お彼岸にお墓参りはいつ行くの?持ち物やお供え、マナーは?

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彼岸花

お彼岸にお墓参りは付き物ですが、いざ行くことになると、いつ行けばいいのか?何を持っていけばいいのか?お供えや服装、マナーは?とわからないことが多いものです。

そこで、お彼岸のお墓参りのイロハを予習しておきたいと思います。

お彼岸でお墓参りはいつ行くの?

日にちより時間が大切

お彼岸の中ごろにお墓参りをするのが一般的ですが、お彼岸の期間中で、特にこの日がお墓参りにおすすめというのはありません。

何日に行くかより、時間帯の方が大切で、通常は午前中に済ませることが多いようです。もし、午前中にお参りが出来ない場合でも、午後3時くらいまでにはすませた方がよいでしょう。

お彼岸中に行けないときは?

仕事などの都合で、お彼岸の7日間にお参りできなくても大丈夫です。少しくらい早くなっても遅くなっても、ご先祖様は怒りませんから。

お彼岸のお墓参り 持ち物やお供えは?

お参りに用意するものは?

  • 数珠
  • 線香
  • ろうそく
  • ライター・マッチ
  • お花
  • お供物(お菓子や果物、故人の好物など)
  • 半紙(お供え物の下に敷くために必要)

お供え物は何がいい?

お供え物に、特にコレでなければならないといった決まりごとはありません。

お供えはお墓参りがすんだら皆で頂くので、個装されているものが分けやすくてよいですね。

また、お供えが多いとすぐに食べきれなくて傷んでしまわないか心配です。日持ちのするものにしておけば安心です。

お供え物はいくらくらいがいい?

お供え物の金額は3千円から5千円程度が相場です。現金のみの場合も同じ程度、現金と品物の両方を送る場合なら、現金3千円と品物2千円が目安です。

掛け紙やのし袋は?

掛け紙(のしがなく水引のみ印刷されたもの)などは、お供えを買ったお店でつけてくれるので、おまかせしておけば大丈夫です。

現金のお包みは、のしの付いていないのし袋に『御供』と描いておけば問題ありません。水引は、関東が黒白で関西が黄白、共に結び切りのものとなっています。名前は普通の黒字で書きましょう。

お墓の掃除をする場合に必要なものは?

  • タワシ
  • ホウキ
  • 雑巾・古タオル
  • バケツ
  • ひしゃく
  • ゴミ袋

道具は家にあるもので大丈夫です。お掃除は、『優しく丁寧に』を心掛けましょう。

キレイにしようとスチールたわしやクレンザーでこすったりしてはいけません。たわしで洗う時も力を入れすぎると墓石に傷をつけてしまうため、注意が必要です。

苔むした墓石は風情があるようにも見えますが、取り除いたほうが墓石が長持ちするそうです。

お参りの手順は?

掃除の仕方は、とくに手順が決まっているわけではありません。周囲の雑草やゴミを取り除き、墓石を洗い清めて水気を拭き取ればOKです。

その後、水蜂や花立てに水をいれ、お花を生けてお供えを半紙の上に置きます。ろうそくと線香を手向ければ準備完了。改めて墓石に水をかけて、合掌・礼拝して終了です。

お参りの後、お供え物は持ち帰ります。また、お酒は墓石にかけるのではなく、墓前に供えるようにしましょう。

お彼岸のお墓参り マナーは?

お墓参りはお葬式とは違うので、あまり堅苦しく考えなくても大丈夫です。

ドレスコードはある?

普段着で大丈夫です。といっても、この普段着というのが難しい。

夏場の普段着はタンクトップと短パンにサンダルという方もおられますが、ここまでの軽装はNG(蚊に刺されるし…)。また、あまり派手な装いも避けたいものです。

もし、親戚の方たちと一緒にいくのなら、その方たちの装いに合わせましょう。基本的には略礼服か、黒やグレーの服でOKです。ただし、法要があるのなら礼服が必要です。

数珠の使い方はどうすればいい?

数珠は一応用意してるけど、どうやって使うのかわからないという方もおられるかもしれません。

宗派によって数珠の種類や扱いに違いがありますが、基本的を押さえておけば大丈夫です。

一般的には、数珠を左手で持っておき、お参りのときに数珠を持った左手に右手に添えるよう合掌するか、両手に数珠をかけて合掌をすればよいでしょう。

お墓参りができない場合

お彼岸にお墓参りができない場合、知らん顔するのはいけません。お墓を守ってくれているご実家やご兄弟には、お墓参りに行けない旨を連絡し、お供え物を送るなどの対応をしたいものです。

お供え物やお金を送るときには、お彼岸の中日までに届くよう手配しておきましょう。

お彼岸のお墓参りは尋ねてみるのが一番

一般的なお彼岸のお墓参りについて解説しましたが、お参りされる側のご先祖様や故人の方からすれば、別にどうでもいいことなのかもしれません。

実際に、お彼岸やお墓参りで気を遣う相手は、生きている人間なのですから、分からないことがあれば直接尋ねるのが早いでしょう。

お墓の諸々を取り仕切っているお寺や訪問先の方が、しきたりなどについては一番よく知っているはずです。

訪問する側がコレで間違いなしと思っても、勝手にコトを進めるよりひとことお伺いを立てておいた方が、うまくいくのではないでしょうか?

今日のボタモチ

今日のボタモチは【お伺い】です。

そんなの聞いてなかったと怒るのは筋違いで、こちらからお伺いするのが筋です。教え甲斐がある人だと思ってもらえたら、イイコトも教えてもらえるようになって、トクするんじゃないかな?

※今日はボタモチ1個追加!

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