省けます。食事は毎日のことなので、長期的にはかなりの節約になるのです。

栄養もムダなく

一般的に、野菜の皮と中身の間の部分に、ファイトケミカルと呼ばれる成分が多く含まれていると言われています。

また、野菜の外皮には、実の部分を守るため抗酸化作用の高い成分が多く含まれているのです。

皮の部分に食物繊維が多いことも見逃せません。デトックス効果が高く、便秘や生活習慣病の予防・改善に役立ちます。

さらに皮には、調理する際の栄養素の消失を防ぐ働きもあります。

このように、野菜の皮をむかずに使用することで、栄養のムダをなくすことができるのです。

野菜の皮を生ゴミにしないで

皮をむかなければ生ゴミが減る

台所の生ゴミ処理には気を使います。効果の高い消臭剤を使用すれば安心ですが、そもそも生ゴミを減らすことができれば、簡単に解決できる問題なのです。

野菜の皮をむかずに料理すれば、生ゴミを確実に減らすことができます。

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水分や臭いの対策は?

どうしても出てしまう生ゴミは、極力ぬらさないようにしましょう。シンクの中に捨てないようにすれば確実です。筆者はチラシの上に野菜のタネやヘタを集めてから捨てています。

ゴミ処理に頭を悩ませている自治体も、生ゴミの水切りを呼びかけていますが、濡らしてしまってから水切りをするのではなく、最初から濡らさないようにすれば簡単です。

生ゴミの水分が少なくなれば臭いも抑えられるし、収集日に出すゴミ袋は少し軽くなるでしょう。

まとめ

野菜の皮をむかなければいいことがいっぱい

野菜の皮をむかない料理には、いいことがいっぱいあることをご紹介しました。

栄養がたくさん摂れて、生ゴミを減らすことができ、食費の節約にもなる『皮ごと調理』で、食生活の合理化を進めて頂ければと思います。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【活用】です。

活かして用いることができれば、効果の最大化が図れます。使いようでモノの生き死にも変わってくるのですね。

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