家計簿を簡単に続けるコツは費目の分け方とつけ方にあった!

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家計簿

何度も家計簿にチャレンジしているけれど、ちっとも続かないという方へ。

家計簿は、根性や頑張りだけでは続きません(体験者語る)。家計簿が続かない大きな理由は、費目の分け方がわからないことと、つけるのが面倒なことにあるのです。

今回は、挫折しない家計簿のコツとして、簡単にできる費目の分け方とつけ方をご紹介しましょう。

家計簿を簡単に続けるコツとは?

まずは目的をはっきりさせよう

家計簿は何のためにつけるのでしょうか?収支を1円の違いもなく合わせるためではないはずです。また、家計簿の仕様に合わせて整然と数字を並べることでもないはずです。

何のために家計簿をつけるのかを、まずはっきりさせましょう。

筆者が実践している、お小遣い帳レベルのゆるい家計簿は、『家計を黒字化して、貯金を増やす』ことをめざし、『使える金額をはっきりとさせ、常に残高を把握できる』ようになっています。

ここがはっきりしていないと、どんな体裁の家計簿がいいのか、費目分けはどうしようかなどと迷いが生じ、家計簿をつけ続ける意欲もなくなってしまうものです。

とことん手間を省く

家計簿をつけ続けるには、少しでも面倒だと感じられるようではいけません。

筆者が愛用しているのは、100均で売られている、リングとじB4サイズの無地ノートです。

左上端から残高と日付、何にいくら使ったかを記入してゆきますが、1ページが大きいのでひと月1枚で収まり、見返すときや後で追記するときにとても楽。

このノートを、記入しているページが外側に来るようにして、クリップつきボールペンを挟み、机の横の書類立ての一番手前に、電卓とともに入れてあります。

『家計簿を取り出す→該当ページを開く→筆記用具と電卓を取り出す→電卓をたたく→記帳する』の手間を圧縮するための工夫で、究極のズボラ向け仕様だと、ひとり悦に入っています。

家計簿の費目の分け方は?

費目分けは、かなり面倒

食費・日用品費・光熱費・通信費・交際費・・・家計簿によっては、費目が10項目以上にもおよびます。

毎日使ったお金がどの費目に属するのか、これを考えるだけでもかなりの手間です。だから、面倒な費目分けはやめました。

固定費・半固定費・変動費で分ける

管理する範囲をできるだけ絞り込むのが、家計管理を簡単にするコツです。

そこで、家計から固定費と半固定費を切り分け、変動費のみを管理することにしました。

固定費

家賃や住宅ローン・保険料・学費・通信費など、一般的な家計簿でも固定費として計上するようになっているものです。

毎月定額で口座引き落としやクレジット決済されるものたちで、おおむね手取り額の半分を占めています。先取り貯金や家族のお小遣いも、ここに含めて取り除けます。

半固定費

年払いの保険料や固定資産税といった、毎月払いではないけれど、年間で定額課金されているもの。

Amazonの定期おトク便やサプリメントなど定期購入しているもの。

レジャー費や進級・進学時の学用品費、被服費、車両費といった、不定期だけどまとまった額で、いくら必要かが予測できるもの。

こういった出費たちは、半固定費として年額を概算で予算化し、月割りにして取り除けます。

これらを変動費に計上すると結構な額の出費となるため、平準的な管理が難しくなってしまうからです。

変動費

毎月の食材費や消耗品などの『生活費』は、特別なことがない限り、ほぼ定額となっているはずです。

1週間にトータルでいくら使えるかを決めておき、使うたびに残高を確認すれば、そんなに頑張らなくても予算内で収まります。

食べ盛りのお子さんがいるご家庭でも、1週間に2万円程度の額を管理するだけでいいので、家計簿の記入はとても楽にできます。

変動費は、特に費目分けしていません。

家計簿に記入する際は、『ローソン』『マックスバリュ-』『マツキヨ』などのように、買い物をした場所。あるいは、『○○展』『△△温泉』などのように行き先など、後で見てどういうシチュエーションで使ったお金なのかが分かればよしとしています。

固定費・半固定費には付箋を活用

固定費は予算が毎月同額なので、大きいサイズの付箋に書き込んだものを、リングノートの右上に貼り替えて使いまわしています。

半固定費は使うたびに、リングノートの右側から残高と日付、何にいくら使ったかを書きこみます。

たまにやるレシート取り置き

筆者は食費を使いすぎる傾向があるので、定期的にレシートを取り置いて細かくチェックしています。

参考レシート取り置きで家計のムダを検証

飲み会をもう少し減らしたいとか、コンビニでの買い物が多いように感じるとか、どなたにも『使いすぎポイント』があると思いますので、ピンポイントで管理を強化してみるとよいでしょう。

参考レシート取り置きで黒字化

おこづかいは別管理

筆者は、自分用の酒代・お菓子代・外食代は、おこづかいからまかなっています。食費に入れると、際限なく使ってしまう恐れがあるからです(主婦の特権?)。

このことに気付けたのも、食費のレシート取り置きのおかげ、おこづかいの中で管理するようになってから、歯止めが利くようになりました。

カード払いは現金扱い

家計管理の初心者は、できればカードを使わない方がよいといわれています。しかし、すでに使っているカードを一切やめてしまうのは、現実的ではありません。

使うカートを1枚に絞り込み、カードを利用したときに現金で払ったものとして、家計簿に記入します。これで、後日請求がきたときに、青ざめてしまうのを防ぐことができます。

家計簿が続く付け方は?

毎回記入するのがおすすめ

週末などにまとめて付けることを勧めている方もおられますが、筆者は断固『使ったその日に』派です。

何にいくら使ったかを振り返り、そのつど残高を確認することで赤字転落を防いでいるので、週末にまとめての記入では、『時すでに遅し』なのです。

家計簿を開くタイミングを決めよう

1日の中で、いつ家計簿を開くかを決めておきましょう。筆者の場合は、夕食の片付けが終わった後、財布の整理をしながらつけています。

ちなみに、財布が雑然としていると金運が下がるそうです。筆者は、レシートを取り出して家計簿に記入してから、50円以下の小銭は貯金箱に移動させて、月末にまとめて入金するようにしています。

つけやすければ媒体は何でもOK

家計簿の媒体は、アプリでもパソコンでもノートでも、あなたの目的に合っていて、つけやすく後から見返しやすいものなら、なんでもOKです。

いろいろ試してみて、気に入ったものが見つかればラッキー、見つからなければ、普通のノートで自作するとよいでしょう。

家計簿を簡単に続けるコツは費目の分け方と付け方・まとめ

最初から上手くはいかない

筆者は、お小遣い帳レベルのゆるい家計簿をつけ始めて半年くらいまでは、思うように家計の管理ができず、『こんなに頑張っているのに』『やっぱり家計簿なんでムダなのかも』と、かなり凹んだ時期もありました。

この危機を乗り越えられたのは、『家計の黒字化』という明確な目標があったのと、うまくいかない理由が、半固定費の管理がまだ軌道に乗っていないためであることが分かったからです。

家計簿のメリットを実感すれば続けられる

うまくいかない理由がわかったのは、家計簿をつけていたからこそでした。何度も挫折した家計簿を続けられそうだと感じたのはこのときです。

家計簿をつけるといいことがあると実感できれば、楽しみながらつけ続けることができるようになるでしょう。

今日のボタモチ

今日のボタモチは【切り分け】です。

よく分からないものに対しては、手の付けようがありませんが、対象をうまく切り分けることで、見違えるほど扱いやすくなるようです。

※今日はボタモチ1個追加!

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